今朝の雲はもう居ません。その代わり、風が訪れてくれます。季節の移り変わりを見るのが、私は好きです。なにより有り難いのは、前向きの心でいられることでしょうか。時の移ろいを瑞々しい五感がキリリと掬いとった名篇。「くくる」「壁つち」「台所育ち」……。失った暮らしや言葉の情感が、名残り惜しく懐しく心にしみる、珠玉のエッセイ集。
食べきれる分だけ、さくっと作ろう。
春夏は梅干し、梅シロップ、ぬか漬け、秋冬には、みそ、キムチなど、季節の手仕事を始めてみませんか。特別な道具はいりません。
食べきれる少量で作るから、仕込みもスピーディ。ジッパー袋が「ちょっとやってみたい」季節の手仕事を簡単にかなえてくれます。
パン屋を続けているのは「矛盾がないから」--今の働き方に悩む人、食を仕事にしたい人必読! 東京・富ヶ谷と長野・上田に店を構える自然酵母パンの草分け「ルヴァン」の哲学。
日本における国産小麦と自然酵母パンの草分け「ルヴァン」。オーナーの甲田幹夫さんは、パン屋を続けているのは「矛盾がないから」と言う。安全な素材を使い、日常に欠かせない「食」をつくり、人に喜んでもらえ、生計を立てる。パンづくりを通して見えてくる、食べること、働くこと、人と自然との付き合い方とは? 「好きなこと」と「働くこと」のバランスに悩む人、「食」を仕事にしたい人、そしてパンを当たり前のように食べている人に読んでもらいたい一冊。超人気餃子店「按田餃子」店主・按田優子さんとの対談付き。
【著者・甲田幹夫より】
どうして長続きしているんですか? とよく訊かれるが、本当のところは僕にもよくわからない。お客さんとスタッフに恵まれたんですよ、と答えても、それはどうしてですか? とまた訊かれてしまう。僕なりに考えてはみるのだが、大正解は見つからない。ただ、矛盾がなかったから、ということだけは言えると思うようになった。
僕は最初からパン屋を目指した職人ではない。最初に就いた職は小学校の教師だ。パンの仕事は30歳をゆうに過ぎてから、友人に誘われて軽い気持ちで関わったのが最初だった。
やり始めて、これはひょっとしたら続くかもと思った。日々ご機嫌のちがう酵母の面白さは飽きない。なにより生きるために不可欠な「食べ物」を仕事にするというのが、気に入った。
この本では、僕と僕の店のこれまでの物語を綴ってある。パン屋のはなしと思ってもらってもいいし、僕個人の記録でもある。飽きっぽい僕が35年間パン屋を続けるなかで思ったこと、感じたことから浮かび上がるものがもしあれば、迷っている若い人の道しるべくらいにはなるだろうか。
【目次】
第1章 パンとか、小麦とか
僕のパン遍歴ーーパン屋になる前のこと
酵母との攻防……
現代の麦、古代の麦
国産のライ麦をもとめて
よもぎの季節
玄米とパン
コラム)ルヴァンのパン生地
第2章 仕事とか店とか
大学、バイト生活、そしてパン屋
卸のパン屋 ルヴァン調布店
35歳、甲田幹夫、社長になる。
富ヶ谷開店ものがたり
ル・シァレ開店ものがたり
野外フジロックフェスティバルでパンを売る
スタッフのおかげでルヴァンあり
ルヴァンの給料袋
僕の定番、店のレギュラー
カンパーニュができるまで
僕に名刺はいらない
コラム) ルヴァンのパンの材料
第3章 僕のこと
母のこと
薪の季節
庭の梅
3月11日
100歳のパン
すべての山に登れ
対談)甲田幹夫×按田優子
土づくり・タネまき・施肥から病害対策・収穫まで知りたい知識が満載。
さわこさんが教える!家でも外でもイベントでも、1年間あそびに困らないアイディアブック!
