オルガニストとして人気の高いプレストンがコンセルトヘボウ室内管を指揮して、ヘンデルの2大名曲でフレッシュな演奏を聴かせてくれる。《デッカ・ニュー・ベスト100》の1枚。
夏の終わりを迎えた恋人たちへおくる胸キュンのラブ・ソング。過去の楽曲の良い要素を残しつつ、さらにFM大阪エアプレイで第1位を獲得した前作「ama-oto」の新しさを合体させた力作だ。
81年広島生まれの男性シンガー・ソングライターのデビュー作。3作とも叙情的な和製フォーク調の曲調なので、年輩の人も聴きやすいはず。とくに(1)は、尾崎豊のように大口で熱唱する感じが清々しくて◎。あとは、直太朗のような強烈な物語性があれば鬼に金棒か。