本書は文化庁所蔵の冷泉為相筆本(日本古典文学館複製)を用い、ほぼその本文に従ったが、読みやすくするため、表記はかなり改めてある。
第1部:神代巻の諸問題 第2部:日本書紀編纂の問題 第3部:日本書紀の諸問題 第4部:区分論の問題とこれからの日本書紀研究 気鋭の著者による、日本書紀「区分論」の新研究。
目次:第一章 竹田からくりの演技と構造 /第二章 竹田からくりと絵画資料 /第三章 竹田からくりの興行と舞台・演目 /第四章 からくりの伝承世界/第五章 からくりと手妻 /第六章 田中近江大掾のからくり /第七章 からくりと文芸世界/第八章 竹田からくり関連資料
先学のとりあげた歌枕の地名4057ヶ所、及び山・川などの事象が組み合わされて出来た名所、総計約6700カ所の歌の出典やその正否の検証を中心に、万葉歌や勅撰歌の「歌枕・地名」をも網羅し、その地理や用法をも記すユニークな大辞典の誕生。付録:古代の国・郡地図と現在地図/総合・国別・時代別・事項別索引。
播磨国風土記の神話を対象に、神話が生み出された空間の把握と、神話の改変・記載・流通等の展開過程の把握とを通じ、播磨国風土記神話の文学史上の位置、及び価値について論ずる。
江戸後期上方歌舞伎、とりわけ中ゥ芝居や宮地芝居などについて、上方の番付類や絵尽しを基本的な資料としつつ、その実態の解明に向けて考察した論考集です。「化政歌舞伎」「江戸後期上方劇壇について」などを収録しています。
『古代伝承文芸序説』に続く、著者の学問研究の軌跡。昭和五十八年から平成十年までの十五年間にわたる十六編の論文を、四部構成にして纏め、鍛冶と稲作・金属文化と農耕文化に新たな思索などが収められています。
第1章:柿本人麻呂における神話発想の基盤 第2章:天武朝における柿本人麻呂の事業 第3章:柿本人麻呂と近江朝 第4章:大津皇子論 第5章:柿本人麻呂における持統朝 第6章:高市挽歌論 第7章:忍壁皇子論 第8章:柿本人麻呂の離京 終章:古事記成書化とその文学史的意義
今昔物語集成立当時の人々の、本集の説話の受け取り方はどのようなものであったか、を各説話の最後に付された「注文」に着目して探る。「批判の語の意味の範囲・対象表」研究別冊を同函に付す。