たくさんの行事を体験して、日々、子どもたちは成長していきます。成長を喜びみんなで楽しく過ごす機会が園行事です。行事のエッセンスを紙芝居にこめました。
日本には数百種類もの色が美しい名称とともに伝えられているー。本書では厳選百六十色を詳しく紹介しています。
マドレーヌやサブレ、パウンドケーキ、ヴィクトリアケーキなど、みんなが大好きなスイーツを季節のアレンジで楽しでみませんか? たとえば、パウンドケーキを季節の野菜で味変させると、春は新にんじんを入れたキャロットケーキに、夏はみずみずしいルッコラにホワイトチョコを合わせて、秋はかぼちゃでパンプキンケーキ、根菜がおいしい冬はごぼう✕ブラックチョコのマリアージュで、という風に季節ごとにアレンジして楽しめます。
本書では11種類のお菓子をセレクトして、基本+春夏秋冬のアレンジの計57種のレシピを紹介しています。丹精込めた手作りお菓子とともにいただきたい、簡単フルーツソースやカスタードクリームなど、コラムレシピも23点収録。手作りのお菓子とともに楽しむおうち時間は幸せなことこの上なく、なかなか会えない大切な人には季節の"おいしい!"をおすそ分けしてあげましょう。
はじめに
手作りのお菓子があれば、ゆるりゆるり心ほぐれる
材料について
道具について
Chapter1 季節の焼き菓子
◎マドレーヌ
◎サブレ
◎パウンドケーキ
◎ブラウニー
◎ソルトビスケット
◎シュトーレン
Chapter2 季節のスイーツ
◎ビスケットトリュフ
◎バスク風チーズケーキ
◎ロールケーキ
◎ヴィクトリアケーキ
◎きんとん
Column
◎クランブルがあれば便利!
◎フルーツサンドに季節を閉じ込めて
Hint1 即席ラム酒漬け
Hint2 ジャムマリネ
Hint3 フルーツソース
Hint4 お手軽カスタードクリーム
Hint5 パンの耳ラスク
旧暦の知恵、月ごとのしきたり・行事…身の回りの樹木、花の開花や鳥の声から季節を読み取り、こころとからだを整える。365日かけてゆっくり読んでください。
≪「小説家になろう」にて日間1位、週間1位を獲得!≫
≪累計70,000,000PV突破!≫
≪初巻15刷達成!≫
≪WEBサイト「ガンガンGA」、アプリ「ガンガンONLINE」「マンガUP!」にてコミカライズ&スピンオフ小説好評連載中!≫
≪このライトノベルがすごい!2019 単行本・ノベルズ部門9位!!≫
TVアニメ化決定! コミックス1〜6巻も絶好調!
そんな大人気『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』。
ドラマCD第5弾が10月発売決定!
今回の主役は魔王・ペコラ。
イタズラ好きな彼女が、大好きなアズサへのおもてなしを考えているようなのですが…!?
「お姉様をとことんおもてなししよう計画です! ちなみに…ファルファちゃんとシャルシャちゃんのおもてなしはベルゼブブさんにお願いしようかな〜と♪」
「承知しました。娘を見守るのは母親の役目ですじゃ!(キリッ)」
ほんわか楽しいアズサと家族の異世界スローライフを、今度は声でお届け。
ドラマCD第5弾をどうぞお楽しみに!!
ひな祭り、端午の節句、七夕、正月など、日本古来からの季節行事や、ハロウィン、クリスマスなどの行事ごとに、伝承的な遊びや自分で工作してできるユニークな遊び方を紹介しています。 四季のうたやおり紙も掲載し、遊びながら季節を体感できる構成になっています。行事の由来や行事クイズも充実していて楽しめます。
物語の舞台は南紀州西富田村。1912年(大正1)から2011年(平成23)まで、保守的な風土で農民として生きる萩原家の100年にわたる星霜を描いた。本書は『南紀州 荒南風のとき』(2020年)『続・南紀州 向かい風』(2021年)に続く完結編である。主人公は、21歳になったばかりの柔らかく清新な心を持った女性=萩原良。SNS時代の彼らはどこまでも若く、鋭い。
「『南紀州』三部作で描きたかったこと、それを一言で表すなら、その時代の苦闘と希望です」「この物語には、山々、里々の四季の移ろいの様も描かれています。南紀州の風土は世界有数のくろしお暖流と南紀州の険しい山岳地帯の過酷な環境で形作られています。農業に従事してきた萩原家の人たちの歴史は、南紀州の風土が背景としてあり、それぞれが生きてゆくバネとも背骨ともなっているといえるでしょう。そして、戦後の新しい憲法下で生きる洋子も良も、スポーツを通して進歩を希求することを糧に大人に成長していきます」(「あとがき」より)。
〜〜〜〜〜
『南紀州』三部作完結編。
帯文:
ハイジャンプで全国高校1位になった良
大学進学を機に新しい世界に挑む
ベトナムのフォン、アメリカのソフィアとともに
『資本論』を学ぼうと世界に発信する
あらわになる世界資本主義の矛盾に
SNS時代の彼らはどこまでも若く、鋭い
第一部 フォンとの出逢い
第二部 ハイジャンの季節
第三部 オクラホマへ
第四部 新しい世界
あとがき
★ 季節の花や風物詩、思い出に残したい風景…
★ 和紙を使って美しく、味わい深く描くコツを
たくさんの作例とともに解説します!
