多様性を基盤としたもう一つの場。その地平に共生を原点とする教育の営為は成り立つか。オルタナティブ教育の原風景を探す。問われ続ける世界13カ国のガバナンス。
1979年「養護学校設立義務化」をピークに日本各地で展開された,「がっこの会」「青い芝の会」などの共生教育運動.この闘争が提起した「障害」や「分けない授業」をめぐる真摯な試行を,当時の運動資料や取材から再発見する本書は,今日のインクルーシブ教育を照射する.
教員採用試験の受験生のための総合情報誌”【特集1 今やれば後悔しない!必ず出る「答申・資料」】 教員採用試験で毎年出る答申・資料。でも、いざ対策しようとしても、その膨大な種類・量に圧倒され、結局手付けずのまま本番を迎え、あえなく撃沈という受験生も少なくありません。答申・資料はできるだけ早く、出るところだけを、効率よく対策するのが攻略の最大のコツ!そこで次号では、2019年夏実施試験を徹底解析し、来夏出題の可能性の高い答申・資料を分かりやすく解説していきます! 【特集2 社会人のための教採受験ガイドー免許取得から合格までのロードマップ】 社会人で教師を志望する人が増えています。とはいえ、教員免許状を持っていない人の中には「何からはじめたらよいのか」と途方にくれる人も少なくありません。そんな人のために、免許状の取得から試験対策の進め方まで、合格までのロードマップを示します。 【教セミプラクティス -筆記試験対策を徹底サポート】 ★過去問で鍛える専門教養 教員採用試験において問われやすい必出領域について、過去に出題された問題を収集。確かな知識が求められる専門教養の学習を徹底的にサポートしていきます。 ★まるわかり! 令和の教育用語 ★ボカロでらくらく攻略 教育法規 ★実例でわかる! 合格指導案 書き方レッスン ★教育史・教育心理の要点ワード144 ★教職教養・一般教養ブックインブック(YouTube連動) 【教セミディスカバー -採用試験に役立つ情報を読み物連載でお届け】 *そうだったのか! 学級経営 プロのセオリー *あなたは見抜ける!? 子供のソノ行動、コレが理由です *若手のためのコンプラ入門 *伊豆倉哲の教育論壇イッキ代読 *バスケ未経験者の若手教師 顧問3年目で全国優勝! 大好評のYouTube 連動企画は新クールも継続します。”” ”
働き手として、大学経営の調整弁として留学生が利用されている実態の報道が耳に新しい。本書は、留学生の受入れ機関(大・中・小規模大学)と11にわたるアジア諸国・地域の送り出しの実態を紹介し、持続可能な留学生政策の確立へ向けた考察を行う。
語彙と文法とのかなめになるのは、単語である。単語の語彙的な意味の体系性を問うのが語彙論であり、単語がくみあわさって、文をつくる文法(形態論と統語論と形態統語論)の体系性を問うのが文法論である。昨今の日本語研究では、「文法と意味」「シンタクスと意味」という姿勢が主流にみえる。そこでは、単語が等閑視され、形態論が軽視されている。本書は、日本語の単語と形態論をめぐる諸問題をあつかう。言語間の対照にもいいおよぶ。
2017年からドイツで適用された、多様な特性を持つ子どもに対応した新しい学習指導要領が、実際の学校現場にどのように反映されているのか、現地視察をもとに紹介。障害児者をはじめ移民・難民の子どもも含めたドイツのインクルージョンの最新事情を知る上でも有益な一冊。
保育士試験の2日目の科目を完全解説。豊富な図表とわかりやすい文章で無理なく学べる。
随所に「〇×式一問一答問題」を掲載しているので、自分の理解度がすぐに確認できる。
絶対押さえたい頻出人物一覧を収録。
ポイントが隠せる赤シート付き。試験科目の改正に対応。
今、ダイバーシティ(多様性)が企業、社会において重要なキーワードになっている。多様な人々が共に生きるインクルーシブ社会を実現するために必要な教育、それがインクルーシブ教育である。ただ、日本では、インクルーシブ教育=障害児教育という捉え方をされがちである。しかし、多様性といったとき、障害者だけではない。子どもたちが、社会に共生する他者や他の文化を受け入れながら、人間らしく生きるという尊厳をもった人間性を、経験の中で英知と共に獲得していくことが、インクルーシブ教育の最終的な到達目標となる。多様な人々を包み込む、これからの教育の進むべき方向性を考える。
【主な内容】
第1章 インクルージョンとは?
