人類は,文明の誕生までさかのぼれば,これまでに文字の創造,紙の普及,印刷術の革新,電信の発明,そしてインターネットを核としたICT技術の浸透と,幾度も情報革命を経験して来ている。
本書では,それらの情報革命をキーワードに世界の歴史と現代社会の構図を改めて整理し、それらに伴う図書館の形成・変貌を視野に入れながら、組織としての役割の変容について考察する。
序 章 粘土板からインターネットへ
第1部 文字と紙が創った世界
第1章 文字革命:情報の保存と文明の形成
第2章 紙の長い旅:東から西へ
第3章 文書庫から図書館への道
第2部 活字とケーブルが拡げた世界
第4章 印刷革命:情報の複製と国民的な情報圏の形成
第5章 電信網の構築と情報のグローバル化
第6章 欧米における図書館の発達
第7章 日本列島の情報革命
第3部 電子情報が渦巻く世界
第8章 ICT革命:情報電子化の激流
第9章 ICT革命と図書館
2018年1年間の図書館にかかわる事象を記録し,あわせて関連資料を収録しています。
構成は,図書館界の動向を,都道府県・館種・問題別に概観した「図書館概況」,図書館関係統計と資料・書誌を収録した「図書館統計・資料」の2章です。
資料編では,「公立社会教育施設の所管の在り方」,「文部科学省の組織再編」,「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」,「地方交付税制度」,「学校教育法等の一部改正」,「高等学校学習指導要領」,「統合イノベーション戦略」,「指定管理者制度」,「デジタルネットワーク環境における図書館利用のプライバシー保護ガイドライン(案)」,「マラケシュ条約と読書バリアフリー法」,「著作権法の改正」,「出版物への消費税率軽減」などに関する資料や図書館関係法規,そのほか図書館や図書館関係の団体・関連機関・住民運動団体などが発表した要望,声明,決議,答申,報告などの文書で重要なものが収録されています。
また,「図書館関係図書・資料目録」と,『図書館雑誌』2018年1〜12月号の「資料室欄」に掲載された「図書館関係雑誌記事索引」も掲載。
平等・共有・セルフヘルプの社会理念に支えられた
北欧の豊かな“公共図書館文化”を余すところなく紹介!
充実した福祉で知られるデンマークが、図書館サービスにおいても世界のトップレベルにあるということをご存知だろうか? 本書では、著者が実際に訪ね歩いたデンマークの個性的な図書館の事例を紹介しつつ、北欧公共図書館の豊かな世界にみなさんをご案内するものである。
北欧各国は一貫して、格差のない平等な社会の確立を社会政策の中心課題として掲げてきた。その中にあって公共図書館は、情報への平等なアクセスを確保することによって、情報にかかわるギャップを埋める機関として社会的に認知され、生涯学習の拠点として住民から高い信頼を得ている。北欧では幼いころから保護者に連れられて公共図書館に行き、学齢期になると自ら学校図書館と親しむようになり、それから生涯にわたって図書館を利用するのだ。
本書は様々な角度からそうした北欧公共図書館の魅力を浮き彫りにするとともに、公共図書館の成熟に平等・共有・セルフヘルプといった北欧社会の理念が密接に結びついていることを明らかにする。必要な資料を利用者一人ひとりに手渡していくことーこの当たり前とも言える図書館の原点を、北欧の公共図書館は淡々と守り続けてきた。なぜなら、人は誰しも一冊の本を通じて自分と社会を変えていく力があるから。厳しい吹雪の中を「ブックモービル」を走らせて本を届けたり、フィヨルドの奥地まで「図書館船」を運航するといったサービスが続けられてきたのは、そうした可能性を社会全体で示していくためなのである。
本書には、誰もが一度は行ったことがある図書館の魅力を〈再発見〉するためのヒントがギュッと詰まっている。まずはページをめくりながら、北欧の図書館の世界を写真とともにゆっくり楽しんでください。
(著者 吉田 右子)
拓本画像による釈文の再検証ができる!
新たに見つかった明大本2種を含む重要な拓本7種を厳選し、全拓本画像と釈文を一覧に。
明治大学図書館所蔵の拓本2種の全文写真と翻刻を、さらには高句麗広開土王碑と並ぶ重要資料「集安高句麗碑」の解説・全文翻刻を併載。
論考編には、日本と中国の専門家が、最新の知見を書き下ろした論考7本を収録。
第一部 史料編
第一章 整紙本〔写真版〕
第二章 剪装本〔写真版〕
第三章 校訂本文(吉村武彦・加藤友康・矢越葉子・石黒ひさ子)
附 関係史料「集安高句麗碑」翻刻本文・解説(徐建新原著/石黒ひさ子翻訳)
第二部 論考編
第一章 明治大学本の書誌と採拓年代(矢越葉子)
第二章 解 説(吉村武彦)
第三章 広開土王碑拓本の残存数と保存方法(徐建新原著/石黒ひさ子翻訳)
第四章 東アジア学界の広開土王碑研究史(徐建新原著/石黒ひさ子翻訳)
第五章 三・四世紀高句麗都城と中原王朝都城(朱岩石原著/石黒ひさ子翻訳)
第六章 唐代陵戸の再検討(黄正建原著/波多野由美子翻訳)
第七章 集安の遺跡と東アジアの積石塚(河野正訓)
【執筆者】矢越葉子(明治大学研究推進員・日本古代史)/石黒ひさ子(明治大学兼任講師・中国史)/朱岩石(中国社会科学院・中国考古学)/黄正建(中国社会科学院・中国古代史)/河野正訓(東京国立博物館・日本考古学)/波多野由美子(日本中国考古学会会員・日中交流史)
ミレーの『落ち穂拾い』、ルノアールの『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』......
