つらいかゆみを伴う慢性的な湿疹に悩まされるアトピー性皮膚炎。患者数は年々増加傾向にあり、子供だけでなく大人の難治性アトピー(成人型アトピー性皮膚炎)も増えている。本書では、アトピー性皮膚炎治療の第一線で活躍する専門医の先生を中心に、アトピー性皮膚炎の原因や症状、診断、治療、セルフケアなどについてくわしく解説。主治医にはなかなか聞けない疑問を、専門医がQ&A形式でわかりやすく回答。エビデンスのある確かな知識や基本となるスキンケアの正しいやり方、かゆみへの対処法をくわしく紹介し、ステロイド治療への不安や疑問も解消。ステロイド治療以外の最新治療についても網羅するなど、アトピー性皮膚炎治療のすべてがわかる一冊。また、アトピー性皮膚炎以外にも、じんましんや老人性乾皮症など、「かゆみ」を招くさまざまな病気についても解説。専門医に一問一答で回答してもらう大人気シリーズ「名医が教えるQ&A」の最新刊。
●授乳期(哺乳期)から離乳期,幼児期の子どもの食に関わる事項を,「心」「栄養」「食べる機能」の視点から総合的にまとめた一冊.乳幼児とその保護者や保育者に関わる医療職,保健職には必携の書!
●母乳,育児用ミルク,離乳食,幼児食など,発育段階に合わせた食と,食べる機能の発達,食べさせ方,食環境への配慮などを図表や写真でわかりやすく解説.明日からの臨床や保健指導に役立つ知識をまとめました.
●また,お母さんや保育者から寄せられることの多い,乳幼児の食に関わる悩みや相談事を厳選してQ&Aで解説.気になる最近のトピックスについてはコラムで詳説しました.実際に現場で指導・支援する際にヒントとなるアドバイスが満載!
●小児科,小児歯科,摂食・嚥下リハビリテーション,栄養,心理,保育・養護など,それぞれの専門分野の立場でお読みいただきながら,他領域における関連知識まで理解できるよう構成された実践書です.ぜひご活用ください.
I編 乳幼児の心と身体を育む食と食支援
CHAPTER-1 乳幼児期における食と心の関わり
CHAPTER-2 乳幼児期における食事の意義 家庭および集団での食と食育
II編 発育に応じた食べ方・栄養と食支援
CHAPTER-1 授乳期の食べる機能・栄養と食支援
CHAPTER-2 離乳期の食べる機能・栄養と食支援
CHAPTER-3 幼児期の食べる機能・栄養と食支援
CHAPTER-4 特別な支援が必要な子どもへの食の支援
III編 お母さん・保育者の疑問にこたえる 気になる食行動と食生活Q&A
胃を切除した人の食生活の悩みを解消し、豊かな食生活を送るための、リング綴じで使いやすい献立集。胃を切除する手術を受けた人が退院後、どんな食事をとったらいいか、トラブルを防ぐにはどう食べたらいいか、体調の変化に合わせて食生活をどうあらためるか、そうしたコツをていねいに説明。胃・腸をいたわりながら効率よく栄養を補い、無理なく通常の生活に戻るための、身近な材料で簡単に作れるおいしいレシピを数多く紹介。レシピは、体の回復に合わせて自由に選べ、好みの献立を構成できるように工夫したリングカード式。1ページを主菜、副菜に2分割して組み合わせることで、だれでも難しい計算なく毎日の献立を決めることができます。おすすめの食品、気をつけたい食品も紹介する。
忘れていませんか? 栄養・食事と薬の関係
多くの疾患において,治療の柱となる役割を薬物治療が担っています.しかし,そもそも,患者さんの健康や活力を支えるのは食事(栄養)を中心とする生活習慣です.食習慣や内容が整っていてこそ,薬だって十分な治療効果を発揮できるはずです.本特集は,薬局の業務では意外と見落としがちな栄養・食事と薬の関係,そして服薬指導にかかわるポイントを改めて整理して,一歩進んだ患者さんのサポートができる薬剤師を目指す1冊です.
1.ヒトは食べられないとどうなっちゃうの?
1.かいつまみ! 栄養と代謝の生理学
2.食べられないとき(1):健康への弊害
3.食べられないとき(2):治療への弊害
4.食べられないとき(3):(長期的な)運動能力・生活への弊害
2.疾患や症状にまつわる 食べられません! のめません!
