現代産業社会の要請する男らしさ・女らしさ、日本文化固有の「男」「女」の世界、そして諸個人の人間としての個性。この複相的な様態は、現在どのように編制され、かつての歴史の中での「男・女」と、どのように同質でかつ違っているのだろうか。複雑で多様なジェンダー研究に心的世界からせまり、実際生活と学問的認識のありかたに重大な再考をうながす。
女性社員に期待する企業、整えられる制度、変わる環境、そして戸惑う男たち…。今、ビジネスシーンの現実をふまえ、いかなる未来像を目指すべきなのか。定評ある研究集団が、“21世紀型組織づくり”の基本コンセプトを、鮮やかに提示する。
「女の時代だ」といわれ、「男女雇用機会均等法」「育児休業法」など、女たちの権利は、少しずつ改善されつつあるかにみえる。しかし、女たちは精神的・肉体的に古くて重い軛からときはなたれ真に自由と創造を獲得しえているのか。本書は、女に関する最新データを八つの分野に渡って収録。女たちが抱えている「今日」の問題のありかを描き出す。
平均賃金は男性の半分、政策決定の場への女性参加は世界の149位。制度だけは整備されつつある日本の男女平等も、その現実は…。「不平等」の実態を内外の視点から鋭く衝く。
ヨーロッパ各国の女性政策を横糸に、女性の社会参加を縦糸にして織りあげた「男女平等カーペット」。
本書は、コース別雇用管理を、均等法などとの関連で法的政治的側面からのみ見るのではなく、能力開発やモチベーション、また職能資格給制度など労働条件を巡る側面からも学際的に分析し、その全体像を鳥瞰図的に浮き彫りにすることを意図している。さらに「女性雇用問題」に関連させ、広い視点から「仕組みと運用の問題点の所在」を析出し、「改善の方向」についても考察している。
戦争と芸術と愛に彩られたエキサイティングな女性の生涯。
今や妻たちの6割近くが何らかの形で働き、またボランティアや地域活動と、活躍する時代ー。パートナーである夫たちは、妻の変化や、仕事以外の自分の人生をどう考えているのだろうか?「わが夫にはぬれ落ち葉になって欲しくない」と願う妻たちが、よその夫たちを調査・インタビュー。過渡期を生きる男たちの本音座談会も収録。
ネイティブが仕事で使う、もっとも簡単でもっとも基本の言い回し。これ以上は必要ない仕事の英会話。
現代社会には、あなたを知らないうちに加害者、被害者にしてしまう落とし穴がいっぱい。本書ではそんな「まさか」のケースを示し、それが罪になるのか否か、なぜそうなるか、どんな罪に問われるか…など、知っておくべき身近な法律をやさしく解いていきます。
労働省の「賃金構造基本統計調査」をもとに作成され、年齢と勤続の増加に対応して賃金がどのように変化していくかを示したもの。産業別・規模別・男女別・学歴別に237表を掲載し、各表ごとに賃金の上昇状況の全体像を把握できるよう賃金傾向図を配置。
女はやさしく、男は強い。このような男女差に対する意識はなぜ生まれ、どのようにして人びとの心のなかに定着するのか。人はいったん思いこむと、それに従って人を観察したり、ふさわしいようにふるまったりする。その思いこみ-ステレオタイプをキーワードに、法や制度を整えても、なぜ伝統的な性別分業社会は、人びとの意識の上からなくならないのかを、社会心理学の立場からときあかす。
すべての憲法を考える人のために!女性の視点から国際的視点から憲法の中核を示しその理念を実現する方策を探る。
多くの人は、こう言った。「人生は一度だけ」。起業を志す人、働き盛りの人、定年間近の人、主婦の皆さん、これから就職する学生、仕事に興味のない人…。すべての人に捧げます。読めば何かが変わる、元商社マン小説家の起業家探訪記。
新賃金傾向値表は労働省の「賃金構造基本統計調査」をもとに作成されるものであり、年齢と勤続の増加に対応して賃金がどのように変化していくかを示したものである。本2001年版では、産業別・規模別・男女別・学歴別に229表を掲載しているほか、各表ごとに賃金の上昇状況の全体像を把握できるよう賃金傾向図を配置している。傾向値表の作成に用いた回帰式の一覧をまとめるなど、活用の充実を図った。