人間関係が上手くいかない。他人の気持ちがわからない。40歳で初めて知った自分の障害。そこに彼女たちが現われてーAKB48さんありがとう。
作者が仮想したぼくの物語。悪がきだった少年時代をふりかえり、あのファン・ゴッホをからかい・いじめたひどいおこないを、年老いたぼくが告白する。
チョウ類研究者のアキノ隊員が、沖縄・やんばるの森を案内しながら多様な生きものたちを紹介する写真絵本。森の仲間たちをオールカラーで紹介しつつ、初版発行後に明らかになったやんばるの森の汚染の実情レポートを増補。
ノグチゲラ、ヤンバルクイナ、リュウキュウウラボシシジミ、ホルストガエル、ヤンバルトゲオトンボ、リュウキュウヒメミズスマシ……この森は稀少で多様な生きものたちが暮らすいのちの宝庫。
そのやんばるの森が2021年7月、世界自然遺産に登録された!!
なのに、その森には米軍が出した大量の廃棄物が残されていることがアキノ隊員の調査によって次々と明らかになった。
「一刻も早く生きものたちにきれいな森と平和な環境を返せるように、人は行動しないといけないんだ。」(本書より)
妹の面倒をみるため地元の離島【繊月島】に戻ってきた高校生の樹は、異常なほど徹底したコロナ対策を続ける島の在り方に疑問を持っていた。
ある夜、家の周囲を出歩いていた樹は口裂けの化け物に遭遇し、なんとか家に逃げ帰る。
しかしその化け物の正体は、地元の同級生である静香だった…。
彼女を助けるため禁足地である【祝詞山】を目指す樹と仲間たちだったが口の裂けた老婆に襲われて…?
超タッグが描く衝撃の離島サスペンスホラー、第2巻!
2024年5月刊
太平洋戦争末期、日本では女学生たちを動員し、ある兵器の製造が秘密裏に進められていた。
「ほくと号」と名付けられたぼくは、アメリカ本土を攻撃するための「秘密兵器」だった!!!
第一章 風船爆弾への変身
第二章 気球を貼る少女たち
第三章 大空への旅立ち
第四章 太平洋横断
第五章 苦労をともにして深まる友情
第六章 ついにアメリカへ
第七章 オレゴンの悲劇
第八章 ぼくの使命
クラスではちょっとだけ変わり者の3人組、冒険も恋もひたむきに
慎重で大人っぽいサクと、スポーツ万能で天真爛漫なハセは、仲良し中1男子コンビ。夏休みの最終日、町の古墳へ冒険に出た二人は、謎の暗号を拾ってくる。教室で解読にいそしんでいると、いつもフシギな行動が目立つ近田さんが割りこんできて、暗号調査隊に加わることに。最初は乗り気になれないサクだったけれど、無防備な笑顔やまっすぐに歌う姿を見るうち、近田さんが気になっていく。彼女の奇行には、どうやら秘密があるようでーー。
くじけそうな心に響く、青春小説の快作。
むずむずした。そわそわした。
心がくすぐったくって、じっとしていられなくなった。
やっぱり小嶋陽太郎は、チャーミングの天才! --吉田大助氏(書評家、ライター)
<著者略歴>
小嶋陽太郎(こじま・ようたろう)1991年長野県松本市生まれ。2014年『気障でけっこうです』で第16回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー。著書に『気障でけっこうです』(角川文庫)、『火星の話』(KADOKAWA)、『おとめの流儀。』(ポプラ社)、『こちら文学少女になります』(文藝春秋)などがある。
なんで、いのり姉ちゃんがここにいるの?
殺されたはずなのにーーーー
生方理人の下へ現れたのは、連続殺人の犠牲になった6歳年上の幼なじみ。
犯人の顔を目撃していた幽霊ーーーー四条いのりは、連続殺人犯の逮捕への協力をただひとり彼女が視える理人に求めた。
事件の酷薄な真相がすべて明らかになる時、理人の初恋に終止符を打つ、哀切なもうひとつの真実とは。
中学校に仮面マスクをかぶった生徒が登校してきた。マスクは全国の学校に大流行! ところが、殺人事件が発生して…。有季と貢は陰謀を探るため、仮面集会に潜入。ぼくらの英治・相原も協力! 2Aシリーズ第3弾!
模範的な小学生・勇飛の平穏な朝、天井からおじさんが落ちてきた! 可愛いものが大好きで、実は極道! そんな蒼井さんとお留守番をすることに…!? 他人だけれど家族のような、アットホームなお留守番コメディ、開幕!!
高校生でデビューし、一躍人気作家なった朝日。しかし、ある少女が彼の作品を読んで自殺してしまい筆を折った。そんな彼を拾ったのは、後輩の絃だった。家賃として自分の原稿をなぜか請求され……。
「けいこちゃん、ぼくと友だちになってください。」小学5年生のぼくとけいこちゃんとの友情の物語。家出したけいこちゃんを母と祖母はやさしくうけいれ……。小5以上対象。