1. 短期的または一時的な症状・疾患
2. 心身の機能低下・不調
3. 慢性疾患の病期進行と食事・栄養
4.治療の影響
3.服薬指導に役立つ食習慣とくすり
1. 食習慣や服用のタイミングに影響を受けるのはどんなくすり?
2. 食習慣や消化・排泄に影響を与えるのはどんなくすり?
3. 服用のタイミングを変えてもよいくすり,変えられないくすり
4.栄養と服薬のお悩み相談室
1. のみ合わせにまつわる栄養とくすりのギモン
2. 疾患にまつわる栄養のギモン
3. 健康管理にまつわる栄養のギモン
4. 用法にまつわる服薬のギモン
[column]
・経鼻・経管栄養の意義
・がん悪液質ってなに?
など
・Rp.+(レシピプラス)とは?
患者さんの薬物療法のサポートをもっとしたい,ちょっと頑張りたいという医療スタッフを応援する,年4回発行の季刊誌です.毎号1つのテーマ(疾患や薬剤)を取り上げ,「薬物治療」を理解するための知識や,実践するためのスキルアップポイントを “やさしく・くわしく・強くなる!” をコンセプトに,専門家として臨床現場で活躍中の執筆陣がわかりやすく,丁寧に解説します。オールカラーでわかりやすく,イラストとともに「わかった!」をモノにできる「入門専門誌」です.
海外から見ると何か複雑で独特に見える日本のしきたりを、英語でうまく相手に伝えるにはどう表現したらいいのか?--興味深く、面白く日本のしきたりについて、その歴史的・文化的背景についての理解を深めながら、そのわかりやすい英語表現もマスターできるユニークな事典。
具体的でわかりやすい歴史的・文化的背景解説
経験豊かな英国人翻訳家による明快な英語表現
読みやすいよう英語表現は日本語解説後に配置
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第I部 年中行事 Annual Events
1 春(3 月〜 5 月)のしきたり Spring Customs (March to May)
2 夏(6 月〜 8 月)のしきたり Summer Customs (June to August)
3 秋(9 月〜 11 月のしきたり) Autumn Customs (September to November)
4 冬(12 月〜 2 月)のしきたり Winter Customs (December to February)
第II部 礼儀作法のしきたり Etiquette
1 冠婚葬祭のしきたり Etiquette for Funerals, Weddings, and other Ceremonies
2 食事のしきたり Dining table etiquette
3 社交のしきたり Social Customs
第III部 数のしきたり Traditions based on Numbers
1 年齢のしきたり Customs according to ages
2 暦のしきたり Calendar traditions
3 歴史と文化にまつわる数字のしきたり Traditions based on Numbers related to History and Culture
4 家族行事と人生のしきたり Traditions for Family Events and Life
第IV部 現代日本のしきたり Customs in Modern Japan
1 職場と仕事のしきたり Workplace and Business Customs
2 社会生活のしきたり Social Customs
長い“これから”の健康度は、これで決まる!
中高年こそ「糖質制限」が必要だ!!
肥満、メタボを解消し、
糖尿病はじめ生活習慣病、がん、脳梗塞、心筋梗塞、アルツハイマー病
……などを予防して健康100歳に。
「3人のオヤジのストーリー」を通してスッキリわかる
“究極の健康食”の知識と実践法。
一流医学誌の最新発表など科学的根拠(エビデンス)に基づいた
新たな医学常識ーー。
○食後高血糖をもたらす栄養素は「糖質」だけ。
○脂肪を食べても不健康にはならない。
○「脳はブドウ糖しか使わない」はウソ。
○認知症の予防にも糖質制限は有効。
○糖質過剰はガンを増やす。
○老化の原因も「糖質」にあった。
……
諸悪の根源「糖質の過剰摂取」を防ぎながら、
肉や魚・アルコール類も楽しめる“最高の食事法”のすすめ。
これであなたの人生が変わる!
