アナイス・ニンの膨大に残された無削除版『日記』を、限りない共感とともに、徹底的に読解することでかたちづくられた希有の評伝。少女時代の“謎”に迫る問題作「あるモデルの話」の新訳を収録。
エルサレム問題に端を発するユダヤ人とパレスチナ人のコミュニティをめぐる歴史的対立は、イスラエル建国後、パレスチナ問題からアラブ/イスラエル紛争へと発展し、9.11事件後は、中東イスラーム世界とイスラエル化したアメリカとの対立の構図が鮮明になりつつある。植民地主義、宗教、民族をめぐる分断線が深い亀裂を刻み、憎悪と対立の連鎖は中東世界に拡大している。聖書時代から続くパレスチナ/イスラエル紛争が、いまなぜ世界化しているのか?そこに働く政治的文化的力学をめぐって、中東の地政学を読み解く。
よく知られた人気の高いハーブを網羅し、クッキングや化粧品、家庭薬として利用するための総合的な知識も解説。植える前の準備や植えつけから収穫・乾燥まで、実用的な知識も満載、オリジナルのハーブガーデンの作り方がわかる。料理、薬用、化粧品と3つの主な用途について各章でわかりやすく説明。料理レシピやちょっとした不調に効くドリンクも紹介する。
漱石、鴎外から宮部みゆきまで。東京「物語」ガイド。
「『0で割るな!』はナゼなのか?」「分数の割算は、どうしてひっくり返すのか?」「(-)×(-)が、ナゼ(+)になる?」など、日ごろ大人も子どもも不思議に思いながら誰にも聞けないでいる数学上の疑問(良問、奇問、珍問、愚問、駄問)に、道志洋数学博士が会話形式で明快に答える。
数学が得意な人と苦手な人、別に正確な調査をしたわけじゃないが、周りを見渡すと、絶対的に「苦手」派が多い。「いつも赤点スレスレだった」「高学年になると、子どもの宿題を見るのが苦痛…」「まあ、日常生活には必要ないしさあ」なんて声もよく耳にする。そこで、辞書界のアイドル「今さら辞典」が、わかりやすくって、楽しくって、愉快な数学の本を作りました!あの日の「?」を解決しよう。
“1”の好企画ぶりは続編でも生きている。リンキン・パーク、P.O.D.のようなアメリカで旬なヘヴィ・ミュージックの一方で、OPMのような新しい才能を紹介する作品は、ミニストリーやパンテラといった大御所まで取り込んだまさにお得盤である。
2ndアルバム『愛・自分博』のヒットで国民的ラップ・スターとして不動の地位を築いた、KREVAの2006年第2弾シングル。KREVA節満載の叙情ラップが炸裂する、キラー・チューンに仕上がっている。
ここ数年、脳トレとならんで根強い人気となっているのが「大人のドリル」。それだけ算数、国語、歴史など、かつて学校で勉強したことをどのくらい覚えているか、力試しをしたい人が多いということでしょう。日本史をテーマとする本書もそんな“学習本”かというと、さにあらず。なんといっても本シリーズのテーマは「IQトレーニング」ですから、かつて覚えたことを思い出す、というだけでは攻略できない問題をたくさん用意しました。たとえば、超有名な歴史人物の名を使ったアナグラムやシークワーズ。ある年号を探り当てるナンプレ問題、まちがい探しに漢字パズル…。もちろん日本史についての知識や記憶力も必要ですが、そのほかにも柔軟な発想力や鋭い洞察力、正確な計算力など、さまざまな“+α”の能力が必要になってくるはずです。
数学=計算ではない!原理や構造の理解を大切にすると、数学はもっとおもしろくなる!数学は永遠性を秘めている。数学だけが人間の唯一の証ではないかという感動が湧いてくるー。
アナイス・ニンが生涯をとおして書き続けた日記。無削除版第2巻、待望の翻訳出版。夫、ミラー、アランディ、アルトー、ランク…そして父との“愛”。他者との関係のなかで、複雑に屈折する自己の内面を深く見すえた膨大な記録。