自然の美しさ。厳しさ。生きることのすばらしさ。芭蕉から現代若手まで、選びぬかれた二〇一の名句を、わかりやすく鑑賞。俳句入門の決定版。
私たちはいま、江戸前期貞享五年(一六八八)に、芭蕉が歩いた道筋を、できる限り忠実に自らの足にのみ頼って、全行程を歩きたいと願っている。名づけて「新更科紀行」という。
男色、小児愛、老人愛、近親相姦、獣姦、屍体愛、スカトロジー、嗜虐、フェティシスムと、強靱な構想力によって、人間の深層にひそむ性の異常を描きつくしたサド文学の代表作。ロマン主義の先駆、フロイト及びシュルレアリスムの祖として位置づけられるサドの形而上学の原点となった大作の完全翻訳。
自然に抱かれ歴史を感じ文化に触れる出会いの旅に出かけよう。魅力たっぷり30コース!
「わかるわかる」と膝を打つ100%実話爆笑エッセイ!みんな、いつか「彼女」になる。家事や介護、旅行に趣味と、オバサンの日常は忙しい。読むほどにおばさんが愛おしくなる?!
戻ってきた夫・鴨ちゃんとの輝く日々を描くシリーズ最高の描き下ろし、一挙20ページ収録。
デジタル社会、脱炭素、脱ロシア、脱中国依存!新型コロナとロシアのウクライナ侵攻によって、産業構造とサプライチェーンの大変革が始まった。安全保障と経済が一体化し、グリーンエネルギーと先端技術開発競争の勝者が富を総取りする。日本経済の再浮上は、日本の本気度と保険による自助の拡充に掛かっている。
あの時、10歳のぼくは見た。これが戦争に負けたこと。信じていたものが、いともあっけなく崩れ去ること。そして、生と死が常に隣り合っていることを。
もはや経済政策にあらず!「強い国」の危険な正体!今、決別の時。ブレない経済学者が混迷深まるアベノミクスと世界経済を一刀両断!
魔法のような技を使う頭脳派美女・ラシャンと凄腕剣士で肉体派少女・シュノーは、友情ではなく契約で結ばれたパートナー。世界を流浪しながら、行く先々で仕事を行う『オーキー』だ。そんな二人が、夜の森で命を狙われている小さな女の子を救ったことから動き出した小さな歯車が、やがて世界そのものに関わる巨大な歯車を回す大事件にー!?著者衝撃のデビュー作が、ここに復活!!
北海道・知床から九州・九重連山まで山小屋の主人を訪ね、写真と文で小屋の暮らしと山の魅力をガイド。
予想できない方法でわたしは姿を現し、生き返る。遺された取材ノートから知った、ロートレックの名画『マルセル』盗難事件。1968年、嵐吹き荒れた時代の不可解な事件を、父はなぜ追い続けたのか。謎に導かれるまま、新聞記者・千晶は、東京から神戸、京都、パリへ…。実在の未解決事件をテーマに恋愛小説の名手が贈る芳醇な「絵画」ミステリ。