【著者の言葉】
糖質制限を50代から16年間続けている私は現在(2018年)68歳ですが、皮膚の糖化度を計測すると、52歳のレベルだと判定されています。糖質制限をした年齢で老化が止まっていることになります。(プロローグより)
【主要目次】
プロローグ 長い老後の健康度は50代の糖質制限が決める
第1話 リバウンドを繰り返したメタボオヤジーーO島さんのケース
第2話 中高年のための健康指標ーーかんたんに実践できる
第3話 健康に無関心だった境界型中年ーーW辺さんのケース
第4話 中高年こそ始めたい糖質制限ーー万病を防ぐ効果
第5話 隠れ食後高血糖が発覚した健康オタクーーM本さんのケース
第6話 糖質制限を中高年の新しい健康常識にーーまん延する誤解を解く
エピローグ 糖質制限でアクティブな100歳に
付録1 食べて良い食品、要注意食品
付録2 食品の糖質量リスト
プロローグ 長い老後の健康度は五〇代の糖質制限が決める
第1話 リバウンドを繰り返したメタボオヤジーーO島さんのケース
第2話 中高年のための健康指標ーーかんたんに実践できる
第3話 健康に無関心だった境界型中年ーーW辺さんのケース
第4話 中高年こそ始めたい糖質制限ーー万病を防ぐ効果
第5話 隠れ食後高血糖が発覚した健康オタクーーM本さんのケース
第6話 糖質制限を中高年の新しい健康常識にーーまん延する誤解を解く
エピローグ 糖質制限でアクティブな一〇〇歳に
付録1 食べて良い食品、要注意食品
付録2 食品の糖質量リスト
60歳からは、空腹を満たすためでなく、脳のために食べるのが正解! 体で一番栄養を必要とするのは脳。だから、脳にいい食べ方をすれば、同時に体も健康になっていく。最新栄養医学「オーソモレキュラー療法」の第一人者である著者が、脳に必要な栄養素を積極的に取り入れるとともに、老化を招く「糖化」や「酸化」、老化の悪玉物質などを減らす食生活のヒントを紹介する。
1章 2歳未満の子が「食べてよいもの・悪いもの」食品早見表
・赤ちゃんによい食べもの
・与えないほうがよい食べもの
・食品早見表
2章 0歳・1歳・2歳未満 離乳期の食事
・離乳期の食事 保育園での進め方
1 最初の面談と食事
2 離乳食のための試食会
3 離乳食がうまく進まない時、食べない時
4 初めての食材
5 離乳期の食事の進め方
・乳幼児の窒息事故などを起こさないために
・離乳期の食事の疑問、保育園での対応の仕方
1 離乳食ってそもそも何?
2 いつから、何回食にすればよいのか?
3 みんなの率直な疑問に答えます
(1)アレルギーについて
(2)手作り離乳食
(3)ベビーフードの離乳食の時があってもいい?
(4)食べる量が少ない、食べるのを嫌がる
(5)お父さんの帰りを待って、食事にすべき?
(6)お母さんは、どんな休養のとり方がある?
4 最後に
カロリー制限によるダイエット、お酒や甘い物でストレス解消、肉を食べないヘルシー志向…「うつ」を訴える人には共通する食傾向がある。じつは「うつ」は糖質過多の食生活と「脳の栄養不足」が原因。だから食べ方を変えれば、脳から「うつ」が消えていくのだ!通院患者の9割が改善した人気クリニックの食事法をあますことなく公開した、ベストセラー『「うつ」は食べ物が原因だった!』の実践版。
あなたが間違っていたのはダイエットの「方法」ではなく「出発点」。
成功率98%のダイエットスクールコーチが教える
誰も知らなかった「ダイエットを始める方法」
「一年中ダイエットをしてるのにやせられない」
「やせてもいつの間にかリバウンドしている」
「いろいろなダイエットを頑張っているのにうまくいかない」
これは「ダイエットの方法」を間違っているからではありません。
間違っているのは「ダイエットの出発点」。
あなたの意志が弱くて頑張りが足りないからではなく、
そもそものスタート地点を間違っているので、
「やせる」というゴールに辿り着けずにいるのです。
私は、真面目に頑張っているのになかなかやせられない
そんな彼女たちを親しみを込めて「ダイエットこじらせさん」と呼んでいます。
何を隠そう、かつて私自身が「ダイエットこじらせさん」だったから。
「ダイエットこじらせさん」のダイエットスタートに本当に必要なのは、
食事制限でも運動でもありません。
まずその「こじらせ」にアプローチして、解きほぐすことです。
こじらせたままダイエットをスタートしても、ダイエットは終わりません。
この本では、私のダイエットスクールで伝えている
「こじらせ」をリセットする7つのプログラムを公開します。
スクールで実際に生徒さんに取り組んでもらっているワークシート式で、
食事制限も運動も必要ありません。
このダイエットカウンセリングにより、
40年間やせられなかった女性が、3ヵ月でマイナス15キロを達成するなど、
多くの女性がダイエットを成功させています。
この本を手に取ってくださった一人でも多くの方が、
ダイエットの悩みから一生解放され、ハッピーに生きられるようになりますように。
こじらせリセットプログラム01 未来から逆算して目標を立てる
こじらせリセットプログラム02 ネガティブ感情を味方につける
こじらせリセットプログラム03 必要のないストレスを手放す
こじらせリセットプログラム04 セルフコントロールできる「私」になる
こじらせリセットプログラム05 心を満たすコミュニケーションを交わす
こじらせリセットプログラム06 「私」を満たす習慣を持つ
こじらせリセットプログラム07 「自分軸」で輝ける人になる
「ダイエットこじらせさん」ストーリー
こじらせリセットプログラム 食事編
毎日のことだからおいしいだけじゃだめだよね!人もペットも健康の基本は食事から!安全な食品選びから、自然食の作り方までを紹介。
本当に痩せる食事法とは。糖類と穀粉のかわりに、たくさんの野菜と、必要にして充分な量の脂質とタンパク質と食物繊維をとることで、食後の血糖値の急上昇を抑え、インスリン値を安定させる。
応用栄養学をはじめて学ぶ栄養士養成の学生のために,各章のはじめにはキーワードチェックリストを設けている.各ライフステージごとの特徴と栄養課題について平易な表現と親しみやすいイラストで解説している.また,「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に準拠した内容であり,改訂後のポイントについても分かりやすく示した.
