22歳(1969年)ロックグループをやめ、小さな書店を始めた著者の奮闘記。置きたい本が入荷しない小さな店のもどかしさ。冊子『読書手帖』を作って客とふれあい、書店主同士で通信を作り交流。再び歌手を始めるまでの22年間で学んだ大切なこととは。文庫化にあたり、エッセイ8本と「早川書店」のブックカバー等を収録(絵=藤原マキ)。
累計70万部突破のシリーズ第10弾!
「殺人750」と呼ばれる中古バイクのエンジンを、なぜか欲しがるチャーリー。
それにまつわる、チャーリーと、親友「渉くん」とのつらい思い出とは……!?
一方で、1年生の坂本くんが家庭の事情で学校を退学しなければならないことを知ったママチャリたちは、2週間で500万円を稼ぐ方法にチャレンジするがーー!?
累計70万部の超大人気シリーズ第10弾は、読み応えたっぷりの友情物語『走れ! チャーリー号』を掲載!!
ぼくたちは、自分のいちばんいいところを隠しながらでないと日々を生きられない世界に住んでいるー。スペインの人気ブロガーが書いた若いLGBTの声にもとづいた青春小説。スペイン大使館主催ニュースパニッシュブックス選定作品。
百恵・淳子・昌子の「中三トリオ」やキャンディーズに夢中になり、テレビドラマ『傷だらけの天使』や『俺たちの旅』で青春のほろ苦さを味わった70年代後半。
松田優作がスクリーンで大暴れ、黒澤明が日本映画界に久々の復帰、スピルバーグの超話題作『レイダース』が登場するなど、映画界に新しい風が吹いた80年代初頭。
そして80年代なかばから現れた、さまざまな流行や事件。マンガの世界を変えた大友克洋の『童夢』に衝撃を受け、沢木耕太郎『深夜特急』に異国への旅心を刺激され、「グリコ・森永事件」や「宮崎勤事件」が世間を震撼とさせた。
今につながるカラオケ・パソコン・ファミコン・スキー・ディスコといったブームが次々と起こり、コンビニやファミレスが普及して、生活がどんどん便利になり、ぼくたちは夜型生活を謳歌した。
石油ショックを経て空前のバブル景気にいたるまで、波乱万丈だった20年間を、900点のカラー図版とエッセイで振り返ります。
エイズによって親を亡くした子どもの数は、2008年には1400万人に上っています、この数字は、実に日本の小学生、中学生、高校生を合わせた数に匹敵します。サッカーのワールドカップ開催で沸く南アフリカのもうひとつの真実。
黄色、赤、青、黒、白の原色が登場し、自分がどんなにきれいで重要か、自慢を始めますが、子ネコのマックスを交えて、この世界の本当の美しさは、すべての色が混じり合ってできていることに気づいていきます。原画の色分解の段階から工夫を重ねたり、コラージュなど様々な技術を駆使してきた画家デュボアザンが、70歳という年齢になって、この世界の色の美しさの不思議を、とてもわかりやすく親しみを込めて、子どもたちに語っています。本書は、1974年にニューヨーク科学アカデミーの児童書部門賞を受賞。
なつやすみ。おじいちゃんちに いくんだよ。くるまで ブーンと、3じかん。はじめて ひとりで とまるんだ。
期待と不安でドキドキのボクを待ち受けていたのは、虫博士のおじいちゃんと過ごす、サイコーの夏だった。ギンヤンマとの出会い、クワガタの歯医者さん、そして、夜の森に現れた美しい蛾の王様……。
無類の虫好き、タダサトシ氏の少年時代の絵日記を元に、作家おのりえん氏が、軽快な文章でひと夏の物語を綴りました。宿題なんか忘れちゃうぐらい、サイコーにエキサイティングな夏休みのお話。
ぼくたちは、自分のいちばんいいところを隠しながらでないと
日々を生きられない世界に住んでいるーー。
ある事件がきっかけで突然ゲイバレしてしまい、これまでの生活が一転してしまう高校生のオスカル。そのきっかけを作ったのは、なんと、想いを寄せて「秘密の関係」を楽しんでいた親友ダリオ。
ゲイバレ後の地獄のような日々に耐えきれず、心の痛みを紛らわすために体の痛みを選び出すオスカルだったが、一歩踏み出した新しい世界からは、希望の光が差し込んでくる!
戦場では人の死がとてもすぐそばにある。日本では、とても考えられない光景だけれど。-アメリカ軍に従軍した日本人カメラマンの記録。
妹が入学したのは女子のみが通う騎士養成学園。
王国最高と名高い学園でも優秀な妹は縦横無尽の活躍を見せていてーー
「兄さんがわたしなんかよりずっと強いこと伝えてきました!」
いや、ぼくはただの庶民だけど……?
