青木昌彦は、1980年代に形成された日本企業に関する新しい通説をJ企業論としてスマートに理論化した。本書は、小池和男の労働論、浅沼万里のサプライヤ・システム論に依拠したこの青木理論の批判を行い、日本企業論と日本経済論を再構築するとともに、さらに日本型経済システム・日本的経営のオールタナティヴな全体像を提示する。
本書は、筆者が1996年4月より2年足らず、外務省より出向して在籍した大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP:Osaka School of International Public Policy)から、陸続として育っている国際NGO活動等に従事する元院生に、それぞれの経験を披瀝する場を与え、国際貢献のための彼らの活躍ぶりについて読者に知っていただくことを目的とした本である。
職場体験は、職場を訪問して仕事を体験するだけのことではない。学校での実践例を見ていきながら、職場体験について、しっかり理解しよう。
人事労務管理から人的資源管理へ。これまでの経営労務や人事管理、労務管理の伝統的な考え方を踏まえつつ、日本で初めて「人的資源管理」を本格的に体系化したHRMテキストの決定版。
本書は、これまであまり光の当たらなかった人間のコミュニケーション行動の観点から、日系ブラジル人の日本社会への適応、逆に言えば日本人・日本社会の「国際化」の問題を扱っている。
本書は、世界保健機関(World Health Organization:WHO)非感染性疾患対策部(在ロンドン)により組織運営された単極性うつ病に関する本会議の内容をまとめたものである。会議の目的は、早期診断を必要とするうつ病患者の診断と治療に関する理解を深めることであり、とりわけ非典型的な臨床像を呈するケースや適切な抗うつ薬治療による迅速な治療により、臨床上の利益および経済的利益を受けるケースに関する理解である。こうした認識が、この領域における、よりよいケアにつながることが期待される。本会議は、プライマリケアの現場で働いている人々、国および地域の政策立案者、健康保険組合や他の健康管理団体で働く人々を対象としている。
女性の就労が進み、子育てとの両立がむつかしくなっているー子どもと親にとっての理想の保育所は実現するだろうか。子育てをしながら自分らしい労働が確保できるだろうか。子育てと労働の未来を見つめて、保育・家庭・職場をめぐる育児支援策を考える。
企業組織において男女差別が再生産される要因を、人材マネジメントとの関連において分析し、また、これまでの厳しい状況のみでなく、近年展開されている新しい人材マネジメントの中に、差別撤廃・男女協働のための、さまざまな要因が成熟しつつあるという点についても言及する。
専門分野で一定の専門知識があり、これから光触媒を研究しようと志す、大学院生、技術者、研究者のための光触媒入門。その歴史的、学問的背景を含め光触媒を理解するための基本をわかりやすく解説。日本で発展したこのすばらしい技術を研究するにあたって、科学的、論理的に正しい道筋をつけることができ、重要な論文、最新の論文を読みこなすための基礎知識が得られるように書かれている。
職場で必要な最新の法律実務を学ぶ。著者が永年、ビジネス現場で経験したケースと大学での講義を基に、仕事で必要な多岐にわたる法律知識と技術を収録した「ビジネス法」の決定版。
酸化チタン光触媒の普及状況を始め、光触媒反応の機構や酸化チタンのコーティング法、あるいは最近注目されている可視光にも応答する酸化チタンについての現状など、本書ではこの分野の専門家に解説をしてもらっている。
生産拠点の「国内回帰」、はじまる。そのとき、日本の工場のあるべき姿とは!?研究開発と生産機能を併せ持ち、日本の環境に適した高付加価値製品の生産拠点、「多層階工場」構築のノウハウを、余すところなく一冊に凝縮。
最高の音で楽しむために!