どうすれば、地球が動いていることを見出せるのかー。この難題に果敢に挑み続けた数多の天文学者たちのドラマと宇宙観の変遷を、丹念にひもといていく。
政治・経済からスポーツに至るまでの最新の“統計・記録”を集大成したほか、現代社会を理解するために必須の“基本資料”と、暮しに役立つ各種“一覧”を網羅。世界の国々、都道府県の基本データと現況を記した“世界現勢”“日本現勢”および“年表”を併載。840表を収録した、最新データ百科。
人間がものごとに興味をもつとは、どういうことか、この本からよくわかります。つまり、何らかの「きっかけ」があること。それが、「番がさ」が開くしかけであったり、「風」をみつけることであったりするのです。そのきっかけを笑わず、見守る暖かい「目」があること。それが父親であったり、学校の先生であったりするわけです。その「目」は「芽」になります。「芽」を大きく伸ばすものは、本人の関心の強さであり、事実を確認する探究心の強さなのだということが、自然に納得できる本。それが「野の天文学者・前原寅吉」。
ピュリッツアー賞受賞の女性サイエンスライター、ナタリー・アンジェが案内する楽しく愉快で生き生きとした科学の世界。
7月22日、46年ぶりの皆既日食!トカラ列島で100%、福岡では90%、東京でも75%が欠ける。日食のしくみ、日食を追う人びと、日食観測史ー太陽と月のドラマを親子で楽しむ完全ガイド。カラー写真多数。
夏はなぜ暑いのかと聞かれても当たり前すぎて、どう答えてよいのか戸惑うかもしれません。こんな単純なことでも、面白いことに、太陽と地球との関係ばかりか、電磁波や赤外線天体などのさまざまな知識が絡んできて、地球だけで考えていると気づかない宇宙の深いメカニズムが見えてきます。宇宙論や天文学の専門家である著者が、存分にその知識を活かして、身近な現象の謎解きをしてくれるユニークで楽しいエッセイ集です。二〇〇八年度のノーベル物理学賞を受賞した南部、益川、小林の各氏との交流に因む秘話も珠玉です。
オリジナルの合格法を開発した司法試験受験界のスーパー講師・柴田孝之がおくる司法試験のための最も効率的な論点問題集。1問1答形式で学習効率が大幅にアップ。
大宇宙の探究から「心の宇宙」の開拓へ。星空のロマンと「地球環境保護」をめぐる最新宇宙論と仏法哲理の共鳴。
宇宙はいつ生まれたのか?星は永遠に輝き続けるのか?どうして月は同じ面しか見えないのか?宇宙に果てはあるのか?宇宙人は存在するのか?-誰しも一度はこんな疑問をもったことがないでしょうか。そんな素朴な疑問を思い出し、きらめく星空を見上げながら彼方に輝く星たちに思いを馳せてみませんか。本書では現代天文学が明らかにしつつある宇宙の姿を紹介し、古くから人類を魅了してきた宇宙をめぐる旅へと案内します。まずは夜空に目を向けてみる。それが宇宙を楽しむ第一歩。
星とはいったい何か。この問に対して現代天文学は、かなり明確な回答を与えることができる。本書では、恒星の構造やその一生について解説し、天文学の研究の方法や考え方にも触れる。星ははるか彼方にあり、手にとったり間近に行って調べることはできない。星の研究は観察することから始まり、その結果を整理して体系的に記述し、観察したデータに規則性・法則性を見いだしていく。本書で、星の成り立ちを知るとともに、星の観察方法やデータに表れる星の世界を見て行こう。
衝突する銀河、生まれたばかりの星々、130億光年先の深宇宙、華々しい星の爆発…。ハッブル望遠鏡がとらえた驚きの画像約150点を収録した完全保存版。
本書は、ティコ、ガリレオ、ケプラー、ニュートン、グレゴリー、ハーシェル、フラウンホーファー、パーソンズ、ナスミス、ハギンズ、シュミット、ヘールなど、光学望遠鏡に変革をもたらした人々のエピソードを語りながら、天文学の歩みと望遠鏡400年の歴史を辿っている。アングロオーストラリア天文台(AAO)の天文学者フレッド・ワトソンの語り口は、自身の体験も含めて彼独自のスタイルを示している。
国際天文年に贈る理論から観測までの天文雑学本の決定版。写真・図版100点掲載。各科目の後ろには、それぞれの科目の補足情報をまとめた「天文資料庫」のページを設けた。