ある日、おじいちゃんといっしょに竹の子をとりにいったつばさ。「えっ、これが竹の子なの!?」まだけの竹の子をみつけてびっくり。つぎの日からつばさは、すくすくのびる竹の子をみに、ひとりで竹林にかよいつづけました。
マーヴィンは、いじめっ子に「鼻をほじってた」といってからかわれる。みんなに「ほじってない」といえばいうほど、うわさがひとり歩きして、親友にも仲間はずれにされ、先生にまで「きたない子」と思われてしまう。泣きそうになったマーヴィンは、ふとベッドで鼻をほじっている自分に気づき、がくぜんとする。マーヴィンはこのピンチをきりぬけることができるのか?-読みだしたらとまらず、読みおえたら勇気が出てくるお話です。
宇宙船にのってやってきたぼくら。いっしょに乗れたのは、ママと大好きな犬のキングだけ。パパはここにいない。遠いところで、パパはどうしてるのかな・・・・・・。家族とはなればなれになってしまった2人の、少し切なくておかしな日常。自分を信じる勇気をくれる、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞作家が描く希望の絵本。
■推薦の言葉
ぼくが今、あこがれる作家がいるとしたら、まちがいなくエーヴァ!
今とこれからをきちんと描いているから。
エーヴァの絵にはいたずらなこどもの目線と落ちつきはらった色の配置があって、一見、静かだけど、こどもが放つそのもののエネルギーを感じるんです。
──荒井良二
宇宙船でやってきたふたりは「ぼくらはかんぺき、それしかない」「ぼくらにできないことなんてない」ときっぱり言います。元気にそう思えるとき、そんな気持ちになれないとき、そう思わなければ前を向けないとき。だれもがそんな瞬間を毎日くりかえしながら生きていることを、まっすぐに見つめてえがいた物語のような気がしています。ぼくらのことを知る手がかりも、絵の中にちりばめられています。読むたびに新しい発見があるかもしれません。
ーーよこのなな(訳者)
性質の違う「おいら」と「ぼく」。そんなふたりの子どもは突然出会い、絵を描き始めます。違うふたりが絵を描くと何かが起こる…?!爽やかでロックな長田真作ワールド全開の話題作。
優しそうでとってもかわいい動物園・水族館での人気もの。
じつは怒るとすごく怖い!?
のんびり屋さんに見えるカバが…
優しい瞳をもつキリンが……
芸達者なアシカが……
人間に襲いかかってくる!!
実際に起きた事例をもとに
すべてをイラスト、写真たっぷりで紹介!
これを読めば、動物たちの意外な一面が見えてくる!!
夏休みの間、ぼくは父さんが新しく始めるハウスクリーニングの仕事を手伝うことになった。ある日、近所でうわさのゴミ屋敷を見つけ、たのもしい仲間たちと、さっそく作戦開始。ガラクタの山をきれいにかたづける爽快感を知って、生まれかわったぼくの夏は、革命的に熱く燃える。
東京から引っこしてきて、クラスになじめないぼくと、クラスのきらわれもののヒロアキ。そんなふたりの「ひとりぼっち」は、釣りを通じ、友情を深めていく。ぼくたちは怪魚をねらい、おばけ沼へ行く約束をするのだが、ある日、ヒロアキの体に異変が起こり…。
100万部目前! シリーズ最新刊!!
シリーズ100万部目前!
時は1970年代。田舎町に住むヤンチャでムチャでワンパクな男子高校生と町の駐在さんが繰り広げるイタズラ合戦、第14弾は珠玉の短編集。
駐在さんに、無理矢理雪下ろしを命じられ、なんとか楽に作業をできる方法はないものかと考えた作戦とは?
孝昭くんのお姉さん、スケバンお蘭こと、早苗さんの卒業式にお母さんの代わりに出席することにしたママチャリ達を襲う危機、また危機とは?
グレート井上くんの可愛すぎる妹・夕子ちゃんが大事にする熊のぬいぐるみ、デートリッヒの切ない想いとは?
読めば、シリーズがますます面白くなる、笑いと涙の物語。
豊かで美しい村の守り神である、帝国陸軍の九六式カノン砲「キャノン様」。だが、そこには絶対に知られてはならない大きな秘密があったーー! 復帰世代の作家が初めて描く沖縄戦。
時は1935年、飼っていたワニ(2歳、名前はアルバート)を故郷に帰してやることにした若き二人は、車の後部座席にワニを乗せ(!)、千キロ以上もの距離を旅した。映画『遠い空の向こうに』の原作者H・ヒッカムが、両親の実体験をもとにした旅物語。
耳が聞こえないというハンディを乗りこえ、たくましく生きている大塚貴之さん。現在は、デフラグビー(聴覚障害者のラグビー)代表として世界大会でも活躍する一方、子どもたちにラグビーの普及や、聴覚障害についての講演など、幅広く活動している。どんなことに困ったの? どうやってそのコミュニケーション能力を身につけたの? まわりの大人や仲間はどのように感じたの? まずは、知ることからはじめよう。
ヘッセの短編小説「少年の日の思い出」を読んでチョウに魅せられた中学生は、農学部で昆虫学を学び、プロの写真家を目指した。昆虫カメラマンが何を見て、何を感じてきたのか。著者のたどってきた、ささやかな体験談、観察記。
「行かなくちゃ。」みんなが眠って静かになった、夜おそく。ぼくはそうつぶやいた。もくじ1あいつがいない!2チェスト番地の仲間たち3洗濯と部屋干しの思い出4歩く、ということ5耳の折れたうさぎ6何かが気になる……?7おもちゃ箱の中で8ふたりでいっそくブックデザイン:中嶋香織
「行かなくちゃ。」みんなが眠って静かになった、夜おそく。ぼくはそうつぶやいた。赤い毛糸の靴下「ミギ」と「ヒダリ」は「ふたりでいっそく」!なのに、なんでミギはどこかに行ってしまったの? ミギにふさわしいくつ下かどうか、ぼくは今、ためされている。ミギを見つけることができたら、ぼくもミギみたいになれるかな。さぁ、行こう。
もくじ1あいつがいない!2チェスト番地の仲間たち3洗濯と部屋干しの思い出4歩く、ということ5耳の折れたうさぎ6何かが気になる……?7おもちゃ箱の中で8ふたりでいっそく
ブックデザイン:中嶋香織
本好きの孤独な少年アキラは、放課後の図書館で不思議な少年エイジと出会う。
彼はこの学校にまつわる怪談や奇妙な噂について調べていた。
エイジと仲よくなったアキラは彼の調査を手伝い始め、ある日クラスメイトのユミからトイレの幽霊を確かめる肝試しに誘われて行くことに。
しかし、そこにいたのは幽霊ではなかった。
「テケリ・リ」
聞こえてきたのはおぞましい怪物の鳴き声。
それはまさに恐ろしい『異界』からの呼び声だった。
その日からアキラは名状しがたき邪神たちと、黒い魔導書を持つエイジの物語に巻き込まれていくのだった。
あめあめ、ひまひま、ひまだからたいくつ…。だだっこライオンは、どろんこだいすき。ペラおばさんは、おおこまり。