昨今話題の「DX」(デジタルトランスフォーメーション)。しかし、「具体的に何をやったらいいのかわからない」「IT化と何が違うの?」と、いまだ十分に理解できていない人が多いのが現実だ。
しかし、そうした認識のままでいるのは極めて危険だ。DXとは企業のビジネスモデルの変革まで視野に入れた極めて大きな取り組みであり、これに本気で取り組むことができるかどうかで企業の未来が決まってしまうと言っても過言ではないのだ。
本書は数々の企業のDXを推進してきた現場を知り尽くしたプロが、「DXとは何か」という基本から、改革を進めるための具体的なポイントや人・組織の動かし方を説くもの。今までの類書にはなかった「リアルすぎる」実践ノウハウを惜しげもなく提供する。
単なる事例集ではない「本当に使えるDX本」がついに誕生。
「どうせ無理」に負けないで。北海道の町工場で、ロケット開発をしている植松努さんが、本当の自信を取り戻す方法を教えてくれる本。
国内企業の99.7%を占める「中小企業」にまつわる問題は実に奥深いものがある。とりわけ以下は企業存続にもかかわる中小企業経営者の喫緊課題と言えよう。
●原材料費等の高騰を価格転嫁できず利益幅が縮小
●定着しない若手従業員
●深刻な後継者不足
しかしながら、この3つの中でも、「人」に関する問題はやり方次第では十分に解決が可能だと本著者の籔修弥氏は語る。部下や後輩社員に仕事のやり方・考え方などを変えてもらうためには、まずは経営者自身が変わること(自己姿勢の変革)が不可欠であると言う。そうでなければ、いくら立派な経営理念を掲げても題目に過ぎない。
本書は京都中小企業家同友会の元代表理事として、また京セラ創業者の稲盛和夫氏が中小企業経営者の学びの場として設立した盛和塾南京都の代表世話人として、80歳を超える今も若手経営者の指導にあたる氏の「人を生かす」経営の神髄を学べる1冊である。
PHPでWebアプリケーションを開発するフレームワークには種々ありますが、常に高い評価を得ているのがSymfony(シンフォニー)。実績も安定感も抜群です。そのSymfonyが2017年末にバージョン4になり、2018年5月には4.1がリリースされて高速化・軽量化が図られています。本書は、そんな新しいSymfonyのわかりやすい入門書です。
もし、あなたが「PHPのスタンダードといえて、この先、もっとも安定して使い続けられるもの」を選びたいと思ったなら、学ぶべきはSymfonyでしょう。Symfonyは、MVCアーキテクチャーに基づいて設計されており、およそWebアプリケーション開発に必要となる諸機能をほとんど網羅しています。非常に堅牢であり、大規模開発に多くの実績を持っています。また、現在のバージョン4ではマイクロサービスを導入するなど、王道を歩みながらも常に最新の技術を取り入れています。あらゆる機能をカスタマイズし、開発者がすべてを制御できるように設計されているのも特徴です。
しかも、現在人気急上昇中であるLaravelや、日本で人気の高いCakePHP、アジアや東欧などで広く使われるYiiなど、多くのフレームワークが、実は内部でSymfonyを使っています。そういった意味でも、SymfonyはPHPの「スタンダード」といえます。PHPフレームワークの中央にSymfonyがあり、それを中心にあらゆるフレームワークが構築されている、といってもよいでしょう。