(※嘘です。兄さんはヤバい強さです。無自覚なだけです)
そのせいで学園の女騎士がぼくの前に来たので一応模擬戦したり
(※学園最強の女騎士が一瞬で実力差を分からせられました)
運動後のケアをしたり(※兄さんのマッサージは女騎士大喜びで貴族でも評判に!)
普通にしてるだけで、ぼくは王女の目に止まりーーえ、何故?
カクヨム発、原作小説はファンタジア文庫で即重版のコミカライズ第1巻!
【対象年齢:小学校中学年以上】
絵本『おこだでませんように』『メガネをかけたら』が青少年読書感想文全国コンクールの課題図書となった、くすのきしげのり書きおろしの新シリーズ!! 未確認生物「UMA」とカッパ伝説がよくわかる巻末コラムつき。おはなしを読んで学べる一冊です。
空ノ青町の河童池でカッパを探しに行く究(きわむ)とハカセ。
空ノ青町にはカッパにまつわる伝説があり、神社にはカッパのミイラがあると言う。
河童池のほとりにある祠には、あぐらをかいて座る木彫りの河童の像がまつられていて、祠の後ろにある石碑には、こんな解説が書かれている。
「空の山を越えてくる旅人の中に大きなカッパを見たというものが多くあった。またそのおかげで道をまちがえることがなかった。旅人を笑顔で迎える大きなカッパは旅人にとってありがたい存在であったが、やがてその姿を見ることができなくなったという。池には小さなカッパがいて、背の高さは九十センチほどで緑色の体をしていて頭には皿がある。そのしぐさは人の子に似て、愛嬌があり、その性質は優しく穏やかで親切である。」
さらには、このカッパ、願い事をすると目が光ることがあり、目が光った時にその願いごとはかなうといわれている。
結局全員で行くことになった河童池で、みんなは「カッパのお皿」らしきものを発見する。みんなは「少年鑑定団」として、このカッパのお皿について鑑定していくうちに、空ノ青町に伝わる伝説をもひもといていくことになるが……。
野鳥と自然を守る、これがレンジャーとしてのぼくの仕事です。これは、小さな頃からあこがれた夢にむかって歩みつづけているぼくの小さな物語です。小学校高学年以上向。
泣き・笑い・ふれあい…子どもたちと父母・指導員がつくりあげた共同学童保育所つばさクラブの感動ライブを活写。
火を消すことができても、高い所が平気でも、それだけではなれないよ。
みんなが何をしたいのか、すぐに分かってあげること、危険に気づくことが大切なんだ。
それに、大きな心を持っていることもね。君は持っているかな?
消防士をやってみたい?
友達なんていらない。彼氏も彼女もいらない。ぼくたちは居場所がほしい。
ゾンビがいたってかまわない。
第4回ジャンプホラー小説大賞、初の金賞受賞作は、ポップでせつない青春ゾンビ小説。
イラストを手がけるのは、キュートでノスタルジックで不思議な魅力を放つイラストレーターのうえむら。
フィッツジェラルドに憧れるフツメンの大学生・藤堂は、文芸部でラッパーの松尾先輩、モデルでイケメンの白石、元ラグビー部の水口と一緒にゾンビを見に行った先で襲われ、ゾンビウィルスに感染してしまう。周りや母親からはちょっと避けられながらも、4人がたむろする文芸部の部室ではいつもどおりのモラトリアムな毎日。だけど、決して仲がいいってわけじゃない。
内臓から少しずつゾンビ化し始めた藤堂は、医者のすすめで「ゾンビの会」という自助グループに入る。そこで足を切断した少女・星宮と出会い、どちらかがステージ5のゾンビになったら殺す約束をしてしまう。そのうち藤堂は自分もステージ5が近いのを知り、最後の青春を謳歌しようと決意。その過程でバンギャみたいな女子大生・江波と知り合い、彼女も部室にたむろするようになるが、とある失敗で皆がバラバラになって……
そして安楽死前日。スカイツリーのてっぺんで、ぼくたちの青春は急速に動き出すーー
これは、ゾンビ化して自我を失うまで、ユーモアに生きようとする者の物語。
そして、居場所を求めてゾンビのようにさまよう、孤独な者たちの物語。
なにかに夢中になれず、固い絆で結ばれた友達はおらず、彼氏も彼女もほしくない…
でも、どこか居場所がほしいと願う人たちに捧ぐ青春小説。
毎日、どこかの峠を越えてぼくは新しくなっていく。大ベストセラー「名探偵ミルキー」シリーズの児童書作家・杉山亮。妻子と離れて旅にでた33歳のときの宝物のようなまぶしい日々。
小さいからこそ身につく「働く力」!日本の99.7%を占める中小企業で働く、すべての人へ。自分と周りを活かす「仕事の基本」。経営学の先生がやさしく教えてくれました!