社会実装間近!量子科学が生み出す新たな技術「量子センシング」!
急速に発展し最も産業化が早いと目される量子計測・センシング研究の今を詳解、概観!基礎理論の深みも紹介!
近年、量子コンピューティングや量子通信など、量子状態の精密制御に基づく量子技術が注目を集めており、さらにこれらを通して第二次量子革命を起こそうと、世界中の政府・民間による巨額の研究開発投資が行われている。
なかでも量子計測・センシングは、最初に産業化される可能性があることから開発競争が加速しており、計測・センシングに量子技術を利用することで、従来技術を凌駕する感度や空間分解能を得る量子センサの開発が大変期待され、またその応用範囲は、磁場、電場、温度、時空間、慣性力(加速度・角速度等)など多岐にわたるとされる。
本書は、量子科学において進展が目覚しく産業化が進む量子計測・センシング技術について、光、スピン、冷却原子などに関する手法をまとめ、さらにそれらの応用だけでなく、基礎理論の深みも紹介する。
【主な目次】
序章 第二次量子革命における量子センシング
第1章 スピン量子センシング
第2章 光量子センシング
第3章 冷却原子を用いた量子センシング
第4章 その他の量子センシング
第5章 量子センシング理論
序章 第二次量子革命における量子センシング
第1章 スピン量子センシング
第1節 固体量子センサの可能性
第2節 量子デバイス用ダイヤモンド結晶成長
第3節 ダイヤモンド中への負に帯電した窒素 -空孔(NV-)センタの形成技術
第4節 ダイヤモンド高感度量子磁気センサの開発研究
第5節 小型超高感度ダイヤモンド量子センサの開発と応用
第6節 NVセンタを用いた温度計測と生体応用
第7節 室温超偏極量子符号化センサ -量子技術によるNMR/MRI高感度化ー
第8節 電子スピン共鳴(ESR)の量子限界
第9節 ハイブリッド量子技術を用いた磁気共鳴検出
第2章 光量子センシング
第1節 時間 -周波数領域における量子もつれ光の操作・検出とその応用
第2節 量子ビットおよび量子もつれの強度可変計測と非局所計測
第3節 超伝導ナノストリップを用いた単一光子検出器
第3章 冷却原子を用いた量子センシング
第1節 光格子時計を用いた高精度時空間計測
第2節 次世代高性能量子慣性センサ
第3節 量子原子磁力計
第4章 その他の量子センシング
第1節 重力波検出と量子雑音
第2節 超伝導量子回路を用いた量子磁場センサ
第3節 走査トンネル顕微鏡を用いた単一分子分光
第4節 1分子量子シークエンサー
第5章 量子センシング理論
第1節 量子非破壊測定と多光子干渉計の基礎
第2節 量子推定理論 -基礎から適応的推定まで
第3節 量子もつれ光子を用いたセンシングの理論
第4節 量子もつれを用いた磁場センサの理論
意外と身近なところにある「暗渠」。「暗渠サイン」が、ありかをこっそり教えてくれます。
生きもの小宇宙からのメッセージ。御苑、鴨川、桂川、宝ヶ池、嵯峨野、糺の森、愛宕山、鞍馬山、嵐山、貴船、比叡山…。トンボ、チョウ、ガ、ホタル、オサムシ、クワガタ…。京都生まれ・京都育ちのフンコロガシ研究第1人者が、とっておきの出会いと発見とエピソードを紹介する昆虫探訪記。
夢のどん底から生徒を救う革新の教師物語!
各メディアに多数取り上げられている話題作!!
「その夢はあなたを殺しかねない。」
元キャリアコンサルタントで、生徒から“夢なし先生”と呼ばれている高梨は、メンズアイドルを目指す夏野に対し、業界の“現実” を突きつけ、覚悟を問う。
意思を貫き、零細事務所のオーディションに合格する夏野だが、“メン地下”という場所に染まり、本来の目的を見失っていく。
それは彼の生来のものか、あるいは環境かーー
高梨の“諦めるための授業”が始まる。
【編集担当からのおすすめ情報】
本作は【夢の尊さ、素晴らしさ】だけでなく、【夢の残酷さ】も描かれます。
今回の2集では、メンズ地下アイドルの「リアル」を抉る内容になっており、是非一度「メン地下の世界」を覗き見して頂きたいです。
また、主人公の高梨は「何かを諦めるのも悪くないですよ」と周囲に提示していきます。
愚直に続けることが美徳とされている現代社会に対してのアンチテーゼであり、「諦めることを肯定」する作品です。
是非ご一読頂けると嬉しいです!!