Chapter 1 Symfony を準備する
1-1 インストールとセットアップ
1-2 プロジェクトの作成と実行
Chapter 2 コントローラーとルーティング
2-1 コントローラーの基本
2-2 コントローラーに関する諸機能
Chapter 3 テンプレートとビューの基本
3-1 Twig テンプレートの利用
3-2 フォームの利用
3-3 Twig テンプレートを使いこなす
Chapter 4 データベースとDoctrine ORM
4-1 データベース利用の準備
4-2 エンティティとリポジトリの基本
4-3 CRUD の基本
Chapter 5 データベースを使いこなす
5-1 検索とリポジトリの拡張
5-2 検索を更に探求する
5-3 DQL/SQL の実行
5-4 バリデーション
5-5 複数テーブルの連携
Chapter 6 ページネーション、ファイルアクセス、フラッシュメッセージ、ユーザー認証
6-1 ページネーション
6-2 ファイルアクセス
6-3 フラッシュメッセージ
6-4 ユーザー認証
Chapter 7 Symfony の拡張
7-1 サービスの作成
7-2 バリデーターの作成
7-3 Twig の拡張
2020年9月16日、第2次安倍内閣が総辞職した。安倍晋三首相の在任期間は7年8カ月に及んだが、隣国・韓国との関係については波乱続きだった。慰安婦や元徴用工問題に見られる国際法と歴史認識の対立構造をはじめ、輸出管理運用見直しをめぐる日韓の隔たりや国際世論戦のプロパガンダ。さらに新型コロナウイルスの感染拡大とともに顕在化した文在寅政権と中国共産党の関係強化。加えて南北統一と朝鮮半島の非核化、日米同盟・米韓同盟の変質など、問題はもはや2国間の枠をはるかに超え、世界に負の影響をもたらしている。消え失せる「未来志向」と日本が打った「悪手」、外交不在のチキンレース、笑う中国とロシア。この混沌をいかに乗り越え、日韓関係のニューノーマル(新常態)を築くべきか。武藤正敏氏、三浦瑠麗氏、洪ヒョン氏、金敬哲氏、篠田英朗氏、呉善花氏、本村凌二氏、牧野愛博氏、渡瀬裕哉氏、川瀬剛志氏、古川勝久氏の11人が示す現在と未来。
決して「戦略」を見失わず、ドイツ統一を達成したビスマルク。片や連戦連勝なれど戦略を見失い失敗した上杉謙信ーー偉人の叡智に学ぶ。
ベストセラー『面白くて眠れなくなる数学』、待望の第2弾!
本書では、「宝くじとカジノ、どちらが儲かる?」「 『+(プラス)』の由来を知ってますか?」「人生の折り返しは何歳?」「小惑星探査機『はやぶさ』と素数の冒険」など、身の周りにひそむ数学からロマン溢れる壮大な数の話までを大公開。
読み出すと、ページをめくる手がとまらなくなる「超面白い」数学エンターテインメント!
「本書のタイトルは『超 面白くて眠れなくなる数学』ですが、『超』とつけたのには理由があります。数学には、実に多くの「超」がつく言葉があるのです。超空間、超幾何級数、超越数、超数学ーー。人間の手が届かない宇宙の果てや、ミクロの世界を探ることができる数学それ自体が、普通の言葉を「超えた」存在です。その数学の中に「超〜」という言葉が、数多くあるのはとても興味深いことです」(本書「はじめに」より抜粋)
文庫版だけの特別章(Part4)も収録!
