本書では、植物細胞のオルガネラのダイナミックな世界を、それぞれの分野の最先端で活躍している研究者に描いてもらった。動物細胞や酵母細胞ではみえてこない細胞の全能性やオルガネラの分化・多様性は、生命現象を分子レベルで語るための鍵を与えてくれる研究対象となることはまちがいない。
豊富なデータをもとにチームの多様性と独創性の関係を分析。独創的な個人がいなくともマネジメントによりチームが独創性を生み出すことが明らかになった。経営学の教科書としても好適である。
グローバル企業経営者は、何を考え、何を変え、そして今、何を目指すか。
地球の将来、そして人類の未来を決める正念場はつづく。わたしたち人間も他のいきものとのつながりのなかで生きています。
この本の主題である生物多様性ほど、今日人類に差し迫った科学的問題を想像することはできない。生物多様性は進化の中でどのように育まれてきたのか。なぜ人類にとって決定的な意味をもつのか。どうすれば守ることができるのか。ウィルソン博士は豊富な体験と驚嘆すべき博識にもとづいて情熱的に説きあかしていく。「生物多様性」を地球環境問題のキーワードにした名著。
下巻には第三部「人間の影響」を収めた。いま人間の活動によって、どれほどの生物が絶滅の淵に追いやられているのか。生物多様性という資源には、人間にとってどのような価値が潜んでいるのか。ウィルソン博士はこれらのことを豊かな具体例をあげて明らかにした上で、世界の生物多様性を守るための方策を明確に示し、地球環境のための新しい倫理を提唱する。
「緑の革命」に代表されるモノカルチャーが如何に人間と自然の共生を可能にする生産基盤を破壊しているか。生物多様性の原理をもう一度回復する必要性を実証的に説き明かし、エコロジーの原点を確立する
本シリーズでは、日本で植物の種多様性の研究に携わって、世界に伍した成果をあげつつある活動的な研究者が、自分自身の研究成果を軸に、当該領域の研究の現状のとりまとめと将来の展望を整理する総説をもので、それらを集成することをめざした。本巻では植物の種多様性の現在における地球規模の広がりを、植物相の研究を軸にまとめている。
植物を対象とした多様性研究を現時点で総括し、全体像を概観するシリーズ。第3巻では地球上における多様な生物の生きざまを、種を軸に、いろいろなレベルの生き物を対象として解析する課題をまとめ、それらを集成している。
「海外で日本人として暮らす」ということー揺れ動くアイデンティティ、
トランスナショナルなライフスタイルの実態!
20世紀後半、グローバル化の波に乗って多くの日本人がアメリカへ渡り、そこで生活を行うことを選択した。「新日系移民」として位置づけられる彼/彼女たちの属するコミュニティやそこでの生活様式は、20世紀初頭に労働を目的として移住した人々とはまるで異なる様相を呈している。新日系移民たちの、日米両国の狭間で揺れ動くアイデンティティの様相と、そのエスニック・コミュニティの中で営まれる生活の諸実態を記した、日系移民研究の最前線!
ウィズコロナ時代を生き抜くための道標。社会の贅肉を削ぎ落とし鍛えることで、見えてくる日本再生のビジョン。ICTアナリストと自然科学者のコラボで描く未来社会論。