本書では、アトピー性皮膚炎に悩んでいる子どもたちが、自分で読んで自分の病気を理解し正しく対応できるように、現在の標準的な考え方と治療法を子ども向けの話し言葉で書きました。
改訂第2版では、循環器疾患(総論)、内分泌疾患、代謝・栄養疾患(総論)の項が全面的に書き改められた。その上、すべての項において最新の知見に基づきup-to-dateな内容が追加された。また今版から歯科診療に関連する特徴的、典型的な内科疾患の所見や貴重な内視鏡像などを、口絵カラー写真として掲載した。
本書は、診断名がついた後の入院・外来患者の経過観察期に必要となる検査(効率のよい経過観察期の検査選択)を疾患や処置ごとに解説。また、疾患や処置の概念、確定診断、病状判定などについても十分に解説し、確定診断からフォローアップまでの検査計画を網羅。巻末に検査項目および検査測定法に関する欧文略語を一覧掲載。医療面接から病名診断・病状判定までの流れとポイントを図解。
1970年刊行の『今日の小児治療指針』第13版。心因性。精神疾患の記述を充実させたほか虐待・暴力の章を新たに設けている。
耳鼻咽喉科、頭頚部外科領域の疾患に対する診断、治療に関する成書は、学生への教科書から専門書に至るまで多数みられる。本書は診断とともに標題のごとく治療を主としたものである。本書では、処置においては指導者が手をとって教えるがごとく記載され、投薬も、具体的な商品名、用法、用量ならびに投与法が述べられているので、未経験な疾患に対してはもちろんのこと、一般的な疾患に対してもより有効な治療法を具体的に知ることができる。
本書は4章から成り、第1章では、分子栄養学の基礎として特に重要な遺伝子の構造・発現・調節ならびに遺伝子産物であるタンパク質の構造とはたらきについて分かりやすくまとめている。第2章では、糖質、脂質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルの代謝と、それら栄養素が様ざまな転写因子などを介して生体・細胞の機能を調節していることを解説している。第3章では、栄養摂取と密接な関係をもつ生活習慣病に焦点を当て、病態発症機構について分子生物学的な解説を行っている。第4章では、分子生物学的手法・技術の栄養学を含めた各分野への応用についての紹介として、バイオテクノロジー技術およびそれと関連する遺伝子組み換え作物や食品について記している。全編を通して、図や表を見ながら、なるべく容易に理解できるよう配慮している。
皮膚疾患の診断において、発進の性状を正確にとらえ記載する、いわゆる記載皮膚科学が基本となっていることはいうまでもない。それは、皮膚症状の理学的所見と病理組織所見によって、より明確に把握できる。本書では、このような基本的な所見について確認をする一方、近年の科学技術の進歩によって動員されるようになった新しい診断技術についても取り上げ、また、各巻のそれぞれの疾患において述べられている“診断学”について詳細にまとめている。新しい診断法としては、短期間のうちに広く行われるようになったダーモスコピーを取り上げている。また、超音波検査法についても、新たな方法論に基づいた皮膚疾患への応用が取り上げられている。さらに、今後発展するものと考えられる生体共焦点レーザー顕微鏡についても、現時点におけるまとめをしている。病原体の検査法、アレルギー・免疫学的検査法、皮膚機能検査法についても、新しい方法論が取り入れられていることがよくわかっていただけるものと考える。
本書はアレルギー性疾患と思われる患者さんが受診したときに必要な確診に至るための検査計画、治療計画、説明の仕方を学ぶことを目的としている。
アルバム「アトリエ」までの全曲を収載。