新学期に新生活、そして新入社。「春の出会い」は、ただの1秒を永遠にするーー。思わず胸がときめく瞬間を掬い取った小説を特集。
自分を元気にしてくれる名言、心が穏やかになるひと言……いま活躍中のあの人たちが、「大事にしている言葉」を教えてくれました。
誰もが「このままじゃまずい」と思っているのに、なかなか変われない老舗大企業。
ワンマン社長の暴走で危機に陥りつつある地方の製造業。
2つの企業を舞台に展開される「リアルすぎる企業変革ストーリー」。
「このままではじり貧。しかし、なかなか変わることができない……」多くの企業がこうした問題を抱えているだろう。本書はそんな企業を劇的に変革するための「コーポレートトランスフォーメーション(CX)」の手法を説くビジネス小説である。
主人公は「ゆでガエル大企業」の部長。そして、地方ワンマン企業の財務マン。たった一人の社員がどのように会社の問題を見つけ出し、トップを動かし、抵抗勢力との戦いを制し、社内を巻き込んで改革を実現するのかを、極めてリアルに描いていく。多くの企業の経営改革に携わってきた著者だけに、極めてリアルな「あるある」が満載だ。
「会社を変えたい」と思うすべてのビジネスパーソンに贈る、読めば必ず希望が湧きあがる一冊。
エレベーターに乗り込んで、階数ボタンを押すやいなや「閉」ボタンを押してしまう。発車間際の電車に滑り込む。一分一秒を惜しむより、“今”という時間に愛をこめ、自分を見つめる余裕を持ってこそ、人生は豊かになるのです。 本書は、その深い信仰と慈愛のことばで多くの人を導いてきたシスターが、何気ない日常に溢れている真の幸福に気づくための生き方、考え方をやさしく説くエッセイ集です。 自分から挨拶する、誰かが落としたゴミを捨てる、トイレットペーパーの新しいロールを付け替える。それだけで“今”という時間が輝きますー面倒なことをした後のささやかな満足感が、幸せの素。だからこそ、小さなことにも愛をこめ、当たり前のことにも感動できる、そんな心の習慣を大切にしてください……聖書のことばを織り交ぜながら、著者がやさしく語りかけます。 生き方を見つめ直し、新しく生まれ変わりたいすべての人に贈る、心洗われる生き方論。
石田三成を支え、「鬼神の如し」と敵から怖れられた猛将・島左近。“いくさ人”として戦国の世を生き抜いた、その生涯を描く長編小説。
我が職掌はただクロカネの道作りに候ーー。
幕末、長州に生まれた弥吉こと、のちの井上勝(まさる)は、国禁を犯して伊藤博文、井上馨らと長州ファイブの一人として渡英した。ロンドンで西欧の近代化を目の当たりにし、鉄道(クロカネ)こそが国を発展させると確信する。
帰国後、伊藤らが中央政界で活躍するなか、勝は立身出世には背を向け、ひたすら鉄道敷設に邁進する。
鉄道の敷設権を要求するアメリカの主張を退け、さまざまな反対の声にも粘り強く交渉し、ついには日本人のみによる鉄道敷設を成し遂げた。のちに日本の「鉄道の父」と呼ばれる、技術大国の礎を築いた“魂の技術者”の物語。
『クロカネの道』を改題。
ハダカ一貫から、日本一の金融王へ!▼幕末から明治、大正と、激動の時代を生きた銀行業の元祖・安田善次郎。富山の貧しい下級武士出身ながら、商人として「千両の分限者」となることを志した善次郎は、数々の挫折と失敗を乗り越えて両替商・安田屋を江戸で開店、成功をつかんでいく。▼一代でみずほフィナンシャルグループの礎を築いた安田善次郎の、波瀾万丈の前半生に光を当てた長編小説。
大好評『いちにちおもちゃ』に続く第2弾! 擬音とコミカルな絵が笑いを誘う、ユーモア絵本。▼毎日使っているぶんぼうぐ。ぶんぼうぐってかしこそうだな。よし、いちにちぶんぼうぐになってみよう。▼いちにちクリップ! ガキガキガキ 紙をたくさんはさみすぎ〜▼いちにちじしゃく! ぞわぞわぞわ 砂鉄がいっぱいついてモジャモジャモジャ▼いちにちホッチキス! ガキッ あいたたた うまくとめられなくてはがボロボロ▼いちにちしたじき! 静電気で髪の毛がくっついて、ワサワサワサ……▼最後はいちにちそろばん! そろばんの意外な大変さって……?▼メジャー、えんぴつけずり、三色ボールペン、しおり……。ほかにもいろんなぶんぼうぐになってみた。ぶんぼうぐってがんばってるなぁ。▼ぶんぼうぐの大変さを体験してみるという、お子様の想像力を刺激する一冊です。ぶんぼうぐを大事にしない子にぜひおすすめです!
