「美」は魔物ー。たかむら画廊の青年専務・篁一輝と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長逗留していた。妊婦としての生活に鬱々とする菜穂だったが、気分転換に出かけた老舗画廊で、一枚の絵に心を奪われる。強い磁力を放つその絵の作者は、まだ無名の若き女性画家だったのだが…。彼女の才能と「美」に翻弄される人々の隆盛と凋落を艶やかに描く、著者新境地の衝撃作。
戦国時代を代表する知将・真田昌幸の嫡男真田信之は、父や弟の信繁と別れて徳川側につき、真田家を守り抜いた男として知られる。義を重んじた男の九十三年の生きざまを、真田家研究の第一人者が綴る決定版。
逃げることも悪くはない。でも、それがゴールじゃないはずだ。人気フリーゲーム「青鬼」公式ノベル化第3弾。
世界に誇る、類まれな日本の自然と文化的な伝承。楽園を求めて世界中を旅する写真家が魅了された、日本の豊かさとすばらしさをこの一冊に。
キレイになるためのレッスンはじめちゃお!
鬼平はリーダーの鑑。逆境はひとを育てる。夢は方向を示す。見えないものをみる。リーダーはまず行動。勉強しないリーダーはいない。伝えても、伝わらなければ、伝えたいとはいえない。叱ると怒る。決断は瞬発力。「真摯さ」は学ぶことのできない資質…よきリーダーになるための指南書。
『博士の愛した数式』の著者、小川洋子の作家デビューから10年の間に綴られた初期エッセイ集。金光教の教会の離れで暮らした子供時代、学生時代の思い出、アンネ・フランクへの思い、子育て、そして家族、取材や旅行で訪ねた町の思い出…。何気ない日常生活を描く静謐な文章のなかに、作家が生み出す不思議な世界観を垣間見ることができる。言葉の石を一個一個積み上げたような珠玉の54編。
大食いチャレンジに失敗したものの、お金を持っていなかったカエデは、居合わせた久留米斗真に救われる。彼は警視庁所属の警部で、カエデは運転技術を見込まれ、そのお抱え運転手となった。捜査と言いながら、高級レストランや美食家が集まるパーティーに行ったりするばかりの久留米にカエデは驚くが、不思議とそれが事件解決の手掛かりとなり…。おいしいものと謎が絶妙に絡み合う連作ミステリー。文庫書き下ろし。
南町奉行・鳥居耀蔵に江戸から追放された七代目市川團十郎は、復讐のため鳥居に襲い掛かる寸前で、浪人・鶴松に気絶させられた。目を覚ました團十郎は、鳥居に冤罪をかけられて父を失ったという鶴松とその仲間から、ある計画を聞く。鳥居は富くじの裏で百万両を溜め込んでいるらしく、それを残らず奪おうというのだ。團十郎と鶴松は手を組み、その算段を立てるが…。一気読み必至の傑作時代エンタテインメント!
生きづらさ、不安、絶望感…終末期医療、精神科医療に携わる著者が語る聴き方のヒント。なんとかしようとしなくていい。答えはすでに、そこにある。
中国の皇帝たちが、不老不死を願って飲んでいた毒とは?美容外科で使われる「ボトックス」は世界最強の毒から開発された。一酸化炭素中毒はなぜ起こる。覚醒剤は生薬「麻黄」の研究過程から生まれた…化学と歴史のぞくぞく話。
変化の多い現代を幸せに生き抜くために、育てておきたい「レジリエンス」とは…?
絵さがし、迷路、まちがいさがし、みつけて、まよって、かんがえて!くだものいっぱい、だじゃれもいっぱい!4〜5歳から。
認知症は食事で、予防&改善できる!本書では、多くの認知症患者の治療実績を持つ認知症治療のエキスパートが、「認知症にならないため」「悪くさせないため」の食べ物と食事方法について指南。「1日2杯以上の緑茶が認知機能に効く」「加工食品など不自然な食べ物はリスク大」など、どんな食べ物が良くて、何がNG食品なのかを最新研究に基づいて解説します。この1冊で脳がミルミル若返る!
『論語と算盤』の著者が残した人生・仕事・経営を創る366の教え。