都市という人工環境にすむ野鳥たちは、人との共存を通じて生態の不思議、適応の巧みさを教えてくれる。長年にわたって都市鳥の観察・研究を続けてきた著者が、そうした鳥たちのあり方をもとに、人と自然とのかかわり合い、二十一世紀における都市の環境問題に洞察をめぐらした好著。
本書は、著者の実体験から、日本の鳥類学や鳥獣保護の発展の歴史をつづったものである。
バードウオッチング。野外の空気に触れ、風の音、木の葉のざわめきに耳を傾けながら野鳥の鳴き声を探って自然の中に分け入る愉しみ。知らない鳥を見かけたら、本書で探そう。野に、山に、川に、海に、里に環境別に見かける日本の野鳥約200種を生態、特徴、鳴き声で検索できる。一目で鳥がわかる美しいイラスト入り、野鳥観察のガイドブック。
平安時代も中葉の末、寺奴の五郎次は出世を願い、千人の女と交われば願いが叶うという“千人供養”を始めた。ある夜寺の命令で墓守りをしていた五郎次は、抜群の神通力があるといわれる「外法頭」をもつ大臣の首を盗んで旅立ち、この首を餌にミコの股を盗み、また舌先三寸で信仰厚い女たちを騙して大願の成就へと近づいてゆく…。巻末に著者のライフワークの一端となる「偽造中国史&偽造日本史の全景」を収録。
自然へ愛情を注いだ『野草雑記・野鳥雑記』と風景論『豆の葉と太陽』、伝統的な遊びの意味を語った『こども風土記』、民俗学の先人の伝記研究『菅江真澄』。
鳥声録音の第一人者、蒲谷鶴彦氏が記録した日本の自然の音の風景。鳥をはじめ、風、波、虫、他の動物たちの声がつくる音の風景。礼文、利尻から風蓮湖まで北海道14か所の地へ、部屋から旅立つ音の旅。
鳥声録音の第一人者、蒲谷鶴彦氏が記録した日本の自然の音の風景ー鳥をはじめ、風、波、虫、他の動物たちの声がつくる音の風景。戸隠から小笠原まで関東・中部14か所の地へ、部屋から旅立つ音の旅。53種の鳥の鳴き声図鑑。
鳥声録音ひとすじの蒲谷鶴彦氏が記録した日本の自然の音の風景。東北・関東14か所の地へあなたを音の旅へと誘います。
鳥声録音の第一人者、蒲谷鶴彦氏が記録した日本の自然の音の風景ー鳥をはじめ、風、波、虫、他の動物たちの声がつくる音の風景。吉野川河口、諌早湾から与那国島まで四国・九州・沖縄14か所の地へ、部屋から旅立つ音の旅。58種(全5巻では203種)の鳥の鳴き声図鑑としても使えます。
鳥声録音ひとすじの蒲谷鶴彦氏が記録した日本の自然の音の風景。中部・近畿・中国14か所の地へあなたを音の旅へと誘います。
身近な野鳥を楽しむなら、これだけ覚えれば十分と言える33種を精選。さらに、見た鳥を特定する近道の大きさインデックスつき。掲載順=身近な順番が基本方針。夫婦や親子、友人で、スリー・ステップを昇ってゆけば、いつの間にかベテランの入口までご案内。ベテランほど、姿より声で鳥を判別するもの。「声は聞こえど、姿は見えず」に強い味方の、楽しいナレーション入りCDつき。チェックリストや索引を裏表紙見返しに入れるなど、野外での使いやすさを最優先。お薦めの探鳥地や種々の相談窓口、本書を卒業後に使う図鑑など巻末情報も満載。
かたちの特徴から考える、彫刻のテーマの正しいとらえ方。東照宮の神職を勤めながら、陽明門等の彫刻をもとに、日本から中国までの資料を調査。モチーフを図像的な見地から整理・分類した、長年にわたる研究の集大成。