1章 栄養ケアマネジメントの理解
2章 食事摂取基準策定の基礎的理解
3章 妊娠期
4章 授乳期
5章 乳児期
6章 幼児期
7章 学童期
8章 思春期
9章 成人・更年期
10章 高齢期
11章 運動・スポーツ時の変化と栄養
12章 環境と栄養
「心の風邪」ともいわれるうつ病は気分障害のひとつで、日本人の18人に1人が、一生に1度は経験するといわれているが、医療機関を受診する人は3割程度と少なく、きちんと治療しないと重症化して、最悪の場合、自殺の原因ともなりかねない怖い病気。似た病気に双極性障害(躁うつ病)もあるが、原因も治療法も異なる。こうした病気は以前では薬物療法が主だったが、現在では認知行動療法などの精神療法も広まり、保険適用にもなっている。ほかにも、「森田療法」「通電療法」「磁気刺激療法」「断眠療法」「光療法」などさまざまなアプローチがあり、本書では、こうしたさまざまな治療法を紹介。また、パニック障害や強迫性障害など、不安を主な症状とする不安症(不安障害)の症状や治療法についても網羅。精神科の専門医に本音で解説してもらい、病気についての知識や正しい対処法を一問一答形式で身につけてもらう、Q&Aシリーズの最新刊。
アトピー性皮膚炎、眠気・不眠、頭痛、慢性疲労、めまい、むくみ、関節痛、便秘・下痢、肥満、鼻炎、うつ…それは、「遅発型フードアレルギー」かも知れません!その原因は卵、牛乳、ヨーグルト、小麦、バナナ、コーヒー、パン、砂糖、昆布、生姜…ありふれた食品。
「○○が健康によい」
「△△が免疫力を高める」
テレビ番組で放送されると、その食材はスーパーの棚からいっせいに無くなります。
しかしそれは、ほんの一時のこと。あっという間に終息します。
また、テレビ、新聞、雑誌では、さまざまな健康情報やサプリメントの広告を目にします。
しかし、「各食材や栄養素がどのような仕組みで健康効果を生み出すのか」までは
説明されていないことがほとんどです。
正しい情報が伝えられず、
漠然とした謳い文句に惑わされている人があまりに多すぎるーー。
こうした状況を危惧し、筆を執ったのが医師である著者です。
本書は、それぞれの食品にはどんな栄養素が含まれていて、
どのような健康効果が期待できるのか、
そして健康になるメカニズムまで解説。
「抗酸化食品」
「免疫力をアップさせる食品」
「腸内環境を整える食品」
「抗がん作用がある食品」
「脳を活性化させて認知症を予防する食品」を詳しく紹介しています。
約100種類の食品と、60種類を超える栄養素を掲載。
本書が、正しい健康情報を知ることで、
食事から健康になる一助となれば幸いです。
第1部.健康増進のために積極的な摂取が望まれる食品
A章. 抗酸化食品─生活習慣病、がん、老化の予防に役立つ食品
B章. 免疫力を高める食品
C章. 腸内環境を整え、からだ全体の健康増進に貢献する食品
D章. 抗がん作用が期待される食品
E章. ロコモ(骨粗鬆症、サルコペニア)の予防、改善に役立つ食品
F章. 脳の活性化、認知症の予防、改善に寄与する食品
第2部.生活習慣病の予防・改善のための食生活の注意
G章.糖尿病の食事療法
H章.高血圧症の食事療法
I章. コレステロール値が高い人のための食事療法
J章. 中性脂肪が高い人のための食事療法
K章. 高尿酸血症の食事療法
第3部各食品の含有栄養素とその健康への貢献能のまとめ
「80歳の壁」を超えるには、まず「食べる」こと。「健康=やせる」だった若いときとは
