おもちゃはただの物ではありません。子ども同士はもちろん、親と子、人と地域…あらゆる人と人をつないでいきます。
おもちゃという魔法のコミュニケーション・ツールを使った壮大な実践が行なわれています。その中心にあるのが「東京おもちゃ美術館」であり、その実践を担うのが、全国5000人あまりの「おもちゃコンサルタント」やボランティアです。
この資格が、子育て、幼児教育、福祉等の分野で注目を集めています。
木育、移動おもちゃ美術館…おもちゃを軸に、さまざまな地域、領域で展開される社会活動を一冊に凝縮したのが本書です。
★地域とむすびつき、どんどん広がる「おもちゃ美術館
2020年までに全国で8館に 東京/やんばる/長門/由利本荘/岐阜/富士山/京都/檜原
▼1 おもちゃと生きる12人のヒューマンドキュメント……東京はもちろん、さまざまな地方、さまざまな場で活躍する「おもちゃコンサルタント」の活動を報告
▼2 日本グッド・トイ委員会とは?……東京おもちゃ美術館案内、病児支援事業、おもちゃの広場事業、移動おもちゃ美術館、木育推進事業、震災復興事業、「おもちゃインストラクター」になるには、「おもちゃコンサルタント」になるには ほか
子どもたちに「何を描いてもいいのよ」「自由に描いてごらん」といった言葉がけや励ましをしても、絵は描けるようになりません。点を描く力、直線や曲線を描く力、形・色・質感・量感をとらえる力(見る力)など、基礎的な能力や技能を身につけてこそ、子どもたちは描きたいイメージや体験したことを絵にすることができるようになります。本書では年齢に応じた画題や画材の選び方を具体的に解説しながら、ねらいや導入の仕方、進め方など、表現活動の基礎的な能力や技能を身につけさせる指導法を実践例とともに紹介します。
観光ルートからはずれた街角に、辺境の田舎町に、ひっそりと息づく、知られざる「美の楽園」を訪ねた、美術でめぐる、とっておきの旅ガイド。
たべものの絵本、家族や友だちの絵本、わらべうたの絵本など、からくり的な要素ももった版画を使った手づくり絵本のつくりかたを、イラストを豊富に交えてわかりやすく紹介します。
早期認知症のための脳活性化訓練プログラムの実際を豊富な実践例を通して紹介。プログラムの考え方と計画の立て方もあわせて紹介。早期認知症のお年寄りがバリエーション豊かなアクティビティプログラムに参加することで、右脳を刺激し、仲間とともに心身機能の維持と認知症進行の予防を目指します。付録に、コピーして使えるプログラム作成に必要な計画表や、「脳活性化訓練プログラム評価スケール」等も収録。
“困った子”と思われてしまう子を保育者はどのように支援したらよいのかー実際の園生活の場面を踏まえ、イラストを交え具体的にわかりやすく紹介。
チェンニーノによる名著「絵画術の書」を元に、アメリカでのロングセラーを、東京芸術大学でのテンペラ画の実践を通じて翻訳、および工程の写真記録を書籍化した初版から16年。第3版を発売する。
日本の各地域には、異なる風土、産業、文化を背景として発展した、それぞれのデザインと歩みがある。熊本、大阪、名古屋、神奈川、仙台・宮城、秋田、函館の全国7地域を、各地域ゆかりの研究者・実務者総勢110名が分担執筆した地域毎のデザイン史。転換期にある地域のこれからを、またわが国のデザインの総体を捉え直すシリーズ第二弾。〈産・官・学のデザイン関連年表収載〉
幕末の画僧・大願の工房の粉本を初公開する貴重な絵画資料集。尊像を中心に民俗神まで約千点を収録。
◆上巻(曼荼羅部・如来部・菩薩・明王・天部編)・ 監修:田村隆照・定金計次・序文 上山春平ー「画僧大願の偉業によせて」・概説 田村隆照ー「京都市立芸術大学所蔵六角堂能満院仏画粉本について」【曼荼羅・如来部】・解説編(概説) 松長有慶ー「両部曼荼羅綱要」 頼富本宏ー「別尊・経法・観法の曼荼羅について」 百橋明穂ー「如来部の諸尊」 ・図版 両部,経法,観法,別尊曼荼羅・釈迦如来・阿弥陀如来・薬師如来等・資料解説 田村隆照ー「能満院仏画粉本に見る曼荼羅と如来の図像」【菩薩・明王・天部】・解説編(概説) 根立研介ー「菩薩の諸尊と日本における信仰の展開」 長田寛康ー「明王の諸尊と日本における不動の展開」 錦織亮介ー「天部の諸尊」・図版 聖観音、十一面観音、虚空藏、普賢、文殊、大随求、地蔵菩薩 不動、愛染、大威徳明王・毘沙門天・吉祥天・弁才天・十二天 星宿天 等・資料解説 定金計次ー「菩薩・明王・天 等に関する能満院仏画粉本について」・資料編(基礎データ・印影著名集・資料目録)◆下巻(高僧部・垂迹・雑部編) 監修:榊原吉郎・松尾芳樹・概説 松尾芳樹 - 「無言蔵から大願へー律僧憲海の思想」【高僧部】・解説編 平田 寛ー「聖徳太子・南都諸宗祖師・天台宗祖師」 高木伸元 -「 真言の祖師」 (概説) 脇坂 淳 -「禅宗の祖師像と羅漢図」 井ノ口泰淳ー「浄土教系諸師・日蓮宗諸師」・図版 聖徳太子・南都諸宗、天台宗、真言宗、浄土宗、日蓮宗、 禅宗各諸師・羅漢 等・資料解説 榊原吉郎 - 「高僧像にみる粉本筆者」 【垂迹・雑部】・解説編(概説) 齊藤 孝 - 「垂迹画の成立と展開」
北は精霊のトロルが活躍するノルウェーから、南は『イソップ寓話集』のギリシャまで、ヨーロッパ九か国、二十八話の舞台を巡った紀行文。
古今の器を知り尽くした四人の骨董商が、毎日の食卓でつかいたい現代陶芸家の皿や鉢を紹介。
実際の指導のあり方を描画材別に、題材に寄せて(この題材で子どもたちに感じてもらいたいこと)、ねらい、準備するもの、指導のポイント、授業の流れ、こんなこともできるよ(応用・発展)の順を追って丁寧に紹介。どの子も無理なく楽しく絵が描ける表現技術を用意!
ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ(VTS)はアメリカの教育現場で徐々に浸透し成果をあげつつある教育法である。元ニューヨーク近代美術館教育部部長フィリップ・ヤノウィンが書きおろした、美術界・教育界待望の一冊。「何が起こっているだろう?」「どこからそう思う?」「もっと発見はある?」3つの問いかけからはじまる美術鑑賞が、教科の枠を超えた学力を深めていく!授業が変わる!子どもがのびる!全教科に使える学習法。
世界に異変が起きている。暗闇の女王デレーガとは?龍の子リンとその友だちのケンは、愛する人たちや美しい地球を救うために立ち上がります。高円宮妃久子殿下が、地球に生きるわたしたちみんなに、あふれる想いでつづった「愛の物語」です。