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文学作品に使われる言葉のクオリア(質感)を、具体的には「雪」「月」「花」の3語に絞り、古事記、万葉集、源氏物語、枕草子の四作品の中に、多変量解析の成果も活用しつつ、探る意欲的論考。
元日節会は正月元日に、天皇が大極殿にて百官の賀を受ける「朝賀」の後、豊楽殿で行われる儀式の一つで、群臣に宴を賜う儀であり、その性格上長く続いた。これについて上代から享禄年間に至る多くの資料にあたりまとめた労作です。
郷土色あふれる民俗芸能・祭礼神事・年中行事を豊富な写真で構成。関東1都6県の7冊セットです。
栃木県真岡市の大前神社の神宝として所蔵されている「平家物語」の大判影印本。校異・見セ消チ・章段名の書入れなど「平家物語」の享受の様相書写のあり方を考える上で貴重な資料です。
江戸初期の通俗的娯楽的読み物、仮名草子に含まれる個々の作品の典拠の実証的な究明と、その結果に基づいて、作品が作者のいかなる意図のもとにいかに形成されたかを考究。併せて仮名草子の浮世草子の受容をも論ずる。
きわめて文学性の高い説話や説話群から成り立っている古事記です。それらの説話が含み持つ様々な虚構をこらした表現に着目し、どうしてそのような表現をするのか、虚構の中にあらわされた作為を追究。
明治の戯作が今甦る! 明治15年から23年にかけて刊行され、今日忘れられた感のある「戯作」・「戯作的著作物」8点の書物について、書き記した論文・エッセイをまとめる。「変窟蟻の世界」「文明開化地獄極楽一周記」他。
テーマ(文章表記/語表記/書風・符号/習書・落書)別・年代順に新資料をふくむ235点の鮮明な図版とくわしい解説を収録。
上代歌謡の象徴 古事記の心情描写 人麿の調べ 赤人とヨネ・ノグチと不尽山 万葉集巻十三配列試論 大伴一族の文学的伝統 大伴氏の氏神 東歌の成立 和我目豆麻 古今和歌集の成立と巻第二十 新撰和歌諸本の系統と性格 他
野分・行幸・藤袴・真木柱・梅枝・藤裏葉。
『古代語研究ーことばとフォークロア』の続編。上代文学を中心に研究考察をすすめ、『記』『紀』『万葉』『風土記』を民俗学的視点から訓み解いた。