“原著者が書いたとおりに訳す”この、当然のことが、いかに難しいかー翻訳のベテランが、数多くの実例を挙げながら、“なぜ間違えてしまうのか”“どうすれば間違いを減らせるのか”を指導します。翻訳に興味のある方々、翻訳家志望者の方々は、一項目ごとに「そうか!」と驚かれることでしょう。
生成文法は言語学の革命だったのかーチョムスキーの言語学と彼のラディカルな政治批判の関連を論じ、思想としての言語理論の問題を根底から問う。チョムスキー理論とはなにか、その思想的背景はなにかに、はじめて明快に答え、論争をよぶ問題の書。
現在地球上に存在する約五千の言語は、どのように発達してきたのだろう。オーストラリアの言語学者ディクソンは、変化の少ない長い平衡期と、言語が急激に拡張・分裂する短い中断期が繰り返されたとする新しい仮説、断続平衡説を提示する。さらには、異文化接触によって消滅してゆく少数言語に対して、言語学はいま何ができるかを熱く語る。
二〇〇二年三月、例年より早い桜の開花を見ずに千野栄一は亡くなった。本人の講義はもう聞くことができないわけであるが、本書には講義に値する内容がたっぷり詰まっている。言語学を学ぼうと思っている人たちの入門書としてだけでなく、少しでもことばに関心がある人なら必ずや興味を持って読んでいただけると思う。ぜひ本書で多くの方々に彼の言語学に対する真摯な姿勢と情熱に触れていただきたい。
ちょっとした言葉で人を傷つけてしまうことはよくある。しかし、逆に、何気ない一言で相手に感動を与えることもできる。友人、先輩、後輩、パートナー…その心を動かすポイントがわかり、相手をその気にさせる、「話し方」ノウハウ。
ヒトの子どもは聞いた言葉を単に真似ることによって話せるようになるのではない。無意識のうちに文のパターンを知り、文法を心(すなわち脳)のなかに作らずにはいられないから、言語を身につけることが可能なのだ。さらに、音楽、視覚、思考、文化など人間知性の他の領域に目を向けても、言語習得に見られるのと同様の能動性を見出すことができる。ヒトは誰でも言語を話し、理解する。これは明白な事実である。しかし、だからといってそれを説明するのも簡単であるわけではない。著者は本書で、私たちが言語をもつための必要条件をじっくりと検討し、そこから得られるヒトの性質についての深い洞察を示している。
日本人が意外に知らない敬語の常識。敬語がわかれば、日本語はわかる。
「少ない」「短い」「決まる」会議へ変える!会議に使えるテンプレートをサイトからダウンロードできる。
会議、ミーティングが驚くほどうまくいく。
脱暗記!論理的な思考を育てる実践テキスト。レポート・論文の論理を組み立てるための方法と実例が満載。
勤めていた工場の廃業によって、小関さんが50年間誇りにしてきた肩書「旋盤工・作家」が消えた。仕事を守りつつ、生活と現実から実感する喜びと悲しみを作品として書くことは、人生にどんな意味をもつのか。いま、自分と社会について深く考えるために文章を書こうとする人々に表現することの精神と方法を、自らの体験をもとに語る。
宮沢賢治の作品というのは、自然の風や木や水や地などからもらったものが大きいので、自然の中で生きている身体の感覚を私たちによみがえらせてくれます。言葉をつなぎ合わせた感じではなく、身体で感じ取った感覚がそのまま言葉で表現されているので、声に出して読んだときのリズムがすばらしいのです。ぜひ音読破して、宮沢賢治の世界を楽しんでください。
「こうしてほしいけど、言ったら気を悪くするかな?」「これを言ったら嫌われるかな?」-こうした「困った場面」はよくあります。でも、言いたいことを言わずに我慢ばかりしていては、不満は募るばかり。いつまでたっても状況は変わりません。そんなとき、人間関係に波風立てず、上手に要望を相手に伝える話し方があります。もうムカムカすることも、イライラすることもなくなるでしょう。
オーソドックスな結婚式から人前結婚式、1.5次会、二次会、おめでた婚など11パターンの司会進行を解説。
量子論の再検討をとおして、現代の科学や思想にパラダイムの改変を迫り、物質・意識・言語・世界の本質へと肉薄する。流態、隠れた変数、世界管描像、ホログラフィーなどの理論を駆使し、内蔵秩序をそなえる分割不可能な全体としての世界像を提示。知の断片化を超克し、全体像の回復をめざす画期的な論考。
言語は「正しさ」と「豊かさ」のほかに「らしさ」…つまり、その言語にとって「自然」と思われる表現が、重要なポイントになります。より「らしい表現」にたどり着くには、どうすればいいのでしょうか?行く手を
「話す」より「聴く」ことのほうが難しい!!相手に心を開かせる言葉、しぐさ、表情…能力を引き出し、たしかな信頼関係を築く会話術の極意を伝授。