一生不犯の聖人といわれる法然には、少年時代に負った心の疵があった。人生に隠された深い哀しみの謎と人間像に迫る。
1999年に当時のファンハウスから発表されたセルフ・カヴァーをそのまま丸ごと再発売したもの。玉置の弾き語りソロ・ワークの完成形が凝縮している作品。特に「あの頃へ」はテレビ東京のドラマ「忠臣蔵」のテーマ曲にも抜擢、この作品で聴くことができる。★
歌い手が楽曲やサウンドに負けてヘナヘナになってしまうことはそれほど珍しくない。浜田省吾は常に勝ち続けてきた。シンガーとしての彼のパワーはすべてを従属させ、浜田省吾という存在を中心にひたすら走る。その意味で実にシンプルな人なのだと思う。
SBDの池田貴史やwyolicaのazumiらとのコラボやお笑い芸人ユニットのプロデュースなど、新たな活躍を見せるスネオヘアーのアルバム。タイトルしかり、彼にはせつなさや悔しさを織り交ぜた悲哀がよく似合う。アーティスト本人の力量を存分に発揮した会心作。
Overfllowの2005年4月発売の大作アニメーション・ゲームのヴォーカル・アルバム。KIRIKO、栗林みな実をはじめ、YUZUCA*、橋本みゆきといったアニメ/ゲーム界の人気アーティストが多数参加した豪華な1枚だ。
わずか1時間で61タイトルのオペラを収録した1枚。過去から現在まで数々の名曲の要所を外すことなく聴かせてくれる。デバルディなど20世紀を代表する歌手たちを揃え、演奏もお見事。
『GRAND LOVE』『ワインレッドの心』『ニセモノ』『スペード』という、4枚のアルバムから選ばれた楽曲に、NHK『みんなのうた』で流れた「愛だったんだよ」を加えたベスト・アルバム。自ら選んだ楽曲なので、そのメニューも興味深い。