釈教2500年…その驚くべき誤解と変容の軌跡!三宝とは?アーガマとは?大乗とは?「仏教」の常識を破砕する待望の書。
『仏教語大辞典』の図説版で、仏教・インド文化の抽象的な概念・思想を写真や図で具体的に表現する。約1900項目を50音順に配列し、3000点に及ぶ写真・図解・図表などを収録し、詳細に解説してある。特に従来紹介されていなかった貴重な資料を豊富に収録するとともに、数で表現されることばを分類図的にわかりやすく示してある。カラー口絵48頁、巻末に遺跡地図・略年表・事項索引・原語索引を付す。
縁起の理法を説く華厳経の世界思想史における意義。
今は亡き漢学の権威諸橋轍次博士と仏教学の重鎮中村元博士がやさしく語り合った、二つの思想、東洋の心、そして日本人の心のあり方。気忙しい日々を過ごす現代人に贈る。
聖徳太子ゆかりの寺院や遺蹟をめぐりながら、仏像や建築などを凝視し、日本独自の姿の背後に見られる奈良仏教のコスモポリタン的な性格をさぐる。インドから南・東アジアをへて日本にいたる普遍的国家の理想実現をめざした精神をとらえ、聖徳太子の世界思想史的な意義を、比較思想の視点から描き、聖徳太子の寛容の精神の現代的意義を明らかにする。碩学が長年研究をつづけてきたテーマをはじめてまとめた新しい聖徳太子像。
レンヒェンは、両親がなんでも自分のいうことをきくようにと、魔女にもらった角ざとうをのませます…。おとなと子どもは敵どうし?。エンデの不思議な物語。
新しい思想の創造を目指して、日本の比較思想研究を常に主導し続ける著者の、三十余年におよぶ歩みを集成。
インドの哲学体系のうち主要な16種類を叙述した概説書『サルヴァダルシャナ・サングラハ』(14世紀、マーダヴァ著)を世界で初めて全訳。
スパイスーこの言葉には妖しげで魅力的な響きがある。それを裏づけるかのように、スパイスは古来、調理のみならず、染色・着香・薬用・魔除けにと生活の様々な側面に役立てられてきた。古代びとの知恵の世界に遊び、蘊蓄を傾け、魔訶不思議なイラストも交えてスパイスの本性を現代によみがえらせようとする本書。
好評の正編に次ぐ続編。密教や禅のことばもとり上げた便利な仏教語小辞典。
スッタニパータ、ダンマパダ、般若心経、法華経、維摩経、大日経、理趣経…。原始仏教、大乗仏教、密教の著名なお経を、説話やエピソードをまじえて平易に説く。
「スッタニパータ」をはじめとする原始仏典から、ブッダの精神を解き明かす。原始仏教を知りたい人に最適の書。