わたしたちの生活になくてはならなくなったWebをプラットフォームとして,目的地までのルートを検索したりショッピングしたりするなどさまざまなアプリケーション(Webシステム)が数多く動作している。必要に応じてWebサービスやツールを適切に取り入れてWebシステムを開発するためには,Webサーバとクライアント(Webブラウザ)がどのようにメッセージをやり取りしているのか,現在のWebシステムには欠くことのできないデータベース,Webサービスの基礎となっているXMLなど幅広い技術を身につけることが不可欠である。さらに,このような幅広い技術とともに,それらが社会や生活の中でどのように活用されているのか,またそのときのポイントは何かを理解することWebシステムを開発するためには非常に重要である。
そこで,本書は,Webシステムの開発に不可欠な技術的な側面と社会的な側面の両方を体系的に理解できるように解説する。技術的な側面の解説では,具体的なプログラムコードも取り上げ,Webシステムを開発するために必要な知識と技術を詳細に説明する。社会的な側面の解説では,地域コミュニティでの応用を中心に,Webシステムの開発・実践例をシステムの目的や工夫なども含めて紹介し,身近な現場で重要な技術を説明されている。
さらに,大学の学部レベルの情報系学生向けの教科書として利用されることも想定しており,これからWebシステムの開発や実践に取り組みたい人の入門書・参考書として利用されることを期待している。
第1章 Webシステムの概要
1.1 Webシステムとは
1.2 インターネット
1.3 Webシステムの歴史
1.4 HTMLとURIとHTTP
1.5 Webシステムの構成
第2章 HTTP
2.1 HTTPとは
2.2 HTTPリクエストとレスポンス
2.3 リクエストメッセージの詳細
2.4 レスポンスメッセージの詳細
2.5 TCP/IPの基礎知識
第3章 クライアントサイド技術
3.1 クライアントサイド技術とは
3.2 HTML
3.3 クライアントサイドの動的処理技術
第4章 サーバサイド技術
4.1 サーバサイド技術とは
4.2 フォーム処理
4.3 サーバサイドの動的処理技術
4.4 データベース
第5章 Webサービス技術
5.1 Webサービス技術とは
5.2 XML
5.3 XMLWebサービス技術
5.4 REST方式のWebサービス
第6章 Webプログラミング技法
6.1 Webプログラミング技法とは
6.2 マッシュアップ
6.3 セッション管理
6.4 Webシステムのセキュリティ
第7章 Webシステムの事例
7.1 ソーシャルメディア
7.2 地域情報システム
人気作家18人の読書ライフ。インタビュアーはTBSテレビ「王様のブランチ」BOOKコーナーでも活躍中の瀧井朝世。
Webデザインの現場に立つその前に。日々、進化を続けるWebデザインの基本ノウハウを詰めこみました。
BtoBは「わかる人」にだけ伝わればOK。○×△の表示は世界では通じない!?「翻訳」ではなく「ローカライゼーション」を。海外向けWebプロモーション実績No.1のプロが教える世界を商圏にするコツ。
Webデザイナーとしてやっていくのに必要なすべてを網羅!
Webデザイナーを目指すなら、HTML/CSSの知識とスキルは不可欠です。でも、それだけではありません! デザインするだけで仕事になるのは、Webデザイナーの中でもほんのひと握り。「Webサイトを作りたいんだけど……」とクライアントに言われて引き受けた案件を無事に納品するには、Webページをデザインする以外にもたくさんの仕事があります。
それを、仕事をしながらひとつずつ調べていくのは負担でしかありません。だから、仕事のすべてを先に学んでおきませんか? 勉強するのがHTML/CSSだけでは足りません。Webデザイナーで食っていきたいなら、そのすべて学んでおきましょう!