日本人は、鬼が大好きだ。お伽話は鬼で溢れている。
鬼とはいったい何者なのか。
鬼は本来、目に見えない、得体の知れない恐ろしい存在と考えられていた。
たとえば、秋田のナマハゲが蓑笠を着ているのは、寒さや雪対策だけではない。鬼の格好を表象している。身を隠して見えないという設定で、鬼を表現しているのだ。
その「隠す」「隠れる」の「隠」の一文字を「おん」と読み、「おん」が「おに」となった。
古代日本人にとって「鬼」とは「祟る神」であり、大自然そのものだった。
恵みももたらせば、災害も起こす。強力なパワーを持つ、目に見えない、恐ろしい存在は、すべて鬼だったのだ。
また、天つ神の末裔である天皇も同様に恐ろしい存在と見なされた。
実権のない弱い祭司王であった天皇が、生き残った大きな理由がここに隠されている。
古代史における鬼は、現代人の想像をはるか超える影響を及ぼしていたのだ。
『天皇と鬼』を改題し、加筆・再編集。
人気シリーズ第12弾! 誰にも予想できない3分間!
ふわりとあたたかい「春」のお話をあなたに。
【本書の特徴】
★3分間ショートストーリー×25話! 朝読にもぴったり!
★雛祭り、ホワイトデー、エイプリルフール、始業式……春ならではのお話を収録。
★ラストには「まさか!」のエンディングをお約束!
【目次】
プロローグ/春のともだち/サバイバー/友だちレンタルサービス/マスクの笑顔/フィットネスクラブ/アオハル・ガム/花の下の宝物/菜の花の国のアリス/いきなり番長/四月はじまり/恋する味方の集会所/がんばった結果/ラッキースター/家で娘と秘密の果実/片割れ雛/季節のおたより/キミの名は……?/お母さんの日/甘いツメ/春のいたずら/お父さんは几帳面/卒業式の前日/春屋の息子/きみがこぼした花
祝 2021年 「北海道・北東北の縄文遺跡群」 世界文化遺産登録!
渡来人の影響は限定的だった!
DNA分析からわかる驚きの結果
これまで、縄文の文化は渡来人の文化によって
一掃されたと考えられてきたが、大きな誤りだった。
縄文人たちの暮らしは決して原始的ではなかったのだ。
現代日本に通じる信仰と習俗、生活がすでに縄文時代に完成されていたのである!
◎縄文観を塗り替えた三内丸山遺跡
◎縄文時代に階級の差が生まれていた
◎日本人はどこからやってきたのか
◎世界的にも珍しい日本列島の遺伝子の多様性
◎弥生時代に伝えられた縄文の第二の道具
◎縄文人が水田稲作を始めていた証拠
◎戦争は農耕とともに始まった
◎ヤマト建国は縄文への揺り戻しだった?
◎平和な時代に戻りたいと願った日本人
日本は縄文時代からガラパゴスだった!
世界を驚かせた縄文文明とは?
時空をこえて、古代文明の世界に!--さあ迷路をぬけて、昔の文明を探検しよう かくし絵、クイズもいっぱいだ きみはカギを全部あつめて、伝説の文明をみつけられるかな▼シリーズ累計210万部突破の大ヒット「迷路絵本シリーズ」のポケットサイズ版。小さくなったので、おでかけ先に持っていって、ちょっとした合間や待ち時間に楽しめます。▼エジプト、メソポタミアなどの世界の古代文明ごとに、その文明の象徴的な風景が描かれています。その中には迷路があり、その文明に関連するモノや生き物の形がかくされています。この迷路をぬけ、かくし絵をさがしながら、それぞれの文明を探検します。遊びながら、古代文明について学べる絵本です。▼森の遺跡/エジプト文明/メソポタミア文明/インド文明/中国文明/エーゲ・ギリシア文明/ローマ文明/ケルト文明/南太平洋文明/マヤ文明/インカ文明/アトランティス/もう一度、時空の旅/迷路と問題の答え