本書の第1篇では、ビジネス・ワーカーとして必要な普遍的能力の領域を掘り下げ、人間関係や共同作業を円滑にするためのビジネス・マナーに始まり、電話の応対・接遇、会議の持ち方、プレゼンテーション、ビジネス文書の書き方などを学習し、学生から社会人へとソフトランディングできるようバックアップする。また、第2篇では、ビジネス実務の普遍的領域部分に加えて、経営学の基礎知識、女性と労働、能力開発、金融・会計等に関する学習をし、ビジネス・ワーカーとしてよりブラッシュ・アップできるような構成となっている。
「宇宙は壮大なジグソーパズル。あなたはその中のユニークな一片。あなたがいなければ、今ある宇宙は完成しない。だから、あなたのユニークさを失ってはならない」ここに本書で著者の伝えたいことの核心がある。
ポスト工業化の知識社会への転換に、経済学の理論はどのように分析のメスをふるったらいいのか。いままで、マルクスの理論を長く学んできた立場からの1つのこころみとして解き明かす。
本書は、医療現場で働く人々に、睡眠に関する有用で興味深い情報を提供しています。科学的な事実を基に、コラムなどを取り入れながらわかりやすく説明しました。
本書の焦点は、セックスと政治経済の特定の関係、つまり、労働における性的分業である。それは社会の中で、性を基準としてどのように仕事が割り振られるかということである。性的分業は、単に仕事の区分だけではなく、男女に与えられる価値、地位、権力の差異でもある。それは経済的な分類であり、政治的な区分でもある。本書は、性的分業を社会生活の多様な局面や、都市や地方、家族や政府、資産取引、商業、テクノロジーというさまざまな形態において検討している。特に注意が向けられているのは、フィリピン女性の経験である。
少子化対策は、福祉行政だけの問題ではありません。経済、文教、労働など、多様で総合的な取り組みが必要とされています。一方で、子どもを持つか持たないかということは、個人が自分の問題として考えるべきものです。その人のこころのあり様に関する問題なのです。個人のこころの問題と国の施策という、とても微妙で複雑な関係が、この少子化問題にはつきまとっているのです。こころの問題は、心理学の研究対象です。しかし、少子化についての心理学的研究は、ほとんど行われていないといった方がよいのが実態です。心理学としては、もっとこの問題を扱い、その成果を、さまざまな立場の人たちに積極的にアピールする必要があると考えています。
かわりばえのない毎日、不安だらけの将来に不満顔のあなたへ。愛も学びも仕事も手を抜かないのが本当の「いい女」。新しい「私」を発見し、イキイキ魅力的な「自分育て」をしませんか?-本書は、自分を見つめ直す自己評価表の作り方や時間に追われない朝の活用法、フレッシュな人間関係を保つ会話のコツなど、自分を豊かに演出する知恵と工夫がいっぱい。知性と感性を磨く生き方アドバイス。
消費不況脱出のためには、「女の経済」を知ることが最も大切である、と考え、とくに女性が集まる街、トレンディスポットの特徴を世代ごとにまず観察し、「女ごころ」の分析から消費のキーワードを探り当てる。エリアマーケティングと世代マーケティングをクロスオーバーさせることで、消費の傾向を明らかにしようという試みである。
「非労働力」「非国家政策」を包摂する新たな社会政策学の創出。
霊長類学、免疫学、生態学など、生物科学が情報科学と接合されるー。高度資本主義と先端的科学知が構築しつづける“無垢なる自然”を解読=解体し、フェミニズムの囲い込みを突破する闘争マニフェスト。
集団主義的な長期ストック型の画一的管理システムは、個人主義的な短期フロー型の柔軟な管理システムに変わろうとしている。一体どのようにしたら、個々人が生きがいや満足を感じる組織は実現するのだろうか。個人は企業組織のなかで、どのような働き方をすればよいのだろうか。その望ましいあり方を理論と実際の両面から模索することを目的にしている。
現代経済理論の最先端を紹介するとともに、現実経済への適用可能性を探る。
本書は、毎日の食事としてごく身近にあるものを食べて、より健康になり、病気を治したいと願って作られたものです。科学的なデータにもとづく最新栄養学と、中国三千年の豊かな経験による漢方食養生、そして現代医学の知識を結集して一冊にまとめた“食”の総合医学百科です。
愛され方、考え方、つき合い方…男にはわからない女の秘密。
子どもから中年、高齢者まで、生物学的なメカニズムから予防まで、うつ病との関連から薬まで、現代人の抱える「抑うつ」にさまざまな角度からアプローチする。
病気とは何か。医療とは何か。健康とはいったい何なのか。社会学の眼で現代医療を見つめなおす。