第2章 インクルージョンの四つの局面とインクルーシブ教育
第3章 これからのインクルーシブ教育の方向性と課題
SDGsをふまえた国際貢献・国際開発を,実際のフィールドでの取り組みから解説する.〔内容〕SDGs実現への課題と枠組/脱貧困/高等教育/ICT/人材育成/社会保障/障害者支援/コミュニティ/水道/クリーンエネルギー/都市化
人間の倫理とは何かを考える
ノーベル経済学賞を受賞したセン、ハルサニー、マーリース、そしてロールズ、ウィリアムズ、ヘアら世界的に名を馳せる経済学者と哲学者の熱い対話。
われわれに功利主義はのりこえられるのかーー本書は、世界的に活躍する経済学者・哲学者らによる功利主義の擁護とその批判を収録した古典的名著である。道徳、政治哲学のみならず経済学、社会的選択の理論にかかわる論点を提示し、功利主義に潜む一元化への警鐘をならす。学問の方法論的土台をめぐり経済学と哲学のあいだで熱い対話がいま再びはじまる。(原著 Amartya Sen and Bernard Williams eds.,”Utilitarianism and Beyond,” Cambridge University Press, 1982.)
学校教育において、さまざまな授業場面でコンピュータや情報通信ネットワークなどのICT活用を図ることが求められているが、全教科の中でICTを活用した実践例が最も少ないのが音楽科である。
これまでの音楽科教育を尊重しつつ、これから授業や行事などでICTをどのように活用すればいよいのか、具体的な事例を挙げて分かりやすい文章で、かつ、段階的にその方法を紹介する。また、ICTの環境整備の現状と今後の展望や、小学校のプログラミング教育と音楽科教育の展望についても取り上げる。
はじめに
プロローグ:そもそもICTとは?
第1章 音楽の授業で使えるICT機器〜21世紀型の音楽室を創造する〜
1 大型モニター
2 教師用パソコン
3 タブレット端末
4 書画カメラ(実物投影装置)
5 その他の機器
コラム1:音楽科教育におけるICT活用の歴史
第2章 ICT活用の提案
1 ICTで授業が変わる
1.授業全体におけるICT活用
2.「歌唱」分野におけるICT活用
3.「器楽」分野におけるICT活用
4.「音楽づくり」分野におけるICT活用
5.「鑑賞」分野におけるICT活用
2 音楽行事が変わる〜子どもたちの音楽にICTが花を添える〜
1.「音楽会」でのICT活用
2.「音楽集会」でのICT活用
3.「ミニコンサート」でのICT活用
3 教科の仕事が変わる〜ICTを活用した効率的な教科事務〜 1.音楽科で使う書類・楽譜の電子化
2.書類・楽譜ファイルの効率的なデータ管理方法
3.評価にICT機器を活用する
コラム2:ICTを活用した事例集
第3章 ICT整備の現状と課題
1 音楽室のICT環境を改善するために
2 これからの音楽科教育とICT活用
コラム3:プログラミング教育と音楽科
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〈巻頭インタビュー〉佐藤健さん/「好きなことができるような距離感をとってくれる家族に本当に感謝しています」
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◯働くママのための時短温活入門
◯性教育は3歳から!
◯危機を乗り越えて妻は強くなる 共働き夫婦の再生物語
連載|SHIORI'S DELI/鶏とカリフラワーのカレークリーム煮こみ
連載|“家事パパ”進化論
連載|タイムリーコスメ図鑑/クリスマスコフレ
連載|松橋周太呂さんの困ったカジゴトカイケツ!
