衝撃の結末に心がざわつき、いやな後味が残るミステリーが「イヤミス」。
本書は、好評を博した第一弾『あなたの不幸は蜜の味』と同じく、女性作家による鳥肌必至の「イヤミス」傑作短篇を集めたアンソロジー。
自分で気づかないうちに生徒を傷つけていた人気教師の身に、十三年後に起こったことを描く「パッとしない子」(辻村深月)。
都心のマンションから郊外の公社住宅に「都落ち」した一家が遭遇した人間関係の闇に、読む者の身の毛がよだつ「コミュニティ」(篠田節子)。
東京という都市の持つイメージに絡めとられ、破滅した二人の女性を描く「裏切らないで」(宮部みゆき)など、読み出したら止まらない、「嫌度数」マックスの作品が揃いました。
人間の「怖い」本質に、目を背けることなく立ち向かいたいあなたにおすすめの一冊。
書き下ろし二作を加え、さらにパワーアップした「イヤミス傑作選」第二弾!
えっ、私が部長になるの!?
「女性の出世」が会社に巻き起こす波乱とは。ベストセラー「書店ガール」シリーズの著者が贈る、働くすべての人のための痛快お仕事小説。
水上駒子四十二歳。出版社で働く管理課課長。専業主夫の夫と高校生の娘あり。彼女の平穏な毎日に突然降りかかった辞令。しかしそれは、もう一人の女性課長と競い合い、勝ったほうが部長になる、というものだった。異例の昇進に、社内をかけめぐる噂と悪口。足を引っ張る年上の部下と、同性のライバル。セクハラ、パワハラの横行する男社会で、駒子はどう戦うのか。
明治時代に西洋的な近代化を図った日本がもっとも手本にした国が、かつて辺境の島国でありながら世界の陸地面積の5分の1を支配する、「大英帝国」と呼ばれたイギリスだ。国王と貴族、大衆が柔軟な関係性を保ちながら議会政治を発展させてきたこの国は、世界大戦後の経済的な停滞もしぶとく乗り越え、いまも世界の主要国であり続けている。
同じ島国であり、君主を戴くという共通点をもつ日本は、この歴史に多くのことを学ぶことができるだろう。
本書はイングランド王国の誕生からEU離脱までを追いながらも、「地主貴族階級」「複合国家」「王室の在り方」などのキーワードを軸とし、単なる通史ではないアプローチで、歴史に埋め込まれたものを読み解いていく。
この“教養”が、複雑な現代を生きる鍵になる!
<主な内容>
序章 なぜ小さな島国が世界を変えたのか
1 王と議会はどのような関係だったのかーーイングランド国王の誕生から名誉革命まで
第1章 イングランド王国誕生
第2章 王と諸侯の駆け引き
第3章 革命の時代
2 大英帝国はいかにして生まれたのかーー産業革命と進化する植民地戦争
第4章 海洋帝国への道
第5章 大英帝国の光と影
3 イギリスはどこへ向かうのかーー帝国の終焉と「三つのサークル」のあいだで
第6章 二つの大戦と帝国の黄昏
第7章 現代イギリスの模索
イヤイヤ期のおきがえをおたすけ! たのしく おきがえ ずぼんぼん! いっしょに おきがえ ずぼんぼん!
きょうの ようふく なんにする? きのこの もようの ずぼんかな。のこのこきのこ きのこずぼん。なんだか おかしい きのこずぼん。はきなおそうか きのこずぼん。
ずぼんを履こうとして、ひとつのあなに両足を入れてしまいヨロヨロヨロ…立てないよ……そんな時は、きのこちゃんたちがお手伝い。
ひとつの あなに あし いれて。のこった あなに あし いれて。こんどは うまく はけました。
一度読んだら忘れない! 一度聞いたら言いたくなる! 「のこのこきのこ きのこずぼん!」 リズミカルに口ずさみながら、楽しくおきがえしちゃいましょう! キュートでユニークな一冊。
DNA鑑定が間違える確率を0.0001%だとした場合、DNAが一致した容疑者は、99.9999%犯人と言えるか?
