二〇〇四年に創業一五〇周年を迎えるルイ・ヴィトン。本書は、その日本での歴史ーひとつのブランド・ビジネス・モデルがつくられた二五年の物語。ルイ・ヴィトンジャパンの社長が語るリアル・ブランド・ストーリー。
“種の絶滅”という自然の危機がこのまま進むと私たち人間はどうなるのか?人間にしのびよる見えない危機。
本書は、脳科学の最先端のさまざまなトピックを、基礎的知見から量子脳理論まで、わかりやすく解説した貴重な試みである。
伝統的な戦略論の簡潔で平易な解説にとどまらず、ベンチャー、地域企業、戦略的社会性など、新しい環境の下での新しいイシューを盛り込み、時代のニーズに応える枠組みを示す野心的なテキスト。ケース、エクササイズコラムなど学習効果を高める工夫も細やか。
ランダムな変異という材料を自然選択のふるいにかけるだけで、生物たちの見事な形態と機能が都合のいいスピードで進化できるのか?複雑で精巧な組織は、なぜ未完成の段階で淘汰されずに進化できたのか?ダーウィン進化論の最大の弱点とされてきた謎が、進化発生学という新領域で解き明かされようとしている。この新理論では、遺伝子の単なる「乗り物」にさえたとえられた生物の血肉の部分が、進化に道をつける主役に据えられる。しかも、生物の複雑さを還元主義的に解体して遺伝子に行き着くのとはまったく別の方向に、進化のメカニズムを探るべき広大な地平が開かれていることに、読者は目を瞠るだろう。本書の理論は「弱い連係」「探索的挙動」「拘束とひきかえの拘束解除」といった、生物を形づくる複雑なネットワークが生み出す性質に支えられている。複雑さそれ自体が、一見都合のいい進化に本質的な役割を果たしているのだ。本書は新しい進化観を展望する山頂へと、ふもとから一歩一歩、着実に読者を導いていく。このめざましい進化観の変革を見逃す手はない。生物系のモジュール化とパターン化の基礎となるプロセスが、進化史のなかで保存され変化しないという議論や、その拘束が表現型の拘束を解除するという見解は、生物学の幅広い領域を刺激するだろう。
古代西欧文明から、ダ・ヴィンチの絵画、大航海時代の帆船、日本の縄文文化まで。人類の歴史は、常にドングリの木=オークと共にあった。
読書の楽しみを知れば、自然と本はたくさん読めます。著者の読書遍歴を振り返り、日頃の読書の方法を紹介。本書を読めば自分に適した読書スタイルがきっと見つかります。読書の達人による多読のコツを伝授。
われわれのDNAは、受精の瞬間から死に向けて時を刻み始める。ある細胞は自ら死を選び、また別の細胞は成長を止める-遺伝子にはあらかじめ死がプログラムされているからだ。なぜ生命に「死」が組み込まれたのだろうか。36億年かけて生命が進化させた「死の機構」とはいかなるものか。老化と死の宿命を逃れる術はないのか。死の誕生と進化をたどり、生命科学者がわれわれにとっての老いと死の意味に迫る。従来の死生観を揺るがす衝撃の書。
「働く」だけがキャリアじゃない!社会の中の仕事、生活の中の仕事…。働くこと、リアルに考えていますか。
フラット化が進むと世界はどう変わるのか?新たに3章を追加した増補改訂版、世界各地から集められた事例も最新情報にアップデート。
クロマグロの大量消費は何が問題なのか?人類を養う絶妙な生物ネットワークの破壊が進んでおり、生物多様性条約もその歯止めになっていない。今なすべきことは何なのか。世界で最も多様性に富み、脅威にさらされているホットスポットの現状と、保全のための新しい仕組みをレポートし、人間と自然との関係修復を訴える。
もう石油に頼れない。枯渇しない「生物資源」を活かし、持続的に成長する!先進企業のグリーン調達、生物多様性オフセットなど、「進化」と「共生」を両立させるビジネスモデルを解説。
あなたの会社や商品の「強み」は何ですか?それは、消費者の心にきちんと届いていますか?「強み」の正しい見つけ方、伝え方。モノと情報があふれる現代社会で、消費者の心をつかむ唯一の方法。
アマゾン奥地の地下にある地球連邦軍基地ジャブロー、(株)サンライズの協力の下、「生物多様性」などを研究、環境に配慮して、工期272年、一式2,532億円で本当に請け負います。
鹿島神宮に実在する要石は地表に出ている部分は小さいが、掘り進めていくとどんどん大きくなって、掘っても掘りきれないという。人間の脳も同じで、わかったと思ってもそれは入り口に過ぎない。だから自分を決めつけないことが大切だと著者は語る。本書では、「脳の個性は、本人もわからない」「自分を知るための出会いを持つ」など、人生を深めるためのヒントが満載。ベストセラー待望の文庫化。
日本は没落の危機を克服できるか?古代ローマ、明朝中国、スペイン、オスマン帝国、大英帝国、ユーロ圏、そして日本、米国まで。最新の経済学をもとに、経済的不均衡が文明を崩壊させることを解き明かす。ポール・ケネディ『大国の興亡』を超える「大国の経済学」!
神の御技を見よー進化論以前、ダーウィンの冒険、遺伝子の正体、カブトエビの危機管理…なぜ、世界はこんなにたくさんの生物に満ちているのか?