逆で、70代では「やせない」ことが何より大切だ。老化に伴う病気でも、怖いのは病気そ
のものよりも、治療後に体力が落ちてしまうこと。そうならないために、65歳を過ぎたら
食事をギアチェンジ、なんでも好きなものをしっかり食べて「小太り」「ぽっちゃり」に
なっておこう。筋肉を増やす食べ物、どうしても食欲がわかないときの対処法等々。高齢者の栄養・筋肉維持の第一人者である医師がアドバイスする、健康長寿のための新常識。
現代人は自ら率先して老化を早めていることに気づいていますか?メタボリック症候群の予防・改善にも効果的!今までの食常識を覆す「かまいけ式糖質ゼロ食」とは。
高齢化とともに急増し、今や1,300万人が悩む「骨粗鬆症」。
骨粗鬆症になると、背骨の圧迫骨折が連続発生して腰や背中が曲がってしまったり、大腿骨骨折を起こして歩けなくなり寝たきりになったりする人が多く、今、整形外科医の間でも、特に問題視されています。
最近、背中が曲がってきた、身長が縮んだ、腰や背中が痛い・・・こんな人は、骨粗鬆症が心配です。腰をひねったりクシャミをしたりした拍子に、無意識のうちに「いつのまにか骨折」を起こしてしまうかもしれません。
25歳時の身長と比べて身長が4センチ以上低くなった人は、圧迫骨折を起こす危険が2倍。圧迫骨折が怖いのは、寝起きや寝返りのさいに耐えがたい激痛に襲われることだけでなく、連鎖して次々に発生する「ドミノ骨折」に襲われ、わずか数年のうちに背骨がどんどん曲がっていくこと。そして、死亡率が高まり短命化の重大な原因になることも、最近の研究でわかり危険視されています。
「ねこ背」「背中曲がり」「腰曲がり」「圧迫骨折」「大腿骨骨折」など、骨の衰えからくる背骨の衰えや歩行障害に悩む男女に、名医が贈る最高の処方箋をお届けします。
第1章 がんより怖い!?骨粗鬆症が1300万人に急増。背骨の圧迫骨折、足のつけ根の大腿骨近位部骨折から寝たきり、短命化まで招き今大問題
第2章 骨粗鬆症の予防・進行防止には治療・食事・運動の3本柱が必須で、早期発見とこの生活改善・新薬が極めて重要
第3章 骨量不足を指摘されたら毎日補いたい「骨を強化し骨折を防ぐ4大栄養」とベストなとり方
第4章 骨を作る骨芽細胞を活性化して骨密度を安全に増やし骨を強化できる「医大式1分体操」
第5章 骨粗鬆症の人や圧迫骨折経験者が毎日悩む「今ある背中痛・腰痛」をなくす医大式「背中腰ほぐし」
第6章 背骨の特定部位に一点集中する負担を分散して圧迫骨折の発生も再発も防ぐ医大式「背骨ストレッチ」
第7章 背骨を支え姿勢を保つ体幹筋を強めて圧迫骨折も背曲がり・腰曲がりも防ぐ布団でできる「体幹強化1分体操」
第8章 全身のバランス力や運動神経の鈍りを正し圧迫骨折や足のつけ根骨折を招く「転倒」「つまずき」の危険を低減する医大式「バランス体操」
第9章 女性の3人に1人は一生の間で背骨の圧迫骨折を経験し、起こったときの最良の治療選択はこれ
第10章 女性の5人に1人は一生の間に足のつけ根の「大腿骨近位部骨折」を経験し、最良の治療選択はこれ
第11章 大腿骨近位部骨折が起こると体力低下が深刻化しやすく骨量不足を指摘されたら医大式「股関節ほぐし」を開始
第12章 80代から骨密度が10%アップ!93歳まで圧迫骨折の再発なく姿勢よく歩ける!ねこ背・側弯・腰痛が一挙に改善!手術を回避などここまでよくなる症例集
第13章 ここまで進んだ!背骨の圧迫骨折・大腿骨近位部骨折の最新手術