例えば「公平な分配」が問題になったときに、「ただ数値上正確に半分に分ける」のではなく、「他人をうらやましいと思わずに済む分け方」を追究するのが、法的思考の考え方。
さまざまな事例に柔軟に対応し、当事者を説得し、納得してもらえる良い結論を導くための構造化された知識(スキーマ)が「法的思考」。国内外の事件や裁判から各種思考実験、シェイクスピア『ヴェニスの商人』、ドストエフスキー『罪と罰』まで、豊富な例を通じて具体的に考えながら学んでいきましょう。
【特集】「館」の殺人から、建築家のドラマまで 「建物」が生み出す物語【連載小説】小路幸也「すべての神様の十月(三)」/福澤徹三「冥國大學オカルト研究会活動日誌」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」/高嶋哲夫「首都襲撃」ほか
原爆はなぜ落とされたのか、そしてそれが今日問いかけるものとは……。日米独それぞれの視点を交えた迫真のドキュメントの決定版。
ヤマト建国、壬申の乱といった歴史の転換点で重要な役割を担い、
天皇家にも絶大な影響力を誇っていた東海地方の豪族、尾張氏。
古代史における重要人物にもかかわらず、その正体を知る者はほとんどいない。
なぜなら、尾張氏は最古の歴史書『日本書紀』から消されたからだーー。
『日本書紀』は不正確な記述が多いとされているが、考古学が発展した今、
『日本書紀』の記述では説明がつかなかった「古代史の謎」の多くが、解明されつつある。
それでも、尾張氏の存在は謎に包まれたままだ。
もしも、尾張氏の正体と謎めく行動の真意が明らかになれば、古代史の謎はほぼ解けたも同然。
本書は、そんな古代史の謎を解く「最後のピース」である尾張氏の実像に迫ることで、
正史として残されなかった歴史の可能性を模索する。
いったい、尾張氏とは何者で、本当は何をしてきたのか?
時の権力者が『日本書紀』から消したかった、不都合な真実とは?
歴史のミッシングリンクがつながる時、
教科書では知ることのできなかった「もう一つの古代史」が浮かび上がってくるーー。
中学入試は「算数で決まる」と言われています。
その大きな理由は、他の科目よりも特殊であり、点差がつきやすいからです。「理解+思考+解法スキル」がしっかり身についていないと昨今の問題には太刀打ちできません。
本書では、受験算数を8分野50単元に分割し、それぞれの単元の典型題とその解説、子どもの手が止まりがちな「つまずきポイント」を掲載しています。「子どもがどこでつまずいているのか」「どうすれば子どもが理解できるようになるのか」、悩まれている方、必見!
問題は全部で240題以上。4年生から受験直前期まで使えます。苦手な単元、理解が浅いと思われる単元は、くり返し練習しましょう。
長年、中学受験に携わり、プロ家庭教師として毎年多くの合格者を出している二人の著者が、子どもに教える際の注意点や図の書き方のコツを具体的に伝授!一生に一度の中学受験を通して、ぜひ算数の楽しさ・解ける喜びを味わってください。
学校の帰り道、トモヤは後ろの席のワタルくんにされたいじわるを思い出して、イヤな気分です。ワタルくんは、授業中にトモヤのことをつっついてきたり、小さくて幼稚園の子みたいと笑ったりするのです。
トモヤが公園にやってくると、「ラムネ屋」と書かれた屋台を見つけました。すると、屋台の魔女は、「イヤなことがあったようだね」と言い当てました。トモヤがワタルくんの話をすると、「いじわるラムネ」をすすめてきました。それは、されたいじわるを言いながらつくるラムネで、食べるといじわるをされた時のように悲しくてくやしい気持ちになると言うのです。トモヤは、ワタルくんのいじわるを思い出しながらラムネを5こつくりました。
ラムネをつくり終わると、ちょうど公園の近くを通るワタルくんを見つけました。トモヤがワタルくんの後をついていくと……。
第65回青少年読書感想文コンクールの課題図書『魔女ののろいアメ』の続編。
些細なことで動揺したり、自分の感情をコントロールできなくなったり……。誰かがあなたの感情をゆさぶって、イライラすることはありませんか?