★ ちぎり絵をすてきな小物に仕立てる方法もご紹介。
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
ちぎり絵は、和紙をちぎって
貼るだけで描ける、簡単な絵画です。
手漉き和紙をちぎって貼る絵には、
なんともいえない温かさが生まれます。
なぜなら、日本古来より愛されている手漉き和紙は、
繊細かつ強くてやわらかい、
独特の風合いを持っているからです。
和紙ちぎり絵は手漉き和紙の持ち味を活かして
創作するため、同じ題材であっても、
仕上がりは人それぞれ。
ご自身だけの作品が作れるのが魅力です。
絵心がなくても心配いりません。
他の絵画と違い、何度でも簡単にやり直しがきくので
自分の描きたいものを思い切って作ることができます。
ハクビの和紙ちぎり絵は、和紙を選ぶ、ちぎる、
貼るといった、とても簡単な方法です。
トレーシングペーパーなどに下絵を
写す必要もありませんし、
ピンセットやハサミなどの道具を使わず、
指先を使って仕上げる技法です。
本書では、ちぎり絵をもっと楽しんでいただくために、
季節の花や風物詩、美しい風景を取り上げ、
上手に描くコツをご紹介しています。
和紙ちぎり絵のもつ、和紙ならではの風合いや
微妙な染め色から醸しだされる、
やわらかみ、やさしさ、温もりは、
心を和ませてくれるものです。
暮らしの中でも、ちぎり絵を小物、インテリアなどに
貼って楽しんでいただければと思います。
そして、少しでも作品を描くコツを理解していただき、
創作する参考になれば幸いです。
季節の花や美しい風景をちぎり絵にして、
思い出を残してはいかがでしょう。
ハクビ和紙ちぎり絵学院
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ Part1
季節の花を美しくみせるポイント
☆ Part2
さまざまな台紙で風物詩を楽しむポイント
☆ Part3
季節を感じる風景にするポイント
☆ Part4
ちぎり絵を雑貨にアレンジするポイント
※ 本書は2018年発行の
『季節を彩る 和紙ちぎり絵 上達のポイント50』
を元に加筆・修正を行い、
装丁を変更して発行した「新装版」です。
数百年ごとに〈第五の季節〉と呼ばれる破滅的な天変地異が勃発し、文明を滅ぼす歴史が繰り返されてきた超大陸。この世界には、地球と通じる能力を持つがゆえに差別される“ロガ”と呼ばれる人々がいた。そしてまた、“石喰い”と呼ばれる、人間の姿をした謎の存在も。そんな中、新たな〈季節〉がまさに到来しようとしていた……。前人未踏、三年連続で三部作すべてがヒューゴー賞受賞のまったく新しい破滅SF、開幕編。
不老を目指す実験の代償は、あまりにも大きいものだった。旧友の変わり果てた姿を前に、戸惑いを隠しきれず不安定になる容子。文化祭の日、彼女が選んだ「永遠」のカタチは、千剣たちに深い悲しみを与える。容子と交わした最後の約束を果たすため、ひとり研究所への潜入を試みる千剣。そんな彼女を待ち受けていたのは、過酷な現実だった。永遠を強いられた少女達が、未来を選ぶ青春群像劇、完結第3巻。