オルセー美術館の有名な展示品44点のなかにかくれた、シロクマの「ポンポン」をさがせ!
アートがぐっと身近になる、遊び心いっぱいの探し物絵本。
西洋美術史家・木村泰司による、アートが10倍おもしろくなる作品解説つき!
【「アートのなかでかくれんぼ」シリーズは、図書館専用に特別な堅牢を施した商品です。タイトルと内容が同一でソフトカバー仕様の廉価版「美術館公式『さがせ!』絵本」シリーズもございます。】
<収録作品>
「落ち穂拾い」フランソワ・ミレー
「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」オーギュスト・ルノワール
「睡蓮」クロード・モネ
「バレエのレッスン」エドガー・ドガ
「草上の昼食」エドゥアール・マネ
…など全44点!
オルセー美術館のほこる名品から、シロクマの「ポンポン」をさがそう!
一九三九年、農場は干ばつにみまわれ、水をくむ風車がこわれ、パパも家を出ていってしまった。ママは、私と弟と妹をつれてふるさとルイジアナの川辺の町に移ることに決めた…。十四歳のローズは、家族のために年をごまかし、図書館バスのドライバーとして働きはじめる。でもその後も、作家になる夢はずっと忘れなかったー。戦前のローズから始まり、その息子、孫、ひ孫、と四世代にわたる十代の少年少女を生き生きと描きます。時代ごとに、『大地』、『怒りの蔔萄』、「ハリー・ポッター」など話題の本が登場。本への愛がつなぐ家族の姿を描く、心に残る物語。
図書館・情報施設に携わるものは,図書館の成り立ちを知り,自己の立ち位置を把握する必要がある。図書館の歴史理解のために,「知識の集積」の変遷に着目して古代・中世・近世・近・現代のわが国における,「知識」「図書館」の輸入と発展について,時代背景を含めて記述した。
1編 古代知識の集積と図書館のはじまり
1章 知識集積の形・知識の蓄積
2章 ギリシャ思想と古代ローマの図書館
3章 古代中国の図書館
4章 インド・ナーランダ大学図書館と仏教伝播
5章 古代日本の図書館
2編 中世社会の思想と図書館
6章 宗教図書館と大学
7章 宋・元代の図書館と中世日本の文庫
3編 近世図書館思想の広がりとさまざまな図書館
8章 ルネッサンスと図書館思想
9章 近世日本の文庫活動
10章 明の永楽大典と清の四庫全書
4編 近・現代社会と図書館
11章 近代社会と図書館
12章 日本の近代化と図書館
13章 20世紀の図書館
14章 第二次世界大戦後の日本社会の動きと図書館
15章 これからの図書館
レファレンスの基本的な心構え、利用者とのコミュニケーション、レファレンスブックの使い方など、豊富な事例をもとに学校図書館で役立つテクニックを紹介します。学校図書館職員のレファレンス力のアップとともに、調べる楽しさ・面白さを生徒に伝えられます。
吹奏楽部を舞台にした青春ストーリー第4弾。全国大会出場に向け予選が始まった。都大会を危なげなく通過し、支部大会を目前に毎日、練習の日々が続いていた。そんな合い間、怜奈は真央たちと夏祭りに。省吾と光真も合流して、ほんの束の間、楽しい時間を満喫する。そして、いよいよ支部大会。ところが、当日、省吾が大会に出られない事態が起きる。急遽、怜奈がクラのパートリーダーになることに……。
01 それぞれの”好き” 02 目指せ支部大会 03 人気者はつらいよ 04 正しい夏休みの過ごし方 05 大橋先生怒る 06 これってヤキモチ? 07 お祭りの夜に 08 かき氷とアンズ飴 09 また明日ね 10 吹部最大のピンチ 11 キミがいないと 12 想いをひとつに 13 ぼくらの未来
強烈な霊媒体質の浩介がいよいよ学校へ! 通い始めた小学校には思いもかけない怪談の黒幕がいたーー。
閉じられた空間で、語りつがれることでますます力をつける「学校の怪談」。クラスメイトの園田さんにも危機が迫る!? 浩介は、彼女を救えるのか!?
2021年2月のAmazonベストブックの一冊
〈ニューヨーク・タイムズ〉ベストセラー
35か国語に翻訳予定
ナチス占領下のパリ。
苦しくても、わたしたちには愛する本があった。
戦時下のパリを生きた図書館員たちの
勇気と友情を描く感動作!
1939年パリ。オディールはアメリカ図書館の司書に採用された。文学を愛する彼女は熱心に仕事に取り組むが、ついにドイツと開戦。図書館は戦地の兵士に本を送るプロジェクトを始める。だがドイツ軍がパリ市内に入り、ユダヤ人の利用者に危機が訪れる。利用者のために図書館員が考え出した方策とはーー。戦下のパリと1980年代のアメリカを舞台に、オディールの波瀾万丈の人生と、ナチス占領下の図書館員たちの勇気を描く感動作!
ねぇ、そろそろ信じてくれたかしら?この世の中には、今でも、不思議な力をもった「もののけ」たちがひそかに活躍してるってこと。でも…どうしてそんな「もののけ」たちが、生まれたのか、知りたくない?…え?それよりも、あたしがどうして「もののけ屋」になったのか知りたいって?