本書では、超人気カウンセラーが感情の正体をつきとめて、本来の自分で生きる方法を伝授。誰でも簡単にできる「表情を作って心を穏やかにするテクニック」「暗示の力を使い一瞬で対処する方法」などを紹介します。
心に安定と静けさを取り戻せるようになる1冊!
「感情の正体をつかんでしまったら、『なーんだ! こんな簡単なことで悩んでいたんだ〜!』って手品の仕掛けを知ってしまった時のような『あ〜!』という気分になります。
これまで語られてきた方法とはかなり違っているので、『え〜! 本当なの?』って思うかもしれませんが、最後まで読んでいただければ『もしかして、そうなんだ』と感じていただけると思っています(本書「はじめに」より抜粋)。
福島第一原発事故発生後、吉田所長を中心に、現場はどう動き、何を感じ、どう闘ったのか。ノンフィクション作家が子ども向けに描く。
コーヒーに紅茶、ココア、そして少しのお酒……。 「飲み物」に注目しておすすめの作品を紹介。読書で一息つきましょう。
ミステリカとは、知的好奇心をくすぐる、極上の謎。
僕が愛してやまないものだよーー。
となりの教室からのカンニング!?
同じ日、同じ時間に別々の女の子とデート!?
極上の謎=ミステリカを解き明かせ!
天才少年と、天才に勝てない少女の青春(アオハル)小説!!
【あらすじ】
中学校入学直後。学力テストの結果が貼り出されたその日、事件は起きた。
1位以外とったことがない園崎咲久(そのざき さく)の名前の上に、全教科満点で三良井晴樹(みらいはるき)の名前が刻まれていたのだ。
それだけでなく、咲久はとなりのクラスの生徒の答案を盗み見た、カンニングの疑いまでかけられてしまう。
真犯人は誰なのか?
咲久の疑いは晴れるのか?
ミステリカ=極上の謎を愛する天才、三良井が動き始める。
別れの先にも、あなたの未来は続いていて。そしていつか、あの日の別れは、永遠の想い出に変わっていく。
さようなら、大好きな人。
切ない恋の結末に涙する──
大人気「ラス君」シリーズから誕生した恋版、第4弾のテーマは「別れ」。
幼なじみ、仲睦まじい老夫婦、同性の大親友、お嬢様と執事、病院で出会った2人、アイドルとファン……。様々な「別れ」にまつわる切なく泣ける恋のお話を20話収録。
【本書の特徴】
★3分で読めるショートストーリーだから、朝読にもぴったり!
★ラストには「キュン!」とするエンディングをお約束!
【目次】プロローグ/打ち明けられない恋/真実はふたりぶん/いつかの恋心/さよならドライブ/告白異世界転生/たられば幸福論/ハッピーエンドのそのあとは/ホタルの森/友だち最後の日/君を忘れない/誕生日の願いごと/彼女は宇宙に行きたかった/君に恋した九十九の夜/あの日の約束/君は(たぶん)運命の人/長引いた初恋/世界でいちばん美しい明日/片想い卒業式/いつか君に、この絵を
【豪華執筆陣】菊川あすか/櫻いいよ/水瀬さら/村咲しおん
魔の者から逃れる方法は、猫又と恋人契約を結ぶことーー
京都を舞台に運命の《縁》を描いた、怪異恋愛譚!
【あらすじ】
大学生の紫苑は、ある夜、謎の黒い影に襲われてしまう。逃げ惑う彼女が出会ったのは、妖怪達の行列を率いる猫又の雅。雅によれば、紫苑の一家は、付喪神と化した「落とし物」を持ち主へと返す「付喪神返還人」を家業としており、その役目が果たせないと付喪神が暴れ出してしまうらしい。助けを求める紫苑に雅は、「それなら俺の恋人にならへんか」と誘い……。
文庫書き下ろし。
仕事や人間関係で疲れてしまった心をじっくり癒してみませんか。
講話が大人気の現役住職が紡ぐ、涙が止まらなくなる珠玉の16編!
