ウサギのジュディには、子どもの頃からの夢があります。それは、大都会ズートピアではたらくこと。それも、大きな動物たちに負けないりっぱな警察官として!そんなジュディは、ある日キツネのサギ師、ニックと出会います。やがてふたりはコンビを組んで、平和なズートピアにうごめくおそろしい陰謀に立ち向かうことになるのです。
陶芸家のエドマンドは東京の大叔父の部屋で出会った264の美しい根付に魅了された。やがて根付を相続した彼は、その来歴を調べはじめる。根付を最初に手に入れたのは、彼の曾祖叔父だった。19世紀後半に日本から輸出された根付はマルセイユに上陸して、美術蒐集が趣味の曾祖叔父の手に渡った。根付たちは華やかなりし頃のパリでプルーストやルノワールに愛でられ、その後、ウィーンの大富豪の親類の手に。だが、ナチスの魔の手が一族と根付に忍びよってくるー。根付の壮大な旅路を追いながら、エドマンドは一族の哀しい歴史を知る。全英を絶賛の渦に巻き込んだ傑作ノンフィクション。「エコノミスト」紙、「サンデー・タイムズ」紙コスタ賞ブック・オブ・ザ・イヤーに選出、王立文学協会オンダーチェ賞受賞。
ぼくはうさぎちゃん。いつもはへやのなか。よるはかごにいるけど、ちゃんとあけかたしってるんだ(ないしょだよ)
ようやく想いを通わせたロイスリーネとジークハルト。手を繋いだだけで頬を染める付き合い初めのカップル状態の一方で、ロイスリーネにもたらされた祝福の秘密が明かされる。改めて彼女を守ろうと誓うジークハルトだが、ある日を境にうさぎから元の姿に戻れなくなってしまった!夫の姿を探し、ロイスリーネが行き着いた部屋にはなぜかうさぎがいて…!?
原因不明の難病で入院中、三度も死にかけた私。さらに薬の副作用で人格まで変容し、自分を見失ってしまう。やがて仕事もなくし、鬱状態に陥り、ついに自殺未遂を起こすまでに…。激動の渦中に文章をつづり、当時の自分を客観的な目で振り返って考えた、「生」とは、「言葉」とは、そして「私」とは。極限体験に際した人間の脆さを凝視し、思いがけない強さを発見する、特異で壮絶な魂の手記。
日本の特別天然記念物、神秘の森に棲む。奥深い森に棲み、また夜行性のため、謎に包まれていたアミマノクロウサギの暮らしぶり。本書は、繁殖、乳ねだり、授乳、父ウサギの育児参加、放尿、マーキング、鳴き声発しなど、著者が初めて撮影に成功した写真の数々で構成する。
だんまりうさぎは星いっぱいの夜空をみて、いいことをおもいつきました。おしゃべりうさぎにも、ないしょのけいかくです!はたけをたがやしたり、おまつりにいったり、おしゃべりうさぎといっしょのじかんがどんどんふえるだんまりうさぎです。小学2・3年生から。
小料理屋「ゆきうさぎ」でバイトを続けている大学生の碧。若店主の大樹は最近、豚の角煮の研究をしている。先代の女将が、唯一レシピを教えてくれなかった料理だそうだが、その理由とは一体…?暖簾をくぐれば“おいしい”が聞こえる、小料理屋が舞台のほっこりドラマ。仲直りの手まり寿司、憂鬱に効くメンチカツ、再会の日替わりかき氷…などをご用意しています。
昼間のパート募集を始めた小料理屋「ゆきうさぎ」。応募してきたのは、夫と別居し、ひとり息子と実家に身を寄せているというわけありの主婦で…?大樹に憧れる少女の出現により、碧との関係にもついに変化が…!?母想いの少年を励ます親子丼、仲良し女子高生が食べる味噌グラタン、働くおひとりさまにエールを送るビーフシチューなどなど、ご用意しています!
動物たちがみんな、こわくてたまらない、なぞのかいぶつ「はらぺこぴょんがぶりん」!その正体は…?英国で発売後たちまち13カ国で出版決定!読み聞かせがもりあがる、とびきり楽しい絵本。3さい〜
わなにかかってけがをした、小さなうさぎをたすけたおじいさん。雪のふる寒い日、娘がおじいさんの家の戸口にたっていた。家の手伝いをしながら泊まりつづける娘、いつしかおじいさんの家は、ふしぎなあたたかさにつつまれていく…。
ウサギ観察歴50年。ベテラン動物写真家が贈る北海道のノウサギたちの日常!
『不思議の国のアリス』のシロウサギはなぜいつも遅刻するの?ハートの女王の宮殿でお仕えする以外の時間は何をしているの?結婚しているの?子どもはいるの?シロウサギの奥さんの日記を通して、この小さな家庭の私生活をのげき、子どもらのことを知れば、『不思議の国』の別の顔が見えてくるでしょう…