1999年、ハワイ島マウナケア山頂で、すばる望遠鏡は宇宙からの光をとらえ始めた。世界最大級となる口径8.2メートルの光学赤外線望遠鏡・すばるは、それ以来世界トップレベルの研究成果をつぎつぎと発信してきている。その過程でとらえられた天体画像は、宇宙の多彩な姿を写し出すものだった。誕生期の星のまわりにつくられる円盤、星一つひとつまで写し出された渦巻銀河、銀河から吹き出す奇妙なガス雲、そして、人類がとらえたもっとも遠方の銀河たち…。本書は、すばる望遠鏡が写し出した天体画像約70点を一挙収録。画像をとおして、人類の宇宙への挑戦を見ていこう。
私たちに豊かな宇宙観をもたらしたジャンスキーによる宇宙電波の発見。その電波天文学を基本から発展まで網羅する。
海技国家試験の科目細目に基づき四・五・六級各級の出題範囲とポイントをわかりやすく解説。
人類は太陽系の地図帳を持つ時代になった。岩石惑星の地図、衛星や小天体の地図、約170個の衛星の姿・大きさ・位置・軌道図など、太陽系の最新の地図情報を集約した、初の太陽系地図帳。
本書では、人類がこれまで行ってきた宇宙探査の歴史や、地球外生命が存在する可能性のある星の謎に迫ります。物語に登場するジョージの愛読書「宇宙を知るためのガイド」は、ホーキング博士と実在の5人の科学者が最新の宇宙理論をストーリーにのせてコラム形式で解説したもの。子どもにもわかりやすく、読み応え満点です。
光では見ることのできなかった遠方宇宙の姿を、高い解像度で映し出す電波望遠鏡群ALMA。物質進化や銀河系、太陽系、生命の起源に迫る壮大な国際天文プロジェクト。本邦初公開。
太陽は、どうしてのぼったりしずんだりするの?宇宙飛行士にはどうしたらなれるの?など、天文に関する基本的なことがらが、100のQ&Aになっています。問題にこたえながら、自分がどれぐらい天文について知っているか、検定してみてください。
私たちー生命・人間ーのもとを作った超新星爆発など、ダイナミックで多様な進化を遂げる恒星の姿を最新の知見からえがく。
1983年、東大医学部と法学部の学生・卒業生が理想の教育機関を目指して設立。以後、四半世紀にわたり都内有名進学校の中高生を対象とした独自の指導を行い、毎年極めて高い合格率で多数の東大合格者を輩出している東大受験指導の専門塾。
1949年、湯川秀樹博士のノーベル物理学賞受賞の報は、敗戦で打ちひしがれた国民に、自信を取り戻させるきっかけとなった。いつの時代も日本人のノーベル賞受賞は、私たちに感動を与え、誇りを抱かせてくれる。2008年度の4人同時受賞まで、自然科学部門の歴代受賞者13人の業績と人物像を紹介するデータブック。
36人のイラストレーターが描く渾身の美麗イラスト満載。夜空に見える星座、恒星、星雲・星団、銀河、太陽、月、惑星、準惑星、彗星などの天体のほか、ブラックホール、グレートウォール、中性子星など不思議な現象や仕組みを完全擬人化。星座編ー有名な黄道12星座をはじめとして88の全星座を完全解説。データとして星座の赤経赤緯(位置)、観察しやすい時期、明るい恒星、有名な星雲・星団などSPECも詳細。太陽系編ー2006年の国際天文学連合総会で決定された新しい太陽系像、最新の観測データをベースにした最新情報満載。星雲・星団編、宇宙の謎編ー宇宙を構成する各種天体を取り上げ、その謎について紹介。宇宙の基礎的な解説や興味深い事柄を解説する楽しいコラムも収録。
どうすれば、地球が動いていることを見出せるのかー。この難題に果敢に挑み続けた数多の天文学者たちのドラマと宇宙観の変遷を、丹念にひもといていく。