ホストクラブに勤める有光重夫は人身売買ブローカーから逃げてきたというタイ人女性・トウイに出会い、彼女を匿うこととなった。しかしトウイは何者かに連れ去られてしまい、同じ頃、店の上客であった平沢しのぶも姿を消す。それから二カ月ほど過ぎて、トウイの死体が発見された。しのぶの背後にいるヤクザが有光への見せしめに殺したのか、それともブローカーによる私刑なのか…。
「貧者の核兵器」とも称される毒ガス-第二次世界大戦中、旧日本軍の最終兵器として大量に製造されたが、敗戦により未使用弾は地中深く埋められた。半世紀の時を超え、中国の奥地に遺棄された毒ガス弾が、腐食により環境を破壊し始めたと知り、著者は行動を開始する。戦争の負の遺産にかかわってしまった普通の人々の心の歴史を、ヒロシマのTVディレクターが克明な取材に基づいて綴る、鎮魂のルポルタージュ。
引っこしてきたばかりのマグナ町で、ルーシーは災難にぶつかりっぱなし。はじめて学校に行ったとたん、いじめっこに会う。パパとママは、やってくる核廃棄物の処分場をめぐって、大げんか。ルーシーの初恋は、マリファナで破れる。困難をくぐりぬけ、成長するルーシー。小学校4・5・6年向。
地球温暖化とCO2・森林伐採・DDT・人口問題…汚染と環境破壊の諸相を詳細にえがき、人類の責任と今後の方途を問う。自然との共生を模索した批判の書。
弁護士藤岡は学生時代、女に乱暴を加える男を投げとばし死に至らしめてしまう。同伴の友人はその場からの逃走をすすめた。長い逃亡生活の末、仲介する男から藤岡信夫の戸籍を買い、独学で司法試験に合格し弁護士を開業する。そんな或る日、本物の藤岡(今は馬淵)が現われ脅迫する。その後も彼の扱う民事裁判の周辺から過去に繋がる様々な人物が恐喝者となって現われる。サスペンス巨編第一弾。
新作ゲーム『封神演義』の原作をポケットサイズで先行発売!太公望率いる西岐軍に迫る、最強の敵・聞仲の刺客。十絶陣にとらわれたなたたちの運命は!?キャラクター&宝貝イラスト事典などビジュアルおまけつき。
気づかないうちにあなたの「体」も「心」もむしばまれている。環境ホルモン徹底ルポ。
どうも物理学というものは「何々とは何か」という問題にはあまり明確には答えてくれないようで、どのような数学的な表現が可能かという問題を扱う学問だと思います。この文章は、現在の物理学の実態を的確に表現しています。しかし、一般の人々の常識では、物理学とは「何々とは何か」という問題に答えてくれるか、または答えようと努力している学問だと思われているでしょう。物理学もかつてはそのようなものでした。また現在でもそのようにあるべきだと思います。「アインシュタインの夢」はアインシュタインが用いた数学的な表現を捨てた結果が彼自身の夢を実現することになり、宇宙から素粒子までのすべての「なぜ」に答えることになるという物語です。
世界を一つの妖怪がさまよっている。「世界恐慌」という「恐ろしい妖怪」である。平成金融恐慌突入をピタリ的中させた鬼才エコノミストが大胆予測。
人身売買ブローカーから逃てきたタイ人女性トウイを、ふとした縁で、ホストクラブのトップホストの有光は自分の部屋にかくまってやる。しかし、彼女は何者かに拉致され、二ヵ月後、死体となって発見された。一方、所沢市内の大学へ通う女子大生が、突然、消息を絶った。そしてもう一人の女性が矢踪した。殺害事件の捜査に乗り出した棟居刑事は-。
帰省する途中、大学生の醍醐と夢摘は車中に脱走した子供が紛れ込んでいるのを発見した。行きがかり上、送ることになった二人が辿りついたのは醜悪至極な幽霊病院。惨劇の記憶を封印した脱出不可能な館で首切り死体が次々現れ、惨劇はやむ気配すらない。奇怪でおぞましい真相、唯一無二の奇妙な味わいを堪能あれ。
コンピュータの2000年問題とは、西暦2000年1月1日に、コンピュータがいっせいに暴走を始めるという話ではない。それはすでに始まっているし、1月1日を過ぎた後も当分危機は去らないだろう。しばしSFやパニック小説の世界を離れて足もとを見つめよう。いま、ビジネス社会の現場で何が起きているのか。-日夜、2000年対応修正の気の遠くなる作業に携わるソフトウェア技術者が、この奇妙な人災の、あるがままの姿を報告する。