連載|犬山紙子さんのクソバイスバリア!
連載コミックエッセイ|お仕事はじめました!
連載|にひパパの育児絵日記
連載|ワタナベマキさんの今夜はプチごちそう→翌日お弁当
連載|幸せのウチ飲みレシピ
〈「森彦の時間」&「ブレンディ ロースターズ&」をセットで30名様にプレゼント!〉
社会言語学、音声学、記号論、児童文学、英語劇など、英語教育に関わる幅広い隣接科学の視点を取り入れ、専門的な知見を簡明に提示。
第1部:教育理念、教育政策、教育目的
第1章:英語教育政策史から考える小学校英語ー果てなき夢が行き着いた先【鳥飼玖美子】
第2章:「なんで小学校英語やるの?」-基礎知識としての英語教育目的論【寺沢拓敬】
第2部:語彙、音声、文字、文法
第3章:語彙とコミュニケーションを《つなぐ》学習ー類似性への気づき、つながりの創造としての語彙指導に向けて【綾部保志・小山亘】
第4章:発音指導を考えるー間違いやすいイントネーション【川越いつえ】
第5章:小学校からの系統立った文字指導ーアルファベットの読み書きから絵本の一人読みまで【畑江美佳】
第6章:小学校における英文法教育についてー知的な小学校英語授業を目指して【古田直肇】
第3部:語学、文学、絵本、演劇
第7章:学習意欲と知的好奇心を維持するための外国語学習論ー観察の面白さと発見の喜びを自律的学習へとつなげる【安原章】
第8章:変わらない価値のあるもの “Get back to the basics yet again.”-「英語を学ぶ者には必要不可欠なもの」再考【菊池亮子】
第9章:小学校英語における絵本を再考するー絵本論の視点から【村松麻里】
第10章:英語教育における演劇ー演劇の立場からの英語劇の再考【飛田勘文】
第4部:個別指導、協働学習、内容統合学習、多モード的自己表現
第11章:ていねいに分かりやすく教えるための視点ー英語が苦手な生徒の立場に立って力を与える【小林隆史】
第12章:小学校英語へ協働学習の提案ー英語嫌いを作らないために【津田ひろみ】
第13章:CLILを取り入れた外国語教育ー全ての児童にとって学びある英語教育の実現のために【山野有紀】
第14章:アイデンティティ・テクストー「二言語での文章産出」から「多モード的表現」へ【本林響子】
第5部:使用言語、教室談話、社会文化コミュニケーション、越境コミュニケーション
第15章:教室内コミュニケーションにおける効果的な母語使用ーコードスイッチングの観点から【森(三品)聡美】
第16章:コミュニケーションについてのコミュニケーションに目を向けるー「見方・考え方」そして「感じ方」に気づくー視点【榎本剛士】
第17章:〈社会文化〉と〈コミュニケーション〉の接点ー規範意識と行動様式から言語使用を考える学習【綾部保志】
第18章:コミュニケーション力を育てる英語教育ークリティカルな視点から【久保田竜子】
日本語の基本動詞はほとんどが多数の語義を有する多義動詞である。そのため、基本動詞は、日本語学習者の習得の難関となるだけでなく、日本語教師にとっても教育の難関として立ちはだかる。本論文集は、上級レベルの日本語学習者と日本語教師のための「基本動詞ハンドブック」の作成を通して、最前線の研究者によって行われた多義動詞の分析と外国語との対照研究、およびそれらの日本語教育への応用に関する成果と課題の集大成である。
統計分析のための最大の情報源である公的統計情報に関してその作製と提供,および利活用について,歴史的,制度的,方法的な検証を加え,その課題と展望を分析事例をまじえながら明らかにする。とくに戦後60年を経ての改正統計法のもとでの調査票情報(ミクロデータ)の利用問題に焦点を合わせている。1部では,統計情報の作製と提供をめぐるミクロベースでの課題を議論し,2部では調査票情報の2次利用の方法的課題や社会問題への応用を含む資料や分析結果を提示する。3部では,地域振興政策への調査票情報の利用をはじめ,地域・空間・居住特性への統計的アプローチや行政情報とのデータ融合についての分析結果や方法原理を議論している。
