心は堅く閉ざされ、さまざまな問題が噴出するかのようにみえる時。思春期のただ中にある子どもを見守るこころ、人間教育の場としての家庭の役割を説く。
本書は思春期の暴力に関する対応と援助の要諦を説いた実践的な臨床書である。暴力を振るう若者を理解するためのキーワードとして、「臆病な自尊心」「尊大な羞恥心」の二つをあげ、臨床家としての視点から、今子どもたちの心に何が起きているのか、どうすれば立ち直らせることができるかを、事例に沿って詳述した。子どもの暴力のみを取り上げることで親の暴力を見逃す危険性を指摘し、暴力を生む条件としての虐待、PTSD、憑依・多重人格、また治療困難な来談しないケース、重症例のための入院治療の実際までも紹介している。
イチゴ(一五)の春。青春まっただなか。人生でもっとも躍動的な時期です。しかし、障害児にとっては、まだまだ厳しい「春」です。たとえ障害を有していても、思春期から青年期にあっては、大人の身体の変化や大人としての社会的扱いのはじまりのなかで、生徒自身が自己を発見・確認し、自己を確立していきます。障害児の青春を輝くものにするために、どう接し、授業をすすめていけばよいのか。障害児の思春期・青年期教育入門書。
あたし、須藤飛鳥、17歳。真斗はあたしの弟だけど…大切な人なの。血のつながりがないことがわかって、晴れて両思いに と、思ったら突然、スーパーお嬢様の薫子が現れ、初対面の真斗にいきなりディープキス。なによ、これーッ。しかも真斗はあたしのこと「オレの姉さん」だって。もうゼーッタイ許せないっ。渡瀬悠宇の大人気コミックが、オリジナルストーリーの小説になって帰ってきた。
疾走する学園異能アクション、ついにクライマックス突入!!
「性」の衝動と受験の重圧に苦悩する少年達。彼らをあたたかい眼で的確にとらえてリアルに描き、自立のさせ方伸ばし方を示します。
自分らしさって何?思春期は自分に出会うとき、こころは悩みながら成長する。いろいろな自分・かわっていく自分。自分さがしの旅にでよう。