どのようにして大陸は生まれ、どう変化してきたのか?
私たちが住む大陸は常に動き続け、集合や分裂を繰り返しています。現在は大陸がもっとも散らばった時代で、未来には太平洋がなくなってユーラシア大陸と北アメリカ大陸、オーストラリア大陸が衝突し、新しい超大陸が誕生するという説もあります。本書は、大陸が移動するしくみをわかりやすく解説するとともに、超大陸の形成・分裂と気候変化、それにともなう生物の進化・絶滅など、大陸移動と地球環境とのかかわりについても紹介します。
[第1章]大陸を知ろう……地球の表面と内部/大陸とは何か/プレートとプレートテクトニクス/地球最初の陸の誕生/大陸ができるしくみ/コラム:今もプレートは動いている?
[第2章]大陸を動かす力と超大陸……大陸移動説の復活と発展/形を変えてきた大陸/かつて存在したとされる超大陸/どんな超大陸があったのか/大陸を動かす原動力/プレートを動かすマントル対流/パンゲア超大陸の分裂/コラム:未来の超大陸
[第3章]大陸移動があたえる影響……大陸移動と気候変化/大陸移動の気候への影響/地形の変形と気候の変化/大規模なプルーム活動と大量絶滅/大陸移動と生物進化
脱税で滅んだ古代エジプト、消費税によって沈んだスペイン無敵艦隊、なぜロスチャイルド家は衰退したのか……元国税調査官が歴史上の人物をガサ入れ!
元国税調査官が世界史を富・経済・権力の動きから解説。国家の盛衰パターン、戦争の勝敗の意外な理由など、知られざる真相から世界史の見方が変わる!
ユダヤ、ローマ帝国、イスラム帝国、モンゴル帝国、スペイン、大英帝国、ソ連……経済視点で歴史に迫ると現代との類似点が見えてくる!
●国家の盛衰を決める徴税と財政政策
●ローマ帝国で起こったハイパーインフレ
●中国を“金融先進国〞にした世界初の紙幣
●スペインの宗教政策が経済をここまで悪化させる
●イギリスがローマ教会から離脱した「金銭的な理由」
●国家財政の魔法の杖─徴兵制
●第一次世界大戦の引き金は「ドイツの急激な経済発展」?
●ナチスが領土侵攻をした“経済的な理由〞
●リーマンショックを招いたソ連の崩壊
お金の視点で見れば、世界史の流れの意外な理由がわかる!
歴史というのは、政治、戦争などを中心に語られがちだ。「誰が政権を握り、誰が戦争で勝利したのか」という具合に。だが、本当に歴史を動かしているのは、政治や戦争ではない。お金、経済なのである。お金をうまく集め、適正に分配できるものが政治力を持つ、そして、戦争に勝つ者は、必ず経済の裏付けがある。だからこそ、お金の流れで歴史を見ていくと、これまでとはまったく違う、歴史の本質が見えてくるのだ。(「はじめに」より抜粋)
「枢軸国側諜報網の機関長」と連合国側から恐れられた「インテリジェンス・ジェネラル」小野寺信は、なぜ、欧州の地で価値ある情報を入手できたのだろうか。それは、小野寺が人種や国籍、年齢、宗教などを越えて、あらゆる人たちと誠実な人間関係を結んでいたことと無縁ではないーー(序章より)
「インテリジェンス」の極意を体現した日本人武官「小野寺信」。イギリスの情報機関、MI5が徹底監視の対象として“個人ファイル”を作った唯一の日本人武官といわれるこの男は、独ソ開戦や、アジアでの英軍の動き、原爆開発情報といった様々な重要機密にとどまらず、ヤルタ会談の直後には、ソ連がその3カ月後に対日参戦をするという情報まで掴んでいたーー。第22回山本七平賞受賞の気鋭のジャーナリストが、丹念に第一級史料を調べ上げ、取材を重ねる中で、見極めることのできた真の愛国者「小野寺信」の流儀。
[目次構成]
序章 インテリジェンスの極意を探る
◆諜報の神様、ヒューミントの達人◆日本版CIA設立に向けて ほか
第一章 枢軸国と連合国の秘められた友情
◆「あなたはポーランドの真の友人」◆死後四十五年目の昇進と「英雄」の顕彰碑 ほか
