「写実絵画の殿堂」と呼ばれるホキ美術館コレクションから、日本の写実絵画を牽引する実力作家の風景画を紹介した、精微で超リアルな「風景画集」です。まさに、美の瞬間を切り取る凄腕作家の競演。超絶的描写、観る者を圧倒する神の筆遣いをご覧頂けます。
アートとスイーツの甘い関係を説いたフォトエッセイ・レシピ集。ピカソ、モネ、ゴッホ、プルースト、ヘミングウェイ…18人の芸術家をとりこにしたとびきりのスイーツ!芸術家たちは、作品とおなじくらいスイーツにもこだわりを持っていた。旅のガイドとしても楽しめます。オールカラー。
人気の手芸家が自らの手仕事のコツを明かす。仕上がりに差がつく一手間、デザインの発想法、応用のセンス、決定版・手芸の極意!
まるごと一冊モーさま! 永久保存版。繊細な画と豊かな文学性でマンガ界に新たな地平を拓いた萩尾望都。貴重なインタビューやアトリエ訪問記で創作の現場に迫り、撮りおろし原画や秘蔵のクロッキー帳などファン垂涎の画も一挙公開。「ポーの一族」から「王妃マルゴ」までデビュー50年を経て、いまなお現役をひた走る天才マンガ家のすべて、最新版にして決定版!
シェイクスピアからジョン・ダン、ベルニーニからルーベンス、ミルトンとプッサン、そして一七世紀のローマにいたる、バロック美術とヨーロッパ文学の相互浸透と連鎖の諸相、すなわち美術と文学のパラレル・ワールドという未踏の漆黒の闇の中に、一条の光が射しこむがごとく、無限の想像力と鑑識眼を秘め、ルネサンスからマニエリスム、バロックへといたる美術表現と、その中に投影された文学的レミニサンスのテクスチュアの中を、縦横無尽、自在無礙に渉猟し、博捜し、連鎖する不可視の苦痛/快楽する芸術的感性の輪郭を顕わにしつつ、〈愛〉と〈魂〉のくねりあう官能の〈美〉を普遍的な相のもとに映しだす壮大な叡智の業!
プロローグ マリオ・プラーツと「姉妹芸術」 伊藤博明
シェイクスピアのイタリア
ジョン・ダンとその時代の詩7
ベルニーニの天啓
ペーテル・パウル・ルーベンス
ミルトンとプッサン
逆光に見る一七世紀のローマ
エピローグ 一七世紀の文学と美術の平行性 伊藤博明
註
人名・作品名 索引
シューリヒトの生涯において重要な演奏会を、日付、場所、ソリスト、合唱団、オーケストラ、観客、批評、その雰囲気とともに記録する。バロック、古典派、ロマン派、後期ロマン派、現代音楽からなるレパートリーの全容を示す。レコード録音の全体を、重要で貴重な録音を明らかにしながら、記録する。戦争の暗い時代、平和が戻った時代など、彼が経験したすべての時代を振り返ることで、彼の活動を、歴史的な状況から検証する。演奏史上にシューリヒトを位置づけ、人間としてまた芸術家としての生涯を浮き彫りにする。
本書は、大学受験や専門領域で使用されるアカデミックな英語と、日常会話やビジネスで使用されるプラクティカルな英語を、立体的に、最高のバランスで育てあげることを目的とした英単語帳です。
【本書の特長】
□すべてのページにイラストを掲載
英文をカラフルなイラストで感覚的に理解することで、ネイティブ同様の「英語脳」を楽しく構築。
□全単語に実用的な例文を収録
アカデミックな文章に加え、ネイティブがごく自然に使うカジュアルな例文も。
□幅広い背景知識が身につく40のトピック
英語でのコミュニケーションや読解・聴解をスムーズにするためには、物事に対する「背景知識」が必要になります。本書では、経済学、音楽、環境学、政治学などの幅広い分野について扱うことで、そのトピックの背景知識まで身につけれるように設計されています。また、幅広い分野に関する知識を持つことは、自分の視野をいっそう広げてくれることもあります。「自分のやりたいことは何か」、「英語を何に役立てようか」。こうした問いに対しても大きな示唆を与えてくれることでしょう。
□超ネイティブな無料音声がスマホで聴ける
ネイティブの「超」自然な音声を、全ての英単語・例文に収録。英単語帳に付属する音声は、ネイティブが普段話す英語と比べると抑揚などが誇張されていることが多く、不自然に聞こえるものも数多くあります。本書では、ネイティブが普段話している「超」自然な音声を徹底再現。スピード、抑揚、音の繋がり・脱落などにこだわって収録した音声は、まるでネイティブがあなたに話しかけているような感覚を与えてくれることでしょう。少しスピードを遅くした、聞き取りやすい音声も用意していますので、どんな方でも安心して学習できます。
「3.11」「偽ベートーヴェン騒動」「コロナ前夜」……
音楽界を襲った内憂外患を作曲家たちはどう受けとめたのか──
2010年代に作曲・発表された作品を4人の評論家が語り合う。
片山杜秀、白石美雪、長木誠司、野々村禎彦の4人が、2010年から2019年までに作曲あるいは発表された作品のなかから、88人の作曲家による160作品を座談会形式で論評。
2011年、日本を襲った大地震による津波災害と原発事故。
2014年、大ヒットした現代作品の作曲者をめぐる騒動。
2020年から始まるコロナ禍前夜の音楽界の状況……
作曲家たちはみずからを取り巻く世界にいかに反応し、どのように創作に反映させているのか。
現代音楽はアクチュアリティを取り戻せるのか。
『日本の作曲1969-1989』『日本の作曲1990-1999』(いずれもサントリー音楽財団発行)、『日本の作曲2000-2009』(サントリー芸術財団発行/アルテスパブリッシング発売)に続き、2010年代の日本の作曲界を回顧し俯瞰する。
巻末には、各作品の作曲年・楽器編成・演奏時間・楽譜出版・CD・初演(年月日、場所/演奏者)・委嘱者/受賞などのデータを掲載。また、作品データと論評のダイジェストを英文でも掲載した。
サントリー芸術財団創設50周年記念出版。
[座談会]日本の作曲2010-2019(片山杜秀・白石美雪・長木誠司・野々村禎彦)
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
総括
座談会を終えて(長木誠司)
[資料]
作品一覧
Summary of Works