【東京創元社×カクヨム学園ミステリ大賞優秀賞受賞作】
四月の教室における、あなたの居場所について。
謎解きゲームと、友だちづくり。
ふたつの難問に向き合う一年一組の生徒たち。
誰をもひとりにしない願いの物語。
新鋭が放つ清新な学園ミステリ!
秋湊高校新入生初登校の日、一年一組全員の机のなかに、小さなカード三枚と何者かからの挑発的なメッセージが入れられていた。曰く「諸君、入学おめでとう。君たちに入学祝いを用意した。これから出題する謎をすべて解き明かすことができたら、賞品を差し上げよう」──かくして謎解きゲームの幕は上がった! 新鋭が贈る「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」優秀賞受賞作。
オリジナルの新作を中学生に贈るクラス合唱曲集。一昨年度の『千年樹の夢』に次ぐシリーズ第37集となる。音楽の授業の副教材、また校内合唱コンクール(合唱祭)など行事の選曲に最適。ミマス、栂野知子、松井孝夫、大藤 史、弓削田健介、田附奏、筒井雅子、清水宏美の新作合唱曲全10曲を収録。全曲収録の範唱CD付き。
[曲目]
1はじまりの予感(混声三部)
2空の美術館(混声三部)
3虹が生まれる(混声三部)
4言葉さがして(混声三部)
5星のように(混声三部)
6光よ 満ちて(混声三部)
7Steamship〜夢の蒸気船〜(混声三部)
8ひとつしかない輝き(混声三部)
9ここからはじまる(混声三部)
10郷愁歌(混声四部)
たとえ、自分と世界の全てに絶望してもーー
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心の中にかいじゅうを飼っている
『虹いろ図書館のへびおとこ』の、あの子の物語
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図書館と学校の図書室が居場所の少年ケンは、クラスのボスはせがわくんにいじめられていた。お姫様の物語が大好きだった少女かおりは、ある出来事で心を凍らせている。自分の中にかいじゅうを飼い、出口を探す二人に、司書のイヌガミさんと図書館の人々はーー。心がじんわりあたたかくなる「虹いろ図書館」シリーズ文庫、第三弾。
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その後のケンとはせがわくんを描く、書き下ろし短篇「あとがき代わりの短いおはなし」を特別収録。
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■目次
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1 図書館に来た少年
2 『蛙の王さま、または鉄のハインリヒ』
3 『白鳥』
4 『おかえりなさいスポッティ』
5 『やっぱりおおかみ』
6 『チョコレート戦争』
7 『アナンシと五』
8 『かいじゅうたちのいるところ』
9 『時計つくりのジョニー』
10 『チューリップの絵本』
? 『スイミー』
? 図書館のおにいさん
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あとがき代わりの短いおはなし
住友本社の次期総理事というトップの座を約束されながら、五十四歳で住友を去った川田順。著名な財界人として、また皇太子の作歌指導役まで務めた優れた歌人として名を馳せた彼が、六十歳なかばにして落ちた「老いらくの恋」を、端正に香り高く描く谷崎潤一郎賞受賞作。巻末に「困った宿命」「小説『虹の岬』について」二本の自作解説を付す。
大連特務機関長で、ユダヤ人問題の専門家、安江仙弘大佐の世話で、ウムボルトは満州国軍の中でも特異な蒙古人だけの部隊、興安軍の将校となる。