第二章 インテリジェンス・マスターの誕生
◆「生きた語学」を実戦で学ぶ恰好の機会◆英才教育を受けて「陸軍第一の赤軍通」の道へ ほか
第三章 リガ、上海、二都物語
◆命にも等しい暗号書を着物の帯に◆中国共産党が謀った? 盧溝橋事件 ほか
第四章 大輪が開花したストックホルム時代
◆MI6より日本に忠誠をつくす◆“ソ連情報源〞の開示を迫ったキム・フィルビー ほか
第五章 ドイツ、ハンガリーと枢軸諜報機関
◆聡明で語学堪能、そして強い愛国心と法学博士号を持つ弁護士◆007のようにハンサムでスマート ほか
第六章 知られざる日本とポーランド秘密諜報協力
◆外交特権を切り札に、ポーランド諜報組織を守る◆ヒューマニズムとインテリジェンス ほか
第七章 オシントでも大きな成果
◆摑んだものの握りつぶされた? アメリカの原爆情報◆新聞が描き出す、隠しきれない重要情報 ほか
第八章 バックチャンネルとしての和平工作
◆スウェーデン国王グスタフ五世からの忠告◆終戦前日、英王室から親電 ほか
*本書は、二〇一四年に刊行された『「諜報の神様」と呼ばれた男ーー連合国が恐れた情報士官・小野寺信の流儀』の副題を改題し、「文庫版まえがき」を新たに書き下ろして刊行するものです。
なぜ日本では約700年も政府貨幣が発行されなかったのか?富本銭は貨幣として機能したのか。和同開珎銅銭のプロモーション戦略。金属貨幣に先行する手形という信用通貨。貯蓄手段の渇望が渡来銭に向かった。権力から独立した方法で貨幣量を維持。
人間にとって死とは。生きるとは。運、寿命、家族、仕事、学問、科学、医療、宗教、世間、日本人…死から語りはじめる逆向き人生論名著を文庫化!
「なぜそう考えているか」を理解しなければ、成功者の考え方を学ぶ意味はない。冒険と現実の2軸で理解を深める。必ず読み返したくなる25の物語。
縄文時代に建てられたという、三内丸山遺跡の通称「縄文タワー」。縄文人は人力だけでどうやってこの15メートルの塔を建てたのか?技術者である著者が精緻にそのプロセスを解説する。また、塔の目的は「狼煙台」であり、宗教上の施設ではなく、ヒスイの交易のために建てられた塔だと説く。
さらに、近世まで奈良に「奈良湖」があったことを突き止め、奈良湖と大阪湾に通じる水路である「河内・大和大運河」など、重要な交通手段である水上交通に着目し古代日本の実像に迫る。
「古代人は治水を考えなかった」という専門家ならではの仮説も提唱。
●秀でていた丹後と出雲のハイテク技術
●造船には高度の木工技術が必要であった
●六世紀、大和川では帆船が走っていた
●技術者集団としての渡来商人の実像
●岡山・津寺遺跡の築港技術が19世紀オランダの技術に酷似
●出雲大社はもともと「水飲み場」だった
●難波津ーー港ができるような地盤ではない
老後不安の9割は、医療費と介護費用! 体重減らして、貯金を増やす「荻原式・節約術」
突然、著者を激痛が襲う。原因は「肥満」と勤続疲労による坐骨神経痛。不健康な食生活の改善に努めるも、治療にかかる通院費用や薬代などが想像以上に家計を圧迫する現実に直面するーー。「太り過ぎ」で寿命を縮めてしまえば、もらえる年金も減り、医療費や介護費用が高額に。安心して老後を迎えるためには、「健康」であるのが一番。本書では、自身の経験と詳細なデータをもとに、人気経済ジャーナリストが「病気になると損」「健康は得」の根拠と対策を明かす。一般的な節約だけでは、円安・物価高を乗り切れない! 制度とサービスを活用した 「痩せると100万円以上節約できる」方法を知り、人生後半をハッピーに生きよう。
現代日本語は人工的に作らざるを得なかった? 「にゃー」「パワー」などに使われる「-」の記号(長音符)が出来たのはいつ? 係り結びの「発見」?……
シリーズ累計70万部突破!