本書で学ぶのは、案件を引き受けた直後から、納品できる状態のWebサイトを構築するまで。最も最初の段階は、クライアントにヒアリングして要件を定義するところからです。クライアントが作りたいのはコーポレートサイトなのか、ランディングページなのか、オウンドメディアなのか、あるいは別のWebサイトか?正しくクライアントの意図を聞き出して要件を定義するのに、適切な方法を紹介します。
最も重要なのがプロトタイピング。ここでは業界標準のツールである「Figma」の使いこなしが必要です。要件に基づき、クライアントの要望を取り入れながら、Webサイト全体の構成を固めながら、個々のページの動作や遷移を決めていきます。
プロトタイプがきちんと作れれば、HTML/CSSで実装します。デザインの基本は重要ですが、独創性のあるデザインが求められているわけではありません。クライアントが要望するWebサイトやWebページを作るのが重要です。そのために必要な知識と、要望を形にするための最短距離を指南します。仕事ですから、時間は重要。最速で正解に到達するための手法を紹介します。
多くの案件では、デザインして終わりでは済みません。Webサイトとして公開するまでがお仕事です。ただ、Webデザイナーがインフラにもくわしくなれというのは困難です。そこで、WordPressでのサイト構築を武器にしましょう。これなら、専任の管理者がいないクライアントでも運用が可能です。
本書では単なる仕事の紹介ではなく、仕事の進め方だけでもなく、実際に仕事を進めていくうえでの技術的な知識とスキルも身に付けられるよう構成しました。「Figma」「WordPress」といった無料で使えるツールだけでなく、「Illustrator」「Photoshop」にも精通できるよう、また「PHP」「jQuery」など、いずれ知っておくと武器になるWebプログラミングも簡単に紹介しています。
プロのWebデザイナーを目指す人なら、ぜひ本書でその第一歩を踏み出してみませんか。
大人気のWebアプリケーションフレームワーク「Django」をマスター!PythonとDjangoの基本、具体的な開発のステップからデプロイまで、現場で使える力を身につける。
Web3時代の勝者となるためのAI戦略、
あるべき組織の姿を指し示す渾身の1冊
時代がWeb3によって大きく変わろうとしている。ブロックチェーン、NFT、SBT、メタバースといった技術が後押しし、中央集権から非中央集権へネットの構造が変わる。Web3による変化は、過去10年にわたって、Web2.0の潮流とともに“ぐるぐるモデル”で世界を変えてきたAI(人工知能)と融合しながら、さらにDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速する。舞台の中心となるのは、これまで巨大市場になると言われながらなかなか具現化してこなかった社会課題の解決だ。
本書は第1部でWeb3がもたらす変化の本質、さらにAIによるDXの本質となる“ぐるぐるモデル”、社会課題解決が急成長ビジネスになる理由、さらにこれら変革のカギとなる独自のBASICsフレームワークを紹介。第2部で、Web2.0、Web3とAIによる国内外の30を超す注目事例を掲載する。そして第3部では、Web3時代の勝者となるに企業の組織・スキル・マインドセットがどうあるべきかを解説する。これからの時代を勝ち抜く企業の必読書。
はじめに
第1部 Web3とAI
第1章 急速に高まるWeb3への関心、本質は価値観の変化
第2章 Web3時代に必須なAIのぐるぐるモデルとデータの価値化
第3章 Web3時代のAI・DX戦略
第4章 重なり合う公共とビジネスの課題解決
第5章 社会課題解決フレームワーク「BASICs」
第2部 AIが10の社会課題を解決
第6章 世界が直面する10の社会課題とは
第7章 心身とも健康を保ち続ける
1)超高齢化社会に対応する
2)高度医療、パンデミックに立ち向かう
3)ウェルビーイングに過ごす
4)ワークスタイルの変化に対応する
第8章 環境変化に対応し持続する
5)気候変動に対応する
6)脱炭素、省資源に挑む
7)食料危機を回避する
第9章 地域やビジネスを強くする
8)サプライチェーンを守り、ビジネスを継続させる
9)地方や中小企業を維持、発展させる
10)持続可能な生産・製造を実現する
第3部 Web3時代のAI戦略を成功に導く組織・スキル・マインドセット
第10章 「体」自律的な組織でAIファクトリーに変貌
第11章 「技」デジタルとイノベーティブの2つのスキルを獲得する
第12章 「心」前向きなマインドセットが成長につながる
おわりに
標準手技をマスターし、さらに上を目指す血管内治療医のための実用書。手術で遭遇する難症例/合併症/困った場面を乗り切るためのコツ・ポイント、「目からうろこ」の見方・考え方・テクニックが満載。臨床場面に即した会話形式で理解しやすく、動画も充実。
26年の歴史を持つWeb構築のスペシャリスト集団「KINOTROPE」の代表で、業界のエバンジェリストでもある生田昌弘独自の視点で、問題を指摘するとともに、解決への道筋を明確に示します。
新興企業から大手企業までいっせいにWeb3の世界に進出!
Web3・NFT・暗号資産・メタバース・DeFi(分散型金融)などの基礎知識から、儲け方までをやさしく解説します!
●「NFT」によって、「新たな資産」の概念が誕生!
●「ゲームで遊ぶことでお金が稼げる時代」到来!