世界No1を競う東京とライバル都市の主要プロジェクトを紹介。
五輪後に飛躍するTOKYOの未来予想図。
2020年の東京五輪は、現状4位の東京の都市総合力ランキングを3位まで浮上させると予測している。更に、今後打ち出す政策が有効であれば、スコア上では2位のニューヨークにも肉薄すると考えている。その時、都心と都市圏は世界トップレベルに達している可能性が高い。また、2020年の東京五輪の開催は、招致決定から開催年までの7年間で、約20兆円の経済効果を及ぼすものと期待している。五輪開催は間違いなく、東京が国際競争力を上げる原動力になる。
現在、東京都心の大手町・丸の内・有楽町、日本橋・八重洲・京橋、虎ノ門・六本木、渋谷、品川などの各エリアで、大規模な再開発プロジェクトが進行している。東京五輪を梃子に、それらの再開発プロジェクトを加速させると共に、羽田空港の更なる国際化、2027年のリニア新幹線の開通と首尾よく進めば、東京は国際的な都市間競争の中においても十分に戦っていける都市に生まれ変わるものと確信している。
経済、政治、社会、国際関係、それぞれに明確な先の見えない日本の状況の中で、世界で繰り広げられている熾烈な都市間競争において、東京が最善の道を選び、そして、20年後も、30年後も世界を主導する立場を維持・確立していられることを切に望むものである。(本書「あとがき」より)
プロローグ 2025年の東京
第1章 東京をとりまく環境の変化
成長戦略としての「国家戦略特区」/日本再興戦略としての「地方創生」/日本の将来を展望する
第2章 東京の都市力を分析する
東京の都市総合力における強みと弱み/集積の進む東京都心/世界に比類なき「東京都市圏」の力/国際競争力をもった東 京の実現
第3章 大きく動き出す東京都心
2020年東京五輪とその経済波及効果/東京五輪後に東京は失速するのか/東京の都市構造の組み換え/世界と戦える都市へ
第4章 海外ライバル都市の動向
世界を牽引する東京のライバル都市たち(ロンドン、ニューヨーク、パリ)/東京を猛追するアジアのライバル都市たち(シンガポ -ル、ソウル、香港、上海)
事務所設立50周年を機とした展覧会のカタログを兼ねた記念本。キーワードによる画期的構成により、その思考を豊富なスケッチ、写真と共に余す所なく伝えている。初期からの槇文彦の設計思想と作品を知る決定版。
序文、解説、小論:槇文彦
・エッセイ:
富永譲、デイヴィッド・スチュワート
・槇によるスケッチ:
旅、都市、田園、キャンパス、空間体、奥、群造形、集合体、ゴルジ体、ほか
1:西方への旅
2:回想・再生・新生
名古屋大学豊田講堂、加藤学園、岩崎美術館、立正大学、イザール・ビューロ・パーク、WTC Tower 4、ヒルサイドテラス1期、千葉大学講堂、ほか
3:空間体・姿・視線
都市/スパイラル、京都近代美術館、東京体育館、海上世界文化芸術中心、ほか
田園/藤沢市秋葉台文化体育館、風の丘葬祭場、アガ・カーン博物館、ほか
キャンパス/慶應大学三田キャンパス、MITメディアラボ、津田塾大学、ほか
海/セーブルージュ・コンペ、香港オーシャンターミナル、ベネチア・コンペ、
4:群造形・集合体
集合体/ヒルサイドテラス、慶應大学湘南+未来創造塾、東京電機大学2、ほか
Form & Counter Form/幕張メッセ1+2、台北駅地区再開発、ほか
集合体への参加/テレビ朝日、WTC Tower 4、ほか
円の集合体/ナランダ大学コンペ、ほか
5:情景
子供/東京電機大学、国際仏教学大学院大学、名取 希望の家、ほか
孤独/三原芸術文化センター、WTC Tower 4、Republic Polytechnic、ほか
祝祭・儀式/スパイラル、ヒルサイドカフェ、Yerba Buena Center、ほか
リラクゼーション/東京電機大学、Novartis Basel Square 3、ほか
パフォーミング/Floating Pavilion、W.U. Sam Fox School of Design、ほか
祈り/ユダヤコミュニティーセンターJCC、風の丘葬祭場、ほか
光/霧島国際音楽ホール、島根県立古代出雲歴史博物館、ロレックス大阪、ほか
6:オープン・スペースの集合体
作品データ、ほか
「助長」「漁夫の利」「矛盾」「完璧」-。こんな、ごく普通の言葉の語源をたどってゆくと、機知溢れる論争、巧みなユーモア、命をかけた諫言など、古代人の「知のありかた」が実によく見えてくる。言葉の由来から、原義と日本での使用例の違いまで、漢語の楽しさ、奥深さを存分に語る。ことばの歴史、そして日本語を知るために必読の一冊。
消費者法の基礎的な知識から専門的なノウハウまでを詳しく解説。
須恵器研究、歴史考古学、博物館学の気鋭の研究者45名による論文集。
シンプルなストーリーに隠された意図と背景には、人間っぽさと社会風刺が、ユーモアたっぷりの皮肉とともに、イタリアならではの情景で描かれている。ロダーリ、カルヴィーノを生んだイタリアから届いた25篇のファンタジーア!