兄に育てられた寂しがりやの颯太は凛々しく美しい青年へと成長した。子供の頃から可愛がってくれる市ノ瀬組組長の高科次郎が大好きで、次郎もまた恋人として颯太を愛してくれた。しかしある日、次郎が別の男と抱き合うシーンを目撃してしまう。「Hは大人になってから。それまで絶対浮気しない」と約束していたのに。次郎に裏切られたと悲嘆にくれた颯太は…。
1:空に歌えば
2:道
3:元気になっちゃう
4:雨
5:お母さん
6:七色の音
7:虹の向こうへ
8:■詩
才なき奴隷兵から虎威の大将軍へと這い上がり、戦人は天地へ叛逆する。
「負けても死んでも認められんくても、自分らしく生きんと悔いまくって禿げてしまうよ?」
剣戟と戦略、異能のせめぐ戦国の世。
14歳の碧(みどり)は幼くして朝廷により家族と村を奪われ、誰にも甘えられずに放浪してきた。食べるために戦った。限界だった。だが自分よりも熾烈な境遇を闘い抜き、最高位の武士となった義虎(よしとら)を知って奮起し、その旗下へ入隊する。
国境の戦場で。しかも敗戦し落ち延びる。
しかし《戦と謀(はかりごと)の鬼》を自称する義虎は、碧の宿命を看破した。
「かつて英雄《雷神》《風神》は《民が平和で自由な世》を志した。信念を違える朝廷に討ち取られた……君は風神の血を継いどる。義虎は雷神の業(わざ)を継いどる。そして朝廷は君が生きとると見抜きながら義虎と合流するを許した……もし闘いたくなったら、とことん付き合うよ」
ここに、朝廷という人間社会へ牙をむく宿命と革命が動き出す。
叛逆への道は長い。目の前にいる外敵へ手こずっている場合ではない。だが戦の天才たる敵将・孫悟空へ対し、非才の義虎はこれまで一度も勝てていない。
宇宙、四神、六道……神々の競演するような異能が爆ぜるなかで接近戦しかできず、心を捨て修羅の場数を重ねに重ね、圧倒的な戦闘力、超人的な洞察力、絶対的な精神力を叩き上げた義虎は、この窮地を跳ねのけられるのか⁉ 碧は戦と謀を学んで強くなれるのか⁉
「トラになら甘えれる!」
そして碧ら教え子をもった義虎は、唐突に宝石の授業をしたり、ぼろ屋敷を壊され断罪の寸劇をしたり、初めて見るケーキの宴に乱舞したりと景色が変わるなかで、捨てて久しい人間らしい心を取り戻していく……。
これは、陰謀と因縁の渦巻く列強諸国に命を狙われながら、己の限界を遥かに凌駕する灼熱の《猿虎合戦》や《高句麗独立戦争》、《エジムト七国大戦》へ咆哮し力を磨き、来るべき叛逆の日を信じて暗躍し、時代の猛威を斬り伏せていく大河戦記である。
このところ市井で暮らしている将軍家の末娘ゆめ姫が、大奥に戻って来た。父将軍の体調が思わしくないのだ。「徳川の世を恨む悪霊の祟りではないか」と、姫は側用人から相談される。一方、本丸の開かずの御膳所では近頃殿方三人の幽霊が出るという噂が流れるー。将軍家の美しき姫が、過去に大奥で起きた密通事件など、難事件に果敢に挑む!続々重版の大人気シリーズ「ゆめ姫事件帖」待望の書き下ろし新作。
新しい高齢者用住宅の準備計画“R・P”の中心人物として活気ある毎日を送る爽香。しかし、兄・充夫の借金癖には悩まされ続けていた。一方、河村の愛人・志乃の隣室に引っ越してきた“佐藤”という男は、一見善良そうだが!?また、爽香の秘書・麻生が車で怪我させてしまった少女が突然映画デビューして!?事件に仕事に息つく間もない爽香が大活躍の大好評シリーズ第17弾。
北大西洋の極北に浮かぶ火山とヨーロッパ最大の氷河のある国。北国岩手県に生まれ、1969年、単身でアイスランドに渡り、今日まで首都レイキャヴィークに暮らす著者が綴る、氷・日両国にまつわる21の物語。
刑事からある女性のあとを尾けるよういわれた俺。仕方なく引き受け、その女性の日常をたどることになったが、その女性が向かったのは警察署だった……。日本推理作家協会賞の候補作「影」を含む短編4編を収録。高い文章力と巧みな構成力で一気に読ませるミステリー作品集。事件の裏のまたその奥にある真相とは。
大人も子どもも楽しめるフランス語の絵本.
初級文法を終えたフランス語学習者向けのやさしい読み物です.
