中伊豆の森で、眼球を反転させた奇怪な三人の死体が見つかった。しかも彼らの腕時計は、みなデタラメな時刻を示して動きつづけていた。半月後、同じ地域の貸別荘を訪れた男女が突然、すべての時計が狂い出す現象に遭遇!同時に室内に異様な気配を察し、身の危険を感じて逃げようとするが、ひとりの身体に想像を絶する変化が発生!人間の常識を覆す怪奇現象の連続に、電磁波研究者の清水教授は助手の神保真美と共に現場へ乗り込むが、そこで遭遇したのは死霊の大群だった。
猫の森“アタゴオル”を舞台に、ますむら・ひろしが描く、ヒデヨシとゴッホの心の歌!著者の公式ホームページ「ごろなお通信」で話題騒然、謎の“ビンセント計画”。その全貌がいま明かされる。
現代物理学はどのように生まれたのか?電磁気学からゲージ理論へ個性豊かな261人の思考をたどるロマンと冒険の旅。
田舎町に住む高校生・聖司と駿介は春休みの学校で一人の少女と出会う。彼女の祖父は学校の中央に建つ時間塔を設計した人物だった。少女・慧は春休みが終われば留学する予定であり、その前に思い出の時計塔を見にきたと語る。その時計塔の針は動かなくなって久しい。聖司と駿介は「慧が旅立つ前に時計塔を修理しよう」と計画する。毎日のように夜の学校へ侵入し、キャンプ気分で修理を楽しむ三人。だが限られた幸せな時間を噛みしめる一方、三人は互いに言えない秘密を抱えていた…。異なる登場人物の視点をそれぞれ新鋭三人の作家が描き、彼らの抱えた「秘密」を少しずつ明らかにしていく、という斬新な形式で描かれる青春ラブストーリー。
ヒトの体内時計25時間説は実験の不備。素数ゼミをだました実験で1年早く地上に出させた。ヒトの体内時計は、脳内のマスタークロックと多くの末梢クロックから成るシステム。体内時計の常識のウソを科学する。
現役の今から、どんな研修を計画的にしていったらよいか、二十年研、三十年研が必修にならないようにするにはどんなことを考え、どんな研修をしていったらよいか、ということについて、著者のささやかな経験をもとにまとめてみたのが本書である。
不幸にも、時間を止める力を持ってしまったイヴ。普段はその力をコントロールできるのだが、愛をささやく瞬間に使うと、力は暴走を始め、相手を時間の狭間に置き去りにしてしまうのだ。イヴは恋人を失い、それから男を愛することをやめてひっそりと生きていた。ところが、そのイヴの力に助けられた青年がいた。彼はイヴを愛してしまう。逃げるイヴを探し求める青年。そんな二人がひょんなことからある事件に巻き込まれた。力を合わせて謎を解き、二人は事件を解決するのだが、男の恋する気持ちはますます募るばかり。ついにイヴは、過去の忌まわしい事実を青年に告白する……。
夜のアーカムシティを駆ける機械仕掛けのウサギ娘。最強の「魔導書」アル・アジフの紛失ページである彼女がドクター・ウェストの手に落ちた時、デモンベインに最大の危機が訪れる!?時間を操るという新たな力を得た破壊ロボに対し、九郎とアルはいかにして立ち向かうかー「第一話 ド・マリニーの時計」ほか、「第二話 遺跡破壊者」「第三話 破壊の序曲」を収録した、鬼才・古橋秀之による究極のデモンベイン小説集。
“十七歳の変人博士、動物に育てられた少女と同棲中!?”-トリビューン・アテナ紙。うさんくさいゴシップ記事のせいで、少年博士アレックスの邸にはリーの親と名乗るニセモノが六人もやってきた。追い返すアレックスだが、その後も災難は続く。いとこのグウェインがアレックスの邸を訪れた帰り、車で人を跳ねてしまったのだ!!轢かれたそのおじさんの腕はなんと機械でできていて…。
四国在住の歌人が、幼いころから目にしていた白衣に身をつつみ、八十八ヶ所を巡拝した歩き遍路の体験記録。あたたかさとスリルにみちた一冊。
賑やかに噴出することば、過剰な愛、打ち鳴らされる清新な音楽。時空を超えて散在するみなしごの一族、その滅亡と再生の物語がはじまる。