本書は16人の主人公たちのひたむきな生き方と、その周囲の人たちのやさしさに触れて心が前向きになれる、まるでお守りのような一冊です。16人の主人公たちはみなそれぞれの人生でつらい挫折を経験します。しかし、家族や愛する人との絆によって、生きる力を回復し、前を向いて歩いていくことを決意します。
物語のひとつ『一生』では、神戸で生まれた主人公・美子の一生が書かれています。太平洋戦争で父を失い、阪神大震災で夫を亡くした美子は、心に大きなキズを抱えてしまいます。それでも、娘夫婦と孫の支えによって幸せを感じ、少しずつ希望を取り戻りしていくのです。
ひとつ一つの物語が短いので、いつでもどこでも読めて、すぐに心を癒せる一冊です。
健康のために「よかれ」と思ってしてきたこと、知らず知らずのうちに日々習慣となっている生活スタイルが、じつは体に悪いことだった……!? そんなことがあるのをご存知ですか?
本書は、月刊誌『PHPくらしラク〜る♪』の増刊号として発行した「本当はカラダに悪い100のこと」と、「本当はカラダに悪い食べもの」の中から記事を選りすぐり、2部構成でまとめました。第1部は食事や食べものに関する「食」にまつわる話、第2部では、「食」以外の日常生活で出合うさまざまな話を集めています。
もしも、本書に明かされた「悪いこと」の中にあてはまるものがあったときには、ショックかもしれませんが、「今日から、できることから」改善すればOKです。巷にあふれる間違った「健康常識」に惑わされず、正しい「健康常識」を手に入れてください!
■「はじめに」より一部抜粋
江戸時代の大名で剣術の達人でもあった松浦静山が説いたように、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」である。
華麗な成功は必ずしも「勝利の方程式」に基づくものではなく、偶然や幸運に支えられていただけであることがままある。
一方で、敗北や失敗には明確な原因がある。
であるならば、むしろ歴史上に無数に存在する凡庸な失敗を反面教師とするほうが役に立つのではないだろうか。
景気が悪く退屈な話だったとしても、敗者の失敗に関心を寄せ、同じ轍を踏まないよう心がけるほうが、成功者の派手で華麗なリーダー論に接して気分が良くなるよりも、よほど意義がある。
本書では、あえて歴史上の敗者に注目し、彼らがなぜ敗れたか、失敗したのかを考察していく。
■目次
【第一章】現場主義・プレーヤー型
源義経:最強プレーヤーはなぜ「独立」に失敗したか
西郷隆盛:情に流された英雄の末路
山本五十六:大作戦を破綻させたコミュニケーションの欠如
【第二章】サラリーマン社長型
明智光秀:「三日天下」を招いた決断力不足
石田三成:最大の敗因は組織づくりの軽視
田沼意次:官僚の枠を超えられなかった改革者の限界
【第三章】オーナー社長型
後鳥羽上皇:自身の権威を過信した「名君」の誤算
織田信長:部下の謀叛を招いた「ブラック企業」の長
中学・高校時代の世界史は、暗記することが多く、嫌いだった人もいるだろう。膨大な歴史事実ばかりが目の前にあると、全体が見えなくなり、興味が薄れてしまいがちだ。
しかし、世界史の道筋は単純化できる。従来の歴史の本とは違ってサクサク読める、映画フィルムを早送りしながら見ているような感覚で歴史を読めるように、という観点でまとめられたのが本書である。
「騎馬遊牧民がユーラシアの時代を生み出す」「国民国家はアメリカの独立戦争から広まった」など、現在につながる世界史の動きを、教科書とは違った視点で斬新に描きだす。
「35の鍵」で歴史の動きがサクッとわかり、「歴史の読み方」で現代から見た意味・着眼点が理解でき、「トピックス」で事件・時代の背景がつかめる。さらに、巻頭や本文にあるさまざまな図表が理解の助けとなる。
『世界全史』を改題し加筆した、最高の基礎教養が身につく痛快おもしろ講義!