突然、神隠しに遭い「神様の料理番」となった、りん。美しい神様・御先様に「美味い」と言わせるべく、電子レンジも冷蔵庫もない世界で毎日奮闘している。そんな中、全国の神様が出雲に集まる「神在月の宴」に料理番としてついていくことに。着いて早々大量のご飯を炊かされ、へとへとになるが、加えて男神様と女神様の喧嘩が勃発!それをおさめるため、りんはある提案をするー。心もお腹も満たされる神様グルメ奇譚、第二弾。
太平洋戦争開戦時の比島空襲を皮切りに、蘭印、ソロモンの空を席巻した台南空ー台南海軍航空隊。数多くのエースを生んだ戦闘機隊の激闘を、日米英豪蘭の記録を調査して立体的に再現する決定版空戦史。
十八歳、小柄、子猫のようにしなやかな肉体と愛らしい顔ー共通する特徴の女性が長崎と東京で殺され、犯人は“子猫コレクター”と呼ばれることになった。そんなおり、十津川は鳥取県境港市で“猫娘コンテスト”が開催されることを知り、境港へ飛んだ。厳戒態勢のなか猫娘コンテスト優勝者が誘拐され、さらに犯人から「次は鎌倉で、可愛い子猫を誘拐する」との予告電話が!?長篇推理。
富山空港旅客機墜落事故。死者20名、負傷者多数。村野秋生たち被害者支援課も総動員された。遺族のケアに奔走する村野は、一人だけ身元がわからない死亡者がいると聞かされる。男の身許を調べる村野だが、事態は思わぬ方向へ進んでいく。男の名は本井忠介、それは毒殺事件の指名手配犯だった。
20世紀初頭、アメリカ北西部のモンタナで、両親のいない16歳の少女ハティは、おじの遺言をうけ、たったひとり、土地の開拓に挑む。「来年の地」に自分の居場所を求めて。厳しい暮らしのなかの、あたたかな心のふれあいを描いた感動の物語。ニューベリー賞オナーブック。
日本ファルコムの大人気RPG『英雄伝説 空の軌跡』から、心温まるアナザーストーリーが登場。リベール通信社の名物記者ナイアル&ドロシーコンビが取材旅行の中で出遭う、十人十色な人間模様。
あいっておもちゃみたいにこわれたりまがったりしない?…そしたらなおせるの…?!えいえんにかがやきつづけるふかい愛のおはなし。
1990年にアメリカから来日し、2001年に中原中也賞を受賞した詩人による初のエッセイ集。死に装束を着てみたり、ざざ虫に感嘆の舌鼓を打ったり、新興宗教信者にまちがわれたり…といった、なにげないようでいて驚きに満ちた日々のありようを、独特の感性から生まれる豊かな言葉でユーモラスに切りとる。日常的な風景が新鮮な姿をまとって立ち現れる。
ハウスキーパーの北村茜は、芦屋にある大きな日本家屋の家に派遣された。そこに住んでいたのは変わりもの小説家・蘇芳望だった。彼のところで働き始めて数日経った朝、近所で起きているボヤ騒ぎのことで警察がやってくる。実は蘇芳は副業で“言霊遣い”をしており、警察では対応ができない暴走した言霊(言禍)が引き起こす事件を解決していた!?現代ダークファンタジー開幕!
ニュース番組のお天気キャスターが綴るお天気、空、そして星のことー四季折々の天気の移ろい、二十四節気や風物詩、そして大好きな星の話。愛する地元・山梨で撮り下ろした素の表情満載の写真、春夏秋冬の自分撮りの私服ショットなど、オールカラー240Pのフォトエッセイ。
これは桃介の未公開資料を紹介する解説書である。と同時に「天馬空を行くがごとき奔放の財界人」といわれた彼の魅力を解き明かす書でもある。福澤桃介の真の価値は電気立国論を唱え、近代工業の父となったところにある。その鮮やかな手腕はまさに資本の魔術師といっても過言ではない。資本の王道を現代に問う。
空の色、海の蒼さ、雲、風のかたち・ながれの一瞬一瞬を、地上からはうかがい知れない視点で切り取る、航空写真の醍醐味。ラグーンを彩るエメラルドグリーンとコバルトブルーのコントラスト。北は与論島から南は波照間島まで、オキナワの島々を巡った写真集です。お気に入りのスポット・ビーチを探してみませんか。