・CECR A2(仏検準2級)レベル
・日本語訳付き
・各章の最後に楽しみながら学習できるアクティビテ付き
・音声無料ダウンロード&ストリーミング
子どもたちに伝えたい「ありがとうの魔法」。「いちばん大事なことはね、目の前で困っている人に、親切にしてあげることだよ。そして『ありがとう』って言ってもらえたなら、その言葉は、ステキな魔法の呪文になるからね」。心暖まる物語で出版された小説のほとんどが映画化される人気小説家、森沢明夫作の絵本。映画「虹の岬の喫茶店」「大事なことほど小声でささやく」の劇中にも登場する〈ミミっちの絵本〉が新装版で復刊。虹のかかる森に住むパンダ模様の泣き虫うさぎのミミっちが、毒キノコを食べて瀕死の重症になった大好きなおばあちゃんを助けるために、暗くて怖い嵐の谷まで薬草を取りにいく冒険物語。その道中で、オオカミに襲われているクマとサル、ネズミに出会い、勇気を振り絞って助けるミミっち……。そして、「ありがとうの魔法」が泣き虫ミミっちを応援してくれます。絵は、美人画の第一人者として海外でも評価が高い加藤美紀との最強タッグ。
ジェンダー、セクシュアリティの現在を問う画期的アンソロジー!映画に描かれたレズビアン・ゲイ・クィア・イメージを読み解く。
凶作、飢饉から村人を救ったのはひとりの百姓の妻だった -- 越後の栃尾縞紬(とちおしまつむぎ)は江戸天明・寛政期に生み出され、今に伝わる。機織りの天才オヨがたゆまぬ努力で編み出し、ときの庄屋がその開発を助け販路を切り開いたという。この二人を軸に物語は展開する。苦難に立ち向かう彼らに注がれた著者の眼差しはあくまでも温かい。
「歴史を深く下降せよ。無名の傑出した民百姓をこそ表舞台へ! 時代歴史小説を書く私の変わらぬ立ち位置です」(「あとがき」より)。
第1章 出生
第2章 織姫
第3章 憧れ
第4章 祭り
第5章 端切れ
第6章 婚礼
第7章 試練
第8章 飢饉
第9章 創始
第10章 双子織
エピローグ
画家・吉川龍、待望の初画集。本書は、東京藝術大学の卒業制作から最新作に至るまで約70点を収録し、四つの章立てでその軌跡をたどります。紆余曲折を経て変化を重ねた人生と作風を、作家自身の言葉とともに辿る、他に類を見ない一冊です。本書の特徴は、美術評論家の解説や外部の視点をあえて排し、作品解説をすべて吉川本人が手がけている点にあります。さらに、対談の相手には同世代であり深い敬意を抱く彫刻家・大森暁生を迎え、創作の核心を率直に語り合いました。常に自らの足元を正直に見つめ、作品を通して「生きること」そのものに迫ろうとする姿勢が全編に貫かれています。
第一章では、卒業制作とともに、吉川が全力を傾けた初期の〈ボクサー・シリーズ〉を紹介。プロボクサーの資格を取得するほど打ち込み、「これ以上は描けない」という極限まで自らを追い込んだ作品群は、苦悩と葛藤の記録です。第二章は、画壇デビューを決定づけた〈シルエット・シリーズ〉の誕生と、昭和会展優秀賞受賞の時期。スタイルを確立したものの、なお内面的な格闘は続いていました。第三章では、2008年から2019年まで、〈シルエット・シリーズ〉が多彩に展開していく変遷を追い、その広がりと深化を明らかにします。第四章は、2020年以降、コロナ禍に直面し、実家のある益子町が甚大な被害を受けるなか、吉川が絵画に託した思いとは何だったのかを示唆します。今年春に奉納された長崎・本経寺の襖絵を初公開するとともに、新たに歩み始めた最新シリーズも収録。未来へ向かう表現の現在地がここに刻まれます。
巻末には、大森暁生との対談「光と影が交叉する先の、新たな世界へ」を収録。初期作から新シリーズまでの作風の変遷、隠されたテーマや素材へのこだわり、そして画家として生きる理由や未来のヴィジョンまで、大森ならではの感性で深く掘り下げています。異なる領域でありながら響き合う二人の対話は、本書にしか収められない貴重な記録です。「手のひらの虹色」--タイトルに込められたのは、儚くも確かに存在する光をつかみ取ろうとする思い。吉川龍の画業を総覧する本書は、単なる作品集を超え、ひとりの表現者の生き様そのものを映し出す画集です。
はじめに 吉川龍
第1章 1997〜2002前半
卒業制作からボクサーシリーズ誕生まで
第2章 2002後半〜2007
シルエットシリーズ誕生、昭和会展での受賞
第3章 2008〜2019
画壇デビューとシルエットシリーズの変化
第4章 2020〜2025
コロナ禍、本経寺襖絵制作、NEWシリーズ誕生
対談|大森暁生×吉川龍 「光と影が交叉する先の、新たな世界へ」
Colum 本、音楽、お酒とのコラボレーション
作品リスト
年譜
あとがき 吉川龍