女医・千草の下で働くお国は、お使いの帰り道に奇妙な光景に出くわした。林の奥の誰もいない場所で、お囃子が響いている。すぐさま“甘酒屋”の次郎吉に知らせるが、「番町の七不思議の一つ、『狸囃子』だぜ」と取り合ってもらえない。一方で、狸囃子の噂は、瓦版に載ったために江戸中の評判になる。仕方なく、様子を見に行くことにした次郎吉だったが、そこで囃子方の矢七の姿を見かけて…。大人気痛快時代小説、第7弾。
最新・2013年から5年分の試験問題をすべて掲載。出題科目ごとに過去問を分類。選択肢ごとに詳しい解説を掲載。
2008年以来、11年の刑で服役中のノーベル平和賞作家で詩人の劉暁波。日本で初めての詩集刊行。
減少し続ける日本の草原や水辺など身近な自然を尋ね歩いて出会う小さな命、絶滅の危険度が高まるカヤネズミの生態を知ることから保護活動は始まる。愛くるしく健気なカヤネズミたちのカラー写真多数掲載!
ちょいとドジを踏んでしまった“鼠小僧”こと次郎吉。忍び込んだ大名屋敷で、狙った大金はなく、いつもならそこで諦めるところ、ちょいと好奇心が頭をもたげた。開いている土蔵の扉に近づいた途端、侍と鉢合わせてしまったのだ。たちまち捕手が集まってきて、細い路地へ追い詰められる。一軒の長屋へ身を隠そうと戸を開けると、そこには血に染って死んでいる母と娘の姿がー。痛快エンタテインメント時代小説、第6弾!