第1部 公的統計情報の作製と提供
第1章 改正された統計法と二次的利用の現状と課題
第2章 統計表の構造とIPF法を用いた教育用擬似個別データの作成方法
第3章 公的統計データにおける秘匿性と有用性の評価のあり方に関する一考察 -スワッピングを中心にー
第4章 交互最小二乗法による選択的エディティング手法の質的な順序変数への拡張に関する検討
第5章 フランスINSEEにおける均衡抽出法の利用
第2部 公的統計の2次利用と社会研究
第6章 パラメータ推定と抽出ウェイトの利用 -尤度を中心にー
第7章 Web調査による公的統計の拡張可能性 -生活時間調査を素材にー
第8章 観光地域経済調査からみた観光関連事業所の季節変動分析
第9章 既集計の公的統計データを用いた貧困量推計と「社会的排除」分析に関する検討
第10章 ドイツのSOEPの意義と利用可能性
第11章 アドルフ・ケトレーの統計論
第3部 地域分析とデータ統合
第12章 地域での事業所調査と経済センサスの活用
第13章 世帯規模の動向の分析における地域単位の検討
第14章 人口・世帯属性からみた居住期間分布について
第15章 境域情報等を用いた公的統計と行政情報のマッチングについて
第16章 行政情報と統計情報のデータ統合の分析的意義について -静態・動態情報のデータ統合を中心にー
教員のブラック労働、教員採用試験の倍率低下、非効率なシステムなどなど。
ツイッターで話題の“さる先生”が、いま多くの問題を抱えている「学校現場」に一石を投じる。
教師として、あなたのミッション(使命)は何ですか?
教員として豊かに生きるための条件、それは自分の中に確かな「ミッション」を持つこと。
それにドライブされて動く人がたくさん出てくることで、学校教育はもっと面白い世界へと変わっていくはず。
ツイッターで「教師の働き方改革」を提言するやいなやフォロワー数が急上昇のさる先生が語る。
「教育の生産性」を上げた余白が生む、その先の教員の在り方、理想、変えていくべき未来。
さる先生と同じようにミッションを掲げ、奮闘している仲間(教員)たち。いま学校現場で起こっている大きなグルーヴがココにある!
「教育の生産性を上げて、子どもも教師もハッピーに!」というミッションを実現していくために、さる先生が実践している思考法や仕事術も多数公開。
学校業務の効率化を図るテクニックも充実し、これを読めば明日から「定時に帰れる」こと間違いなし。
現役教師はもちろん、教師を目指す学生たちにもぜひ一読してほしい一冊。
学校、教育に関連するすべての人に投げかける、さる先生からの提言を受け止めろ!
第1章「死ぬ」と思ったら、イシューから始める
第2章「発信」により、自分をアップデート
第3章 ビジネスマインドを教育に取り入れる
第4章 ミッション・ドリブン
●巻末[第2部]では働き方を変える、
「教育の生産性を上げる3つのテクニック」を収録
[特別寄稿]
・“学び”をコントロール - 葛原祥太先生
・Edtech実装の教室 - 若松俊介先生
・フリースクールの設営 - ざるくん(神前洋紀先生)
提出書類の自己アピール力アップ!決意・熱意・創意が伝わるスペース別の最適な記載法!
テレビ離れが進むなか,いま最も視聴者から「愛されている」テレビ局,テレ東.そこに至るまでは後発局ゆえの挫折と苦闘の歴史があった.テレ東設立の歴史的経緯を辿り,テレ東が支持される理由(たのしさ)を存分に分析する.現在のメディア状況,ひいては日本社会のテレビの将来的可能性についての探求の書.「一番テレビを見ている社会学者」渾身の書下ろし!!