本書は、現代英語の強勢とリズムについて、変異(ヴァリエーション)を出発点として音楽との接点を切り口に、英語の好韻律性を探る第I部と、英語と日本語の分節音と韻律構造が通時的に変化してきた過程を考察し、音韻変化の法則を発見する第II部からなる。いずれも、言語の変異と変化という視点から、分析対象とする現象を音韻理論がどう扱ってきたかを概観し、2人の著者の研究成果を紹介しながら今後の展開の方向性を示す。
第I部 変異から探る英語の好韻律性
第1章 進行中の音変化と背後にある仕組み
第2章 英語のリズム再考
第3章 英語のリズムと好韻律性
第4章 言語と音楽の接点から探る英語の好韻律性
第II部 音韻変化の法則性と最適性理論
第5章 英語の音韻変化
第6章 日本語の音韻変化
第7章 音韻変化の法則性
60年以上の歴史を持つ学習理論「構造学習論」をベースにした思考術初の入門書。
音韻論・形態論・語彙論の領域に切り込む
現代中国語はSVO言語でありながら前置詞句が述語に前置される。この状況は世界の言語にほとんど類例を見ないという。本書はこの語順の謎に言語類型論の視点から挑んだ。