ベスト・アルバムから約4ヵ月、本格派スウィング・ラップ・ユニットのデビュー5周年をしめくくるシングル。和テイストのメロディと英語詞も見事に調和した軽快な「花」、ジャジィな「隣には君がいる」、個性を引き出し合った「Music Traveler」と、全編通じて心地よい仕上がりといえる。
やうこは97年にデビューし、英国、ベトナム、韓国などでもライヴを行なってきたシンガー・ソングライター。このシングルでは、ピアノ、ギターに三線、笛、笙などを交えたマジカル・オリエンタル・ビートにのせて、アジアの人たちとの連帯を歌い上げている。
槇ありさ原作のライトノベルを基にしたドラマCDの第1巻。突然攻め入ってきた隣国の王子と結婚させられた王女・緋奈が、敵国の宮殿で暮らし始め……。恋と冒険に彩られたドキドキのエピソードが展開する。
2006年に結成された4人組バンド、バックドロップシンデレラのミニ・アルバム。彼らの真骨頂といえるライヴをテーマにした楽曲を収録。シュールな世界観に引きずり込まれる。
2005年結成の4人組による3枚目のシングル。明石昌夫がプロデュースを名乗り出たという逸話も頷ける仕上がり。特に歌の存在感は抜群で、自身のロック/ポップスを牽引。他の作品にも自然と興味が湧いてくるはずだ。初回限定盤には“謎の種”を封入。
ベテラン演歌歌手の歌川二三子によるシングル。彼女の王道とも呼べる“夫婦愛”をテーマにした作品となっている。カップリングには、人気曲「父娘鷹」の台詞入りヴァージョンなどを収録。
不況の時代や苦しい時に世の男性たちを力強く励ましてくれそうな2曲。いずれもヒット・メイカー、弦哲也の作曲で、メインの「花の咲く日まで」では「浪花恋しぐれ」のたかたかしが女性の強さ、優しさを描く。市川の歌声には情緒があり、木下龍太郎作詞の「こころ川」も力作と言える。