本書は,筆者の長年の研究から,英米法の契約法・損害賠償法理論に関して論ずる論文,さらにアートと法の関係について,法を出発点とする一般的な視点に加え,逆にアートから法への視点から法を分析する可能性を探る論文を収録する。
表題に掲げる英米法と芸術法の研究は一見して連続性・関連性を有しているとはいいがたいが,英米法における条文に縛られない自由な思考を,現実社会で鋭く対峙する芸術と法を分析する視点に応用する。
第一章 イギリス法における契約解釈法理
第二章 契約書署名者の責任と抗弁
第三章 契約の修正と変更
第四章 損害賠償法の展開
第五章 芸術法の新たな展開
補遺「新リーガルリアリズム対旧リーガルリアリズム──『昔は良かったね』」(スチュアート・マコーレー著〔山口裕博訳〕)
デッサンの基本的な描き方から、人物クロッキーの方法、作品化の過程まで、ステップアップするためのコツを順を追って紹介します。
作品はすべて未完成。あなたの鋏で切抜作品(コラージュ)を完成させてください。
「これだ!というパステル画の参考書がない!」 この熱い思いが、この一冊にこめられた。 多年にわたる教室での指導経験から生まれた井手メソッドで極意を伝授。入門者から中級者まで、一項目を経るごとに体得されていくパステル画上達の階段を一歩一歩昇りませんか。
江戸の黄表紙、ピクチャレスク、マニエリスム、英国式庭園、辞書、博覧会、百貨店…この「デザインされた混沌」とは何か。
芸術の変貌の哲学的・社会的意味、芸術と自然・身体・メディアとの関わり、芸術解釈の特性、市場・画商・美術館・アカデミーが果たす役割etc.芸術学の今日的射程を測定する。
モダニズムは果たして自明か?そう問うことさえなく、「モダニズムの失効」を説く追従と無恥から、われわれはもう目覚めてもいい頃だ-さらに明晰な地平をめざし近現代の知の複雑多様を耕す、「モダニズムから」の出発。
「小さな芸術」「民衆の芸術」「芸術の目的」など、芸術と労働、自然をめぐるモリスの思想を伝える、1870年代の終わりから1880年代にかけての講演8篇を新訳で収録。
ルネサンスからカント、フィードラーによる自立的学の基礎づけを経て、現在に至る〈芸術学〉の理論と、〈美と芸術のかたち〉の変遷を検証し、今後を展望する。