本シリーズは、国宝・重要文化財に指定されたもの、およびそれに準ずるものを収録する。本巻には、東大寺の建築・工芸を収録。主要な参考文献および初版以降の新知見などによる補訂解説を巻末に掲載した。
奈良の都、平城京。天平文化の面影を伝える社寺。古代文化を包む自然や風土。古の都に思いを馳せながら古都を散策してみよう。
龍神の棲む里、室生。修験道の霊場、吉野・大峯。古墳つらなる山辺の道。大和の骨格をつくった古道。発掘の進む飛鳥。壮麗な大極殿が建ちつつある平城京。文化と歴史のふるさと、奈良・大和路。その魅力のすべてを、奈良を知り尽くした案内人17名が20のテーマから解き明かす、奈良・大和路巡礼の決定版。
人気ガイドがかたる、とっておきの奈良。
愛する妻か?亡き母の霊魂か?興味津々摩訶不思議、抱腹絶倒のエッセイ集。
※この画像はイメージです
B5判・函入り・卓上カレンダー(表紙+12枚の計13枚)
内科医・氷川と年下の恋人でヤクザの清和。最強かつ最凶のふたりに個性豊かな眞鍋組の面々が加わり、笑いあり涙あり、ときに怒りあり……の大人気シリーズ龍&Dr.の小説のカバーを彩る、奈良千春さんの華麗なイラスト。
2011年の新作、「龍の忍耐、Dr.の奮闘」「Dr.の傲慢、可哀相な俺」最新作「龍の青嵐、Dr.の嫉妬」のカバーイラストも収録したカレンダー。
自然美と人の生業の融合した幽玄の世界に風景写真の第一人者が迫る!出羽立石寺・松島の戻り松・土佐室戸岬・吉野の山桜・近江三井寺ほか。
【特集 東大寺二月堂修二会】
ー伝説と今が交錯するー
修二会創始・実忠和尚が目指した兜率天の世界
今年で1274回目を迎える東大寺二月堂修二会。
東大寺開山の良弁僧正の高弟・実忠和尚(726?〜?)は、
兜率天の行法を人間界でも行いたいと願った。そして、天平勝宝四年(752)に修二会が創始された。
修二会の行法はその形式、人数、時代とともに少しずつ変化を遂げてきた。
記録に見る修二会の初見は、会中(えちゅう)に練行衆が記録する
『二月堂修中練行衆日記』で平安時代の保安5年(1124)である。
室町時代初期に二月堂縁起絵詞が、後期に二月堂縁起絵巻が制作され、
実忠和尚の目指した兜率天の世界を伝えている。
その根本となる修二会創始者、実忠の兜率天への想いは、
悔過会の間に組み込まれることで、練行衆へと受け継がれてきたともいえる。
特集では、実忠和尚が目指した兜率天の世界を絵巻が語る伝説、法会、記録の3つから探る。
【特集】東大寺二月堂修二会
04 -伝説と今が交錯するー
修二会創始・実忠和尚が目指した兜率天の世界
16 実忠和尚が始めた悔過会とは何か
華厳宗大本山 東大寺執事長 上司永昭師インタビュー
【連載】
02 四季・彩 大和 写真・文/谷沢重城
「春の雪」青によし寧楽の宮古は銀世界
18 奈良発!古代スイーツ再現 文/前川佳代
「甘葛煎再現実験の軌跡〜その2〜」
20 文化財学講座 文/大河内智之
「美術資料から見る地域史⓰豊臣秀長と下御門仏師2-東山大仏の造像ー」
22 新大和人物志 文/谷山正道
「千葉清蔵」
24 続・続・大学的奈良ガイド 文/磯部敦
「点と線ーー横田俊一とその周辺」
27 Bookレビュー 協力/奈良県立図書情報館
28 文・阿波谷俊宏
「お参り」
29 奈良スケッチ 画/杉本哲也 詩文/寮美千子
「回想 興福寺の塔」
30 古墳 みて、ある記
「奈良市の古墳『佐紀高塚古墳』」
31 やまとの石仏 写真・文/勝野一
「称名寺1 三体石仏」
32 大阪市立美術館
「NEGORO 根来ー赤と黒のうるし」
36 あべのハルカス美術館
「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」
40 報道2025
42 イベントガイド
「伝統行事・寺社の行事・特別公開等」
52 奈良のむかし話〜大和ゆかりめぐり〜 写真・文/大久保千広
「弁慶が打ち込んだ釘の長さは?」
この本一冊で、『万葉集』の基礎の基礎がマスターできます!「令和」の典拠となった『梅花の歌三十二首并せて序』、完全収録。
水をつけるだけでおふろの壁にペタッと貼れるお風呂用ポスターです。毎日のおふろで無理なく学びを習慣化!子どもも大人もおふろで楽しく小学生からの基礎知識が身につく!