身近なのに意外に知らない、知ればとっても役に立つ奥深い日本語の世界を巡る一冊
●「ん」には少なくとも16種類の発音がある
●絵文字は平安時代から使われていた
●お経は「おきょう」、経済は「けいざい」の理由
●漢字をローマ字に変えてしまえ!
●「ら抜き」は「ことばの乱れ」か?
●時制はAIには難しい
●日本語はなぜ主語があいまいなの?
●イギリスに伝わった最初の日本語
●百人一首が全国に広がったわけ
ほか
●同じ話を何度もしてしまう、あらゆることがめんどくさい……。
●それ、「認知症予備軍」の軽度認知障害(MCI)のサインかも!?
●でも大丈夫! そんな人でも回復可能な認知症の予防法が満載!
「認知症予備軍」とも言われる認知症一歩手前の段階、それが「軽度認知障害(MCI)」である。その特徴は「認知機能の低下は見られるものの、日常生活にはまだ大きな支障がないこと」「認知機能の回復が可能な最後の段階であること」の2つ。
軽度認知障害の人は2025年には1000万人以上にもなる可能性があるが、その事実はあまり知られていない。しかしこの段階から予防策を講じられれば、認知症になるリスクは大きく下がると著者は語る。
軽度認知障害の基礎知識から、科学的に正しい認知症の予防法まで、認知症にならないために知っておくべき最新の知見をまとめた1冊。
BTS、NiziUなど人気アーティストへ多数楽曲を提供し、中卒から人気作詞作曲家になった岡嶋かな多氏が、中高生に「あなたらしく夢を叶える」ヒントを伝授!
もともと「この世から消えてしまいたい」という思いを抱え、自己肯定感が低かったという10代から、「音楽で、誰かのためになりたい」という夢を叶えるまでを語ります。
みんなにとっての「当たり前」な生き方が、実はあなたにとっての正解とは限らない!
今の中高生のリアルな質問に答えたオンライン座談会の一部も収録!
夢に向かって歩き出したい人の背中を押す1冊。
【目次】
はじめに/1章 あなただからこそ、叶う夢がある/2章 夢の数だけ、生き方がある/3章 負けた数だけ、夢に近づく/4章 あなたの音楽が、誰かを救うかもしれない/5章 夢でご飯を食べている人のリアル/6章 あなたの物語は、あなたが生きるためにある/おわりに
四体の青鬼を操る少女VSオカルト調査クラブ!
【あらすじ】
碧奧山で目撃情報が報告された「少女と巨人」のウワサの真相を確かめるため、山の中腹にある天文台にやってきたオカルト調査クラブのレイカ達。そこに現れたのは、邪悪な笑みを浮かべた少女と、四体の青鬼だった……。
『青鬼 沈黙の映画館』の数日前に天文台で起きていた、衝撃の事件
【目次】
碧奧天文台の見取り図/ウワサ調査リスト/1 ひろし君との情報交換/2 ゲンノウさんの挑戦/3 ウワサ調査リスト/4 『少女と巨人』/5 碧奧天文台/6 悪夢開幕/7 真っ黒な敵意/8 二人きりのロビー/9 悪趣味な上映会/10 惑星の降る夜/11 正真正銘のバケモノ/12 そんなオカルトはひどくつまらない。 /13 王をナメるな/14 別れの言葉は届かない/目を覚ましたオカルト調査クラブメンバーの会話/碧奧天文台の見取り図 その2