現役の今から、どんな研修を計画的にしていったらよいか、二十年研、三十年研が必修にならないようにするにはどんなことを考え、どんな研修をしていったらよいか、ということについて、著者のささやかな経験をもとにまとめてみたのが本書である。
不幸にも、時間を止める力を持ってしまったイヴ。普段はその力をコントロールできるのだが、愛をささやく瞬間に使うと、力は暴走を始め、相手を時間の狭間に置き去りにしてしまうのだ。イヴは恋人を失い、それから男を愛することをやめてひっそりと生きていた。ところが、そのイヴの力に助けられた青年がいた。彼はイヴを愛してしまう。逃げるイヴを探し求める青年。そんな二人がひょんなことからある事件に巻き込まれた。力を合わせて謎を解き、二人は事件を解決するのだが、男の恋する気持ちはますます募るばかり。ついにイヴは、過去の忌まわしい事実を青年に告白する……。
夜のアーカムシティを駆ける機械仕掛けのウサギ娘。最強の「魔導書」アル・アジフの紛失ページである彼女がドクター・ウェストの手に落ちた時、デモンベインに最大の危機が訪れる!?時間を操るという新たな力を得た破壊ロボに対し、九郎とアルはいかにして立ち向かうかー「第一話 ド・マリニーの時計」ほか、「第二話 遺跡破壊者」「第三話 破壊の序曲」を収録した、鬼才・古橋秀之による究極のデモンベイン小説集。
“十七歳の変人博士、動物に育てられた少女と同棲中!?”-トリビューン・アテナ紙。うさんくさいゴシップ記事のせいで、少年博士アレックスの邸にはリーの親と名乗るニセモノが六人もやってきた。追い返すアレックスだが、その後も災難は続く。いとこのグウェインがアレックスの邸を訪れた帰り、車で人を跳ねてしまったのだ!!轢かれたそのおじさんの腕はなんと機械でできていて…。
四国在住の歌人が、幼いころから目にしていた白衣に身をつつみ、八十八ヶ所を巡拝した歩き遍路の体験記録。あたたかさとスリルにみちた一冊。
賑やかに噴出することば、過剰な愛、打ち鳴らされる清新な音楽。時空を超えて散在するみなしごの一族、その滅亡と再生の物語がはじまる。
生物が約24時間のリズムを刻むことは、経験的に知られてきた。その振動の本体が遺伝子として存在することが判明した。睡眠、肥満、がん、心筋梗塞なども時刻・時間が関係することがわかり、それに合わせた投薬法や新薬の研究が進む。
開始から終了まで、何分で何が起きて、どんな展開になるのか…。実はハリウッド映画の進行は、ほぼ全て決まっている。コメディからアクション、サスペンスに至るまで、ジャンルを問わず、一定の法則が当てはまるのだ。これは、ハリウッド映画が歴史を経て巨大産業へと発展する過程でつかんだ黄金の法則といっていい。緻密に計算された設計図が、ハリウッド映画の脚本の中には隠されているのである。脚本の構造が分かるようになれば、映画鑑賞は10倍楽しくなる。
歌舞伎役者の家に「娘」として生まれ、寂しさとコンプレックスを抱えていた10代。役者への道を歩み始め、仕事に恋に真正面からぶつかっていった20代。そして、女優としてのキャリアを積み、結婚を決めた30代。家族、仕事、恋愛、結婚ー揺れ動く心情を率直に綴った、一人の女性の物語。
数多の神が機械神に滅ぼされた神なき世界ミッドガルド。そこは、世界の敵である“奈落”とそれを広げる帝国軍の脅威にさらされていた。名前と戦闘技術以外の一切を喪失した謎の少年エクスは、反帝国活動を続ける“虚無の翼号”船長のグラーフによって深い眠りから覚めた。帝国軍秘密兵器の鍵とされる彼は、自らの真実を知るために、自らを調べに来たウィザードのエリーとエクスカリバーのサツキ、そしてグラーフを仲間に、人造救世主たちとの戦いに身を投じていくー!大人気TRPG『アルシャードff』リプレイ。今、笑いと感動のファンタジーが幕を開ける。
「患者に告げること患者に聞くこと」「老年期認知症への対応と生活支援」から、河合隼雄論、自伝的書き下ろし「ヴァレリーと私」まで33篇。第7エッセイ集。