独自技術が光る個性の強い車両、懐かしのユニークなスタイルの5000形、荒地だった横浜駅西口を独力で開発した構想力、相鉄の過去と未来が一冊に。
私鉄ファンのあこがれ、その華麗なる車両たち。東海道新幹線0系のベースとなった栄光の名車・ロマンスカー、3000形SE車、西武との「箱根山」開発競争、幻の林間都市計画など、「昭和」生まれの最後発大手民鉄・小田急の成長の軌跡。
ほんとうに、最期はあれでよかったのか?どうすれば「その人らしく」看取ることができるのか?延命の選択、緩和ケア、在宅での看取り、死別の悲しみとの向き合いかた。患者や家族、医療・介護関係者らへの真摯な取材で科学ジャーナリスト賞を受賞した、信濃毎日新聞の長期連載「いのちを紡ぐ」に、用語解説や読者からの手紙を付加し、さらに充実させて単行本化。元気なうちに考えておきたい現実が、ここにあります。
「背中かじって(山梨・静岡)」「風呂がチンチン(愛知)」「おなかおきた?(香川・徳島)」「たちまちビール!(広島)」「テレビがじゃみじゃみ(福井・石川)」-耳になじんだこの言葉、その地方以外では通じないって知ってた?地元で当たり前すぎて方言と知られていない言葉を都道府県別に列挙。故郷が同じ人も違う人も盛り上がる方言雑学満載。
路地に入り、坂道をあがり、木洩れ日のなかを歩く。写真も地図もない、文章だけで綴られた、極上の東京案内。
シンシアは僕の身体の一部です-事故で頚髄を損傷、突然車椅子の生活になった木村さん。3年半の入院とリハビリの後自宅での生活を始めたが、生きる意味を見失いかけた。そしてシンシアがやって来た。やんちゃでお転婆なシンシアは、やがて「介助犬」に成長する。シンシアのお仕事/電話を取る。駐車券を取る。エレベーターのボタンを押す。冷蔵庫から飲み物を運ぶ…木村さんと遊ぶ。
できることからコツコツと。“重曹おそうじ”でおなじみの暮らしの達人、佐光さんに教わる今日から実践できる節電のあれこれ。
遠い日のぼやけたところがおもしろい。しなやかな知性と独創的なアイデア。その源泉をたどる珠玉のエッセイ。
“阪急マルーン”に象徴される上品な“阪急電車”の車両と他社の追随を許さぬメンテナンス、創業者・小林一三のロマンが今も息づく「創遊事業」を展開する阪急グループの昨日・今日・未来。
古今東西を見渡せば、大失敗にも大不況にも負けず、むしろそれをバネにして成長した経営者たちがいる。彼ら・彼女らは絶体絶命のピンチに追い込まれたからこそ、がむしゃらに努力し、新しい価値観を世に送り出すことに成功している。本書では、そんな社長たちについて、生い立ちから、どのような青春時代を過ごし、成功者としての階段を上っていったのかを記した。彼らの生き様を知れば、大きな失敗をしてどん底に陥っても、人生はどんなふうにでも切り拓けることを実感することができるだろう。明日の日本の復興に向けて、10人のエネルギーあふれる経営者列伝をたっぷりと味わっていただきたい。
よい子と、元よい子のためのゆかいな妖怪カタログ。おさえておきたい古今東西の妖怪100種が大集合。
原発震災の翌日から、フォトジャーナリストは福島に入った。世界の紛争地で戦争のむごさを報じてきた目が、いま、フクシマ元年の苦難と対峙する。未来への責任としてまとめられた、1年間の全記録。
日本の近代化を準備した徳川時代から、近代を経て、現在までの四〇〇年余にわたる日本経済の展開を、単に一国の歴史として捉えるのではなく、それぞれの時代の東アジア圏、そして国際経済システムの中に位置づけて詳細に説明する通史。単独著者によるバランスがとれた統一感のある記述と、年間三〇回の講義に対応した章構成からなるテキスト。