一介のサラリーマンが、世界銀行のコンサルタントとして、ガーナ国営企業の再建を任される。猛暑、マラリアと闘い、さらに典型的な官僚組織に悩まされながら、3年あまりで経営を軌道に乗せた男のロマンの記録。
「録音した声が自分の声と思えないのはなぜ?」「スイカに塩をかけるとより甘く感じる理由とは」「いわゆる第六感の正体とは」。ヒトの感覚には、まだまだ知らないことがいっぱい。誰にでもある経験を例にとり、知覚の仕組みと不思議を興味深く探る面白本。
それは7月、雨降るロンドンでの出来事だった。40歳になった大学教師のエムリスは、滞在先のホテルで、考古学者のセバスティアンと出会う。ひと目見た瞬間から、彼こそ運命の人だと確信するエムリス。その腕に抱かれることを渇望し官能の虜となった彼女は、すべてを捨て、セバスティアンと共に彼の住むスコットランドへと向かう。遺跡が見守る最果ての島で、欲望のままに幾度も体を重ねるふたり。しかし、燃え上がる肉体とはうらはらに、エムリスは謎めいたセバスティアンの言動に疑いを抱くようになり、お互いの心は次第にすれ違いはじめ…。美しい自然を背景に描かれる愛と喪失の物語。
日本一を示す『フジ』色のユニフォーム、袖にぬいつけられた「魂」と「日本代表」のワッペン、そして、キャップにはV(Virus、Victory)のロゴとORETACHI WA BYOUKI DAZOの文字…、草野球界では知らぬ者のない実力派チームウィルス-Virus-を率いるは、芸能界屈指のアスリートとして有名な井手らっきょ。本書は、『私の本質は野球人だ』と語る芸人・井手らっきょが、自らもモデルを務め、草野球を楽しむために必要な技術をお笑い抜きで解説した草野球プレーヤーのためのテキスト。また、技術指導の合間には、著者の野球への熱い思いや読者へのメッセージ、芸能界の草野球仲間によるコラム、たけし軍団の草野球にまつわるエピソードなどを盛り込んで、読むだけでも楽しめる入門書となっている。
普通のアメリカ女性がどんな夢を持ち、どんなハードルを越えて、それを実現するか、インタビューと本人たち(四十五人)のエッセーで綴った。
小林光一九段が、明快な白番布石の打ち方を解説。遅れているようでも、きっちり根拠を確かめておくことの重要さが理解できる一冊。
人生に悩んだり、不幸だと思っている人たちに贈る「知恵の泉」集。マイナスの体験が自分をひとまわり大きくする-。北海道新聞紙上で好評連載「妄言有情」の珠玉エッセーが1冊に。
いま、私は何を一番したいのか?自分自身にそう問いかけて、果敢に人生を切り拓く。妥協せずに美しく、女であることをバネにして。素敵にタフなアメリカ女性18人をリポート。
「使いやすさ」から「環境調和のデザイン」まで。あらゆる人が参画するユニバーサルデザインの明日を描く。
元州議会議員の娘であるエリンは、婿取りにこだわる父に嫌気がさし、是が非でも仕事で成功をおさめようとしていた。ある日、ビジネスミーティングに颯爽と現れた男性ザックを見て、彼女はその危険な香りの虜になってしまう。彼は今度取り引きする会社の経営者だ。私情をはさんではいけない。失敗は許されないのだから。自分に言い聞かせるエリンだったが、ザックの魅惑的な笑みに、彼女の理性は風前の灯火に…。
日本全体がほとばしる熱さに覆われていた60年代後半から70年代。その熱い時代を駆け抜けた三人がいた。出会って、共に過ごした青春のステージ、その熱い記憶が今、覚醒し、その熱い魂が今、蘇生する。喧騒に満ちた時代を共に生きた三人が、それぞれの熱い魂を述壊していく時、忘れかけていた熱い記憶がフラッシュバックする。団塊世代のしんがりを熱く生きた正人たち三人の青春物語。
5つのツボで英語を簡単に話せるようになる。
停電になっても凍えない、暑くない。脱原発、節電時代の住宅・リフォーム事情。「高断熱高気密」+「自然エネルギー利用」。