世界は広いが、それぞれの生き物が生きられるのは、ほんの小さな場所にすぎない。ウナギは川底の穴にしか棲めないし、モンシロチョウはいつもキャベツ畑を飛んでいる。生き物の居場所=ニッチは、なぜそこに決まっているのか。これまで餌や配偶者の存在などの理由が考えられてきたが、実は天敵の不在こそが何よりも重要なのだ。生き物たちの巧妙な生き方から、天敵不在と繁殖干渉という、生態学の核心的概念を紹介する。
地面の下にすむいきもの、約100種を収録。じっさいの大きさで巣のかたち、くらしを克明に描いた地下の巣ずかん。幼児からおとなまで。
四季をとおして、きものを「ふだん着」として着こなす知恵と喜びー。のびやかで気持ちのいい「きもの暮らし」の提案です。
亜熱帯の戦場で、氷雨の原野で、深夜の書斎で、一本の指となり、創造の起爆剤ともなるライター、パイプ、万年筆、ジーンズ、帽子…。時間と空間と、生と死の諸相の中を旅する作家。そしてそこにはいつも、物言わぬ同行者(小物たち)があった。死物を生物に変える日々の回想。
おばあちゃんのうちに行くバスの中で外国からきたきょうだいを助けたソフィー。ふたりは大サーカスの一員で400人の団員と250匹の動物たちといっしょに世界中を回っているというのです。ふたりにさそわれて、サーカスを見にいったソフィーとフェリックス。そこで、いたずらなサルに誘拐されたフェリックスはサーカスの一座といっしょに旅することに…。ふとしたことから舞台に出演するようになったフェリックスはいちやくサーカスの人気者に!ベルリンから、ザルツブルグから、ウィーンから、スイスの町からフェリックスの手紙がつぎつぎ届きます。
ことしのバレンタイン・デー。クラスメートのふじしろけいたにチョコレートをあげたら、みんなに「へんじん」とうしろゆびをさされた。でも、あたし、しってるんだ…。
きもののおしゃれを気軽に楽しみたい、自信を持って憧れの料亭に行きたい、美しいしぐさを身につけた女性になりたい…そんなあなたに、イザというとき役立つ「和の作法」を教える。和文化を生かした遊び心溢れる生活を提案して人気の著者が、お茶や会席のいただき方から和服の約束事、おじぎ・正座のコツまで、イラストを満載して初心者にもわかりやすくアドバイス。
本書では、はちゅう類・両生類の採集のしかたや飼いかたを紹介している。飼育は、できるだけ、自然な条件でおこなうようにした。解説は、なるべく写真をつかい、わかりやすくした。小学中級から。
関帝廟に祀られ財神として人気の高い関羽や航海の女神媽祖、『封神演義』のヒーロー二郎神や〓〓太子、日本でもおなじみの鍾馗や斉天大聖(孫悟空)、学問の神さま文昌帝君など民間信仰の神から、太上老君や玉皇大帝のような道教の神、観音や弥勒などの仏まで、中国人の間では多種多様な神々が息づいている。今もなお篤い信仰を捧げられる神さまたちを紹介し、彩り豊かで不可思議な中華の宗教世界を知る。
超自然的な霊力を駆使するもう一つの呪術の体系。憑き物をめぐる呪法の全貌に迫る。
格好いい、難しくない、いやされる、魅力あふれる「男の着物」入門。
1903年12月17日、キティホークの丘でライト兄弟が人類初の動力飛行に成功した。わずか12秒間、飛行距離36メートルにすぎない。しかしそれは、空を飛ぶという夢が、19世紀のケイリー卿やリリエンタールを経てようやく現実のものとなった瞬間であった。人類はいかにして空に舞い上がることができたのか。羽ばたき機から初のジェット旅客機コメットまで、飛行機を創り上げた人と科学と技術のドラマ。
本書は、着物についての疑問や悩みを解決しながら、時代遅れの決まりごとから解放され、自分のアタマとセンスで着物のお洒落ができるように願って書かれたもの。悩みの種である着物のケアについても、専門家の助言を後ろ楯に、役立つ情報を載せた。
きもの生活の上級者になる本。著者直伝の工夫とコツがいっぱい。
「歌舞伎の女形の家に生まれ、母を見ても、関係の親戚筋や親しい役者さんのおうちの方々を見ても、着物をらくらくと着て、どこかでキリッとしている、素敵な着こなしのお手本みたいな人ばかりでした。(略)着物はそんなに動きにくいものでもなく、それほどお金のかかることでもないので、どうか着物を見直してあげてください」(「はじめに」より)。
はじめての人でも大丈夫。きものの素材や反物の種類から、季節の決まりごとまで、ぜーんぶ書いてありますから。素敵なイラストと共に読んでいけば、あっという間にきもの通。
「着物遍歴は成長のあかし」「着物で行っちゃう居酒屋デート」「浴衣に素足はエロティック」「着物で彼氏の深層心理をチェック!」「着物でお泊りってOK?」「着物を着ると甘え上手になれる」「春も冬も単衣のすすめ」「ネイルは必須アイテム」…コーディネイトもマナーも、堅苦しいお約束事より“自分スタイル優先”が荷葉流。新しいおしゃれを見つけて「いい女」になりましょう。