●「寝て稼ぐ・食べて稼ぐ・聴いて稼ぐ」
●仮想空間!「メタバース」で稼ぐ
●超楽ちん! DeFiで「ほったらかし」で稼ぐ
【目次】
第1章 今注目のWeb3とは
第2章 Web3で稼ぐために必要なNFTの基礎知識
第3章 NFTでお金を稼ぐために必要な5つの準備
第4章 Web3でお金を稼ぐ9つの方法
現在就職試験の主流となりつつあるWebテスト(玉手箱・WEBテスティング)を、簡単かつ効率的に学習できるように作成。各問題は、Webテスト画面を再現した形で掲載。
問題演習部分は、玉手箱とWEBテスティングを5日間で攻略する「5日間完成プログラム」と、本番さながらにWebテストを体験できる「実力模試」で構成。
取り外せる便利な別冊解答・解説。答えを隠せる赤シート付き。
▼「はじめに」より
本書は、Webアプリケーションの構築方法として入門的なApache Tomcatサーバに焦点を当て、その動作のしくみの学習とWebアプリケーションを作る手順について小さなサンプル作成を通して学んでいくものです。また、インターネットを身近に利用するとき今日ではサーバのしくみに脆弱性対策は欠かせない条件となっており、こうした観点にも触れています。
●対象とする読者
本書は、次のような技術に関する基礎的な知識を有している人を対象に、サーバサイドJavaを使ってWebアプリケーションを構築できるようになることを目標としています。
・Javaプログラミングの基礎知識
オブジェクト指向技術(継承、インスタンス、実装、ポリモルフィズムなど)の簡単なプログラムをJavaで作成することができる。
・データベースに関する基礎知識
リレーショナルデータベースに関して基礎知識とテーブルの作成、検索、更新、削除などをSQL命令で操作できる。
・HTMLの基礎知識
<table>や<form>など基本的タグを理解している。また、HTMLを使ってWebページを作成することができる。
・インターネットプロトコルの基礎知識
TCP/IPの概略とOSI階層を理解している。クライアント/サーバ間のパケットの要求・応答を理解している。
仕事の概要、構築、管理、集客、分析、改善、セキュリティと法律…etc充実の内容です。会社のWebサイトをまかされたときの最初の1冊!
いまさら聞けない実際の業務で困らないノウハウがギッシリ詰まった入門書です。小さな会社のウェブ担当者から個人事業主まで必読の一冊!
教育機関でロングセラーのWebデザイン教材の新装版。Webサイトの基本コンセプト立案からスマホ対応サイトの模擬構築までを網羅。
本書は、公衆衛生学の基礎事項について最新の知見を盛り込みながら、やさしく解説したテキスト・参考書である。集団における健康増進、疾病対策、食品衛生、環境衛生、地域保健、産業保健、学校保健などについて、図表を多用し幅広い視点から紹介する。また、随所に関連するWEB情報へのアクセスができるように配慮されている。栄養士や管理栄養士を目ざす人はもちろん、医療関連の専門職を志す人をはじめ、健康づくりのための意識向上に関心のあるすべての読者にお勧めしたい。
本書は、オブジェクト指向データベース言語であるCaché ObjectScriptとWebページを作成するためのCaché Server Page( CSP)のプログラミングの技法を解説したものです。データベースを中心に、HTML のフォームに入力されたデータをデータベースに新規保存する方法。修正保存する方法。データベースから必要なデータを検索する方法。検索したデータをHTML のフォームに表示する方法。ホームページに表示する方法。CSV ファイルに書き出す方法。CSV ファイルからデータを読んでデータベースに保存する方法。各種の計算方法等を説明しています。
各章の内容は以下のとおりです。
第1章 CSPの基本を覚えよう :ネームスペース、クラス、プロパティを定義すれば、ウェブフォームウィザードによってホームページが自動的に作成されます。
第2章 データベースの作成 :第1章の身長を登録する例を参考に、本格的なデータベースを作成します。例題では、個人番号、氏名、身長、体重のデータベースを作成しています。
第3章 数値計算:Caché ObjectScriptの数値計算方法を習得しましょう。例題として、ちょっと計算ゲームに近いようなものを紹介しています。
第4章 統計解析:第3章で学ぶ数値計算方法と第2章で作成するデータベースに保存されているデータを用いて、簡単な統計計算をする方法を習得しましょう。
第5章 画像の表示 :画像の表示方法を学びます。データベースに保存されているデータをホームページに表示するための、さまざまな方法を勉強しましょう。
第6章 画面構成:簡単な画面推移図を作成します。第5章までに作成した画面と比較しながら、ログインやメニューから見たいページを選択できるようにする方法を習得しましょう。
第7章 全章のまとめ:データベースに関する基本的なことは、第1章から第6章の中に網羅されています。この章では変数と配列について解説しています。変数と配列を利用すると、より高度なプログラミングを習得できます。さらに全章のまとめ、Caché ObjectScriptのコマンドと関数、プログラミングに関する用語についても触れています。
Webパフォーマンスの基礎知識から最適化テクニックまで!
本書はWebパフォーマンスの実践書『Web Performance in Action』の日本語版です。Webサイトをより速くするためのテクニックを網羅的に、かつ丁寧に解説した一冊です。
Webパフォーマンスの基礎知識から、CSSの最適化、クリティカルCSS、画像のレスポンシブ化・最適化、フォント、JavaScriptの高速化、サービスワーカーを使ったパフォーマンス向上、データ転送の効率化、HTTP/2、gulpを使った自動化まで、Webページ・サイトのスピードをアップするために知っておくべき知識とテクニックを徹底的に解説しています。
【本書の特徴】
○Webパフォーマンスを向上するためのテクニックやツールを全般的・体系的に学べる
○パフォーマンス向上テクニック、画像・フォントの最適化、HTTP/2と最適化フローを解説
【前提知識】
○Web開発の基礎知識(HTML/CSS/JavaScript)