プライマリケアで遭遇しうる梅毒,HIV,淋菌・クラミジアといった9つの代表的な性感染症について,問診から診察,検査,診断,治療,フォローアップ,医療費の目安,専門施設への紹介のタイミング,本人への説明まで,実践的な内容を具体的な症例を提示しながら解説.初めて性感染症の診療を行う医師でも慌てることがないよう,Minimal EssentialsとTimelineも提供.近年増加傾向にある性感染症の慢性化・難治化やさらなる蔓延を防ぐために,プライマリで臨床を行う医師にとって必携の一冊.
本書は問診や具体的な診察手技の解説と、主な認知症疾患での診察のポイントを提示。
日本結核・非結核性抗酸菌症学会編集による,本邦初のエビデンスに基づく結核診療のガイドライン.総論では結核の診断・結核菌検査・結核患者の管理・治療・潜在性結核感染症について基礎から実践までまとめた.また臨床上問題となる「IGRA検査の解釈」,「薬剤耐性遺伝子検査の適応」,「高齢者結核の治療」,「免疫抑制宿主に対する治療」といった12のCQに推奨を明記し,対応の指針を示している.呼吸器科医、感染症医はもちろん,結核診療に関わる全医療スタッフ,行政担当者必携の一冊.
その無駄な医療、そろそろやめませんか?第一選択薬でうまくいかないとき、不必要な医療を減らしたいときの処方箋。
本書の特色は、現在MRSAの抱えるすべての問題について、広い視野から、著者自身の長年の体験に基づく成果を詳細に述べられている点にあります。しかも記述は、随所にコメントとして関連する話題や興味深いエピソードなどが紹介され、医学を専攻していない者にもできるだけわかりやすく、肩の凝らないように工夫されています。
本書は、医師国家試験59〜92回の一般問題の中から小児科の問題をピックアップし、一問一答式の問題集に再編集したものです。内容が古いものは新しい内容に書き替え、数値やデータも最新のものを採用しています。
感染症の診かたがよく分からない…。抗菌薬の使いかた、これでいいの?誰しもが現場でぶつかるこんな問題点・疑問点に、わかりやすく、logicalにお答えします。
現時点での「スタンダード」というべき、市中感染症診療の考え方と進め方を1冊にまとめた。具体的な症例を、どう考え、どう進めるべきか、そのプロセスをわかりやすく提示する。「チャート」を全症例に配置。症例の考え方、進め方のポイントが一目瞭然である。IDATEN(日本感染症教育研究会)講師陣によるピアレビュー(査読審査)を実施。項目の1つひとつが、吟味された確かな内容となっている。
「看護は観察で始まり観察で終わる」とはよくいわれる言葉です。しかし臨床の現場で、いったい何を、どのように観察したらよいのでしょう。そして、観察したことをどうアセスメントしいかに対処したらよいのでしょう。科学的知識と経験によって裏打ちされたベテランナースがあなたに贈る、看護観察の知識と技術の集大成。
本書は、97年5月、厚生省と日本製薬団体連合会の共催で行われた「改正薬事法の施行に伴う新GPMSP基準並びに副作用・感染症報告の法制化とその運用についての説明会」の講演、およびその後の通知などを踏まえて、最新の情報を織り込んだものである。
重要な水資源でありながら、管理を怠れば、汚染や枯渇などの災害に見舞われ易い地下水。各地の地下水の現状をつぶさに検討し、大都市の地下水の利用法を検討する。
一般外来にくる発熱患者と感染症。抗菌薬に手を伸ばすまえに、自信を持って診たてるには…外来で必要な12の抗菌薬。どんなときに使うのか…現場本位の臨床センスで解き明かす。
解剖生理・検査から、肺癌、COPD、喘息まで、呼吸器の全てを徹底ビジュアライズ。イラスト・画像を大刷新。最新ガイドライン準拠。新章・新規項目を多数追加。