キャサリンと浜口は、資産家の未亡人・水尾マユから夕食に招待された。マユと三人の養女、お手伝いの女性との賑やかな晩餐の最中、養女の一人が毒死した。莫大な遺産を巡る骨肉の争いの幕開けか!?さらに、マユの息子を名乗る男が現われ、屋敷に同居を始めると、第二の惨劇が…。キャサリンと浜口が辿り着いた意外な真相とは。
子育てには絶好の環境と言われている平和な住宅地で、男子高校生が失踪。3日後、近所に住む別の高校生のベッドで両手首を切断された変死体となって発見された。遺体は死後24時間経過しており、死因は出血多量と推定、さらに口と胃の内部から他人の血液が検出された。捜査にあたったフランクは、自分の血を飲ませることで被害者を贖罪させようという犯人の意図に気づく。そして、また新たな失踪事件が…。
優秀なる生活設計診断士・舞鶴順平。絶妙のテクニックで女性を幸福の境地へといたらしめる彼を、人は導淫師と呼ぶ。舞鶴は、未亡人・壇上三千絵から、ベッドの上で調査依頼を受けた。「祖父が遺言状作成をした際の証人三人は嘘をついているのではないか」と…。さいわいなことに、疑惑の証人たちは、美貌の女性ばかりだ!女の夢、男の夢を叶える物語。
35億円の遺産をめぐるトラブル!?大手レストラン経営者・松岡宗太郎が殺された!弁護士の日高は、殴られて気絶する直前、現場で犯人を見たといい、宗太郎の養子・信夫だったと断言。有罪ならば信夫に相続資格はなく、妻・香代子がすべてを受け継ぐが…赤かぶ検事は会心の妙手を放つ!犯人、そして相続人は誰か?ドンデン返し鮮やかな法廷推理。
舞鶴順平、三十四歳。有能なファイナンシャル・プランナーである彼は、無類の女好き。抜群のベッド・テクニックを生かして「離婚請負人」とか「絶頂請負人」などもやる自称、導淫師。パーティーで知り合った美貌の未亡人・壇上三千絵から、遺言状の調査を依頼された舞鶴は、天才的な性技を発揮して、疑惑の鍵を握る女性達を次から次へと忘我の淵に…。痛快官能小説。
真夏のある夜、キャサリンと浜口は宏壮な屋敷に住む莫大な資産家の未亡人、水尾マユの晩餐会に招かれた。ところがその夜、マユの養女の1人が何者かの手で毒殺された。やがて第2,第3の魔の手が屋敷を襲って行く…。一方でマユの息子と名乗る男が出現し、水尾家の遺産を巡め相続争いは一層、深刻になって行った。謎の連続殺人事件を追う名コンビ、キャサリンと浜口を待ち受ける思わぬドンデン返しとは…京都の豪邸を舞台に繰り広げられる莫大な資産をめぐる争い。トリックの女王が描く華麗なる長編ミステリー。
最近の風俗は、お客さんの性癖に寛大。なんでもアリです。湯船にプカプカ浮かぶだけの「胎児プレイ」とか、布団を仲間に入れた「変則3P」、陰毛一気抜きのむしられ大好きマゾ男もいれば、風俗嬢とHな面接を延々と繰り広げるじいさんなど、おもしろコワいお客さんが次から次へ飛び出してきます。すべて風俗嬢にインタビューを敢行して聞き出したホントの話。密室で繰り広げられる十人十色のフェチ・クセ・性的好みの事情、一挙公開。
東京湾から引き上げられたクルマの中に、東武大学の小田幸次郎教授の溺死体があった。彼は軽油の増力剤の発明で、業界の利権争いの渦中にいた。晴海署の交通係、塩路勝子、大浜政子の二人は、女性特有のカンで犯罪の匂いをかぎ、小田の華やかな女性関係から捜査を開始した。大好評の捜査官シリーズ!