熱帯アジアの森林管理制度が地域にもたらす影響を検討し、管理の枠組みと地域住民とが織りなす多様で複雑な関係の理解をめざす。
法律の最新事情と、現場からみえる問題点を解説。
本当に役に立つ「環境会計」がわかる!地方自治体等の研修講師やアドバイザーとして高く評価されている著者が生物多様性を表象する「kikyo」という単位で自然環境を「継承財」として位置づけたこれまでにない革新的な理論書。
経済発展と環境政策は、両立しうるのか?経済発展の著しい中国。しかし、同時に大気や水質の汚染、開発による環境破壊が深刻化している。世界の成長エンジン中国の環境法政策は、どこまで有効なのか。ガバナンスの有効性を多角的に分析し、その可能性を探る。
心の営みの科学的な探究は、どうすれば可能なのでしょうか。本書は、言語の領域で、その実例を見ていきます。出所の異なる概念どうしを組み合わせる能力こそが、ヒトにしかない思考をもたらしています。その中心にあるのが言語です。私たちの特徴は、ホモ・サピエンス(賢い人類)と呼ぶよりも、ホモ・コンビナンス(組み合わせる能力のある人類)と呼んだ方が、もっと的確に捉えられることでしょう。認知の本質は計算と表示です。計算の観点から、言語に限らず、認知のどの分野でも通用する原始語で論じることが肝心なのです。
トマス・アクィナスにの厳密さとルネ・デカルトの明晰さのはざまに生まれ落ちたジョルダーノ・ブルーノは、はたして近代科学の先駆か、それとも古代呪術の末裔か。ブルーノが開いた“近代”を生の多様性の発見として再評価し、たえず変化し続ける動的関係に充ち満ちた“無限宇宙”の哲学を読み解く。ジェイムズ・ジョイスの二篇のエッセイ「ブルーノ哲学」「ルネサンスの世界文学的影響」の新訳を附す。
微分可能多様体、写像の近似定理と横断性定理、ベクトル束と管状近傍、写像度・交点数・オイラー数などの数値不変量、モース理論と曲面の分類…35年にわたって読み継がれてきた「定番」の教科書の初の邦訳。
多岐にわたり展開する系統地理学の研究を幅広く紹介。2010年12月に開催された第42回種生物学会シンポジウム「系統地理は何をする」の講演内容を中心に構成されている。
複数の法領域にまたがる「環境法」を、その基礎から学ぶための好テキスト。主要な国内法を中心に解説。最新の法令と環境訴訟の動きに対応。問題意識を持ちながら読めるよう、各所に問いを配置。重要用語、重要センテンス等を明示し、学習に